SUNYの注目校1: Binghamton University

ニューヨーク州立大学(State University of New York)通称SUNY系列の大学の中から注目の大学をシリーズでご紹介していきます。一回目はBinghamton University(ビンガムトン大学)。ビンガムトン大学はSUNY系列の中でももっとも認知度、競争率も高い大学の一つであると言えます。2012年のUSニュース調べでは全米ランキングで90番。知名度は抜群なのに、学費が安いので人気です。ニューヨーク州はSUNYの学費を上げてはおりますが、それでも州外出身の学生で年間の学費が15000ドル台というのは、この質で言えば格安といえます。高校や大学の成績が良いという学生の方はぜひとも挑戦する価値のある大学です。

ビンガムトン大学はニューヨーク州の南東部、ニューヨーク市内とペンシルベニア州には車で3時間ほど。実際にはVestalというビンガムトン市の郊外に所在しています。自然に恵まれた環境の良い場所です。学生人口が1万人ちょっとですので、総合大学の割に大きすぎず、小さすぎずの良いサイズ。サイコロジー、ヒストリー、工学系、ビジネスなど130もの専攻が提供されています。ビンガムトン大学は学士、修士、博士号まで提供できる総合大学です。1万人程度の学生数でも、スポーツはディビジョン1ですので、大学スポーツも盛んです。

留学生の割合は15パーセント程度ありますので、積極的に留学生も受け入れていることがわかります。100か国程度の国からの学生を受け入れています。留学生がアメリカの大学に早く順応できるように、秋学期前の夏の5週間に、アカデミックサクセスプログラム(ASP)を準備し、英語の補習をはじめとした大学準備プログラムを設けているのもサポートが行き届いているところです。TOEFLの最低点はインターネットベース(iBT)で80、マネージメントなど一部コースでは85の場合もあります。ただし点数が低めの学生に対して条件付きの合格を出して、上記のASPやESLの補習を課する場合もあります。

SUNY出願の注意点:
SUNYシステムには毎年かなりの量のアプリケーションが送付されます。大学のウエブサイトで一応の出願締め切りが記載されてはいるものの、秋学期入学をする場合にはその前年のクリスマス前までには必要書類を提出することを心掛けでください。年を越してしまうと、同年の秋学期までに出願プロセスが終了することは難しくなりますのでご注意ください。

USカレッジコネクションは2012年より、コミカレも含むSUNY系列大学と提携をしているプレースメント会社経由で、SUNY出願のサポートをしております。各大学ではなくSUNYシステムに出願するシステムは時に時間がかかり、なかなか出願プロセスが進まないケースもあります。そんな学生の方の悩みを解消すべくUSCCがサポートいたします。