ニューヨークの語学学校

ニューヨークの語学学校を視察のため先週はテキサスからニューヨークに出張していました。

ニューヨークには数々の語学学校が存在します。現地留学エージェントであるU.S.カレッジコネクションは、実際に学校を見学しここならばとおすすめできる学校をご紹介しています。

ニューヨークの語学学校へ留学する利点はいくつかありますが、主なものは:

  1. 大都市の便利さ。地下鉄やバスで移動が可能
  2. 観光プラスで語学を学びたいという方
  3. アメリカを代表する文化の拠点。音楽、ダンス、エンターテイメントの発信地

アメリカへ語学講習を希望する日本人の方の多くがロサンゼルスかニューヨークへ向かうのは頷けます。語学講習でアメリカに来る留学生は韓国、日本、そして最近は国の奨学金を得てやってくるスペイン語圏の学生たちがメインです。6月ぐらいからは多くの南米からの学生で語学学校がにぎやかになるという話もされました。

さて今回訪問した語学学校は以下の3校です。アルファベット順でご紹介します。

アメリカンランゲージコミュニケーションセンター(ALCC)

1974年に開校した歴史のある、大きな語学学校です。常時5000人程度学生を受け入れています。ただし多くの学生はアメリカ国内に住む南米からの移民者です。アメリカにやってきた外国人に英語教育をというのが開校にあたっての理念であったということ。授業の質を保ち、学費をリーズナブルに提供していることから、多くの学生たちが口コミでこの学校へ入学してくるとか。校長は元英語教師であるということで、教科書も独自のものを作っています。クラスサイズは15人から20人程度。典型的なアメリカのカレッジの雰囲気という感じです。建物の中にはコンピューターも数台置いてあるカフェテリアもあります。この学校は週末も含め毎日クラスが提供され、年間でも10日しか学校を閉めないということ。そのため、学生たちは比較的自由に授業を選べたりする利点があります。特にビザなしでニューヨークを訪れ、英語も学びたいというみなさんにとっては、平日10時間だけ、週末の数時間だけなど、選択ができるのも便利です。この学校についてさらに詳しく質問する。

レナート(Rennert)

Rennertの大きなアピールポイントは少人数制の授業です。一つの授業は10人以下に抑えています。そのため小さな教室も多く、丸テーブルを学生と教師が囲んで授業を行っている風景も見られました。プライベートの英会話学校というイメージがぴったり合います。Rennertは集中英語コースに加え、充実した社会人プログラム、バラエティーあふれる英語プラス各種アートプログラム(ダンス、写真、料理など)、さらには日本人からも問い合わせが時々ありますが、TESOL(英語を母国語としない人たちのための英語教授法)のプログラムもあることが特徴です。昨年からはすぐ近くに2つめのキャンパスができました。新しいキャンパス(ビルの中)では大半の集中英語の授業が行われています。学生が無料で利用できるコンピュータールームもありました。Rennertは2011年の3月にマイアミキャンパスが開校します。キャンパスはマイアミでもっともにぎやかなサウスビーチの中にあります。この学校についてさらに詳しく質問する。

ゾニランゲージセンター(ZONI)

ゾニランゲージセンター(以下ZONI)は規模的にはALCC同様、大きな学校です。ZONIはニューヨークの他にもマイアミ(サウスビーチ)そしてカナダのバンクーバーにもキャンパスをもっています。ZONIも独自のテキストを使用しており、英語プログラムの充実さをアピールしています。ここは英語とダンスが学べるプログラムも提供しており、さらには将来的に大学、大学院進学を希望する学生に提携大学への条件付き入学をサポートし、語学講習をしているうちから大学の授業が履修できることで、卒業までにかかる時間を少なくする提携プログラムも打ち出しています。クラスサイズは15人程度。夏場は20人程度になることもあります。コンピュータールーム完備。授業以外のアクティビティーも豊富で、ニューヨークの滞在を満喫できそうです。Zoniは今後英語とホスピタリティーマネージメントが学べるプログラムを考えているとのこと。この学校についてさらに詳しく質問する。