アーリーアクションでの合否が出始めています

アーリーアクション(Early Action)のカテゴリーでアメリカの大学に出願した学生さんの合否がぽろぽろと出始めています。

アーリーアクションは、つまり早期出願ということ。

通常の出願締め切りよりも数か月早い出願締め切りで、早い所だと11月15日、12月1日などという出願締め切りで、結果は今時期から1月ごろにかけて出てきます。

このアーリーアクションは、昔はその大学が第一志望であるという学生がそのアピールのために出願するという目的で用いていて、第一志望であるのだから、アーリーアクションで出願して合格したら基本的に入学の誓約をするという「縛り」Binding(バインディング)をするのが一般的でした。

そのため私たちアドバイザーも、アーリーアクションで出願=受かったら必ず入学したいという気持ちのある大学ということを指導してきた訳です。

ところが最近は、アーリーアクション出願をして合格しても、入学の縛りがないNo Binding(ノーバインディング)というのも増えております。

では、ノーバインディングの場合、アーリーアクションとレギュラー出願の違いは何なのでしょうか?

アーリーアクション=早く出願して早くに結果が出る。

基本的にはこれが大きな差です。

早くに合否が出るということは、1月に合格できればその後にゆっくり他の大学の結果を待ったり、ファイナンシャルエイドの申込みをしたりできるわけです。留学生の場合だと、ビザ申請の手続きも早くに済ますことができます。

また、留学生も該当するアカデミック奨学金のことで言えば、アーリーアクションのカテゴリーの中から第一陣のスカラーシップ該当者が出るわけで、お金がつきたら終わりというスカラーシップであるものは特に、早め出願でスカラーシップ獲得の確率も高くなります。

ということで、もし11月ぐらいまでに全ての出願書類をそろえられるのであれば、アーリーアクションで出願する利点は十分にあります。

2013年にもなっていない今ですが、アーリーアクションでの出願を狙う場合には、すでに2014年秋学期の準備を始めても決して早すぎないというお話しでした。

本当に年々、出願準備は早まっていると感じます。

最後に、2013年秋学期入学で、大学からの合格がすでにでているというあなたに、

心から、「おめでとう!」