アメリカで使える携帯電話

アメリカへの短期滞在を予定されている方にとって、悩みの種なのが現地で使う携帯電話について。数週間の観光旅行であれば、日本から携帯電話レンタルを利用するのが一番便利なのですが、通話料金が割高なので、数か月滞在と言う場合には料金がかさみますね。

長期滞在になるとたしかにアメリカの携帯電話サービスを利用することが選択しにあがってきますが、ソーシャルセキュリティーナンバーがない留学生は契約時に多額のデポジットを支払う必要があったり、最低でも2年契約が必要であったりする場合があったりするのも事実です。料金的にも、明記されている料金以外に、いろいろな手数料が加わって最終的にはびっくりする料金を請求されたりすることもあります。例えば、マンスリープランが50ドルのはずなのに、合計すると70ドルは支払っているのも当たり前に出てきます。携帯電話料金はばかにならないのです。

そんな中、アメリカに住む日本人のための格安携帯電話サービスHanacell ハナセルが今注目を浴びています。月額基本料金がなんと9.99ドルでその中に無料通話9.99ドルがついてくるというもの。つまり、9.99ドル以内に通話料金を納めればそれ以上に料金が請求されることはないのです。アメリカの大手携帯電話会社であるAT&Tの電話回線を使用しており、通話料金もアメリカ国内通話で1分0.25ドル(送信、受信とも)さらに日本への国際電話も固定携帯電話へともに1分0.5ドルというリーズナブルさ。契約時のデポジットもありませんし、なにより最低契約期間も一切ないというのも魅力です。つまり、2か月、3か月という滞在でもこのハナセル携帯を利用できるという訳です。

電話自体は購入の必要があります。現在ハナセルで提供されている携帯電話の機種は5機種。今皆が持ちたがっているスマートフォンもこの4月から発売されましたし、ニッポンSIMカードに差し替えることでそのまま日本でも利用できる携帯や、料金を抑えたいという方のためには49ドルから電話が購入できます。

たしかにスカイプを利用してインターネットから格安で電話ができる時代になりました。メールでご家族や友人ともコミュニケーションが取れ、電話はなくとも生活ができるかもしれません。ただし緊急時の連絡方法として、あるいは友人との待ち合わせの時など、やはり携帯はないと困るものだと思います。

ハナセルの携帯サービスはクレジットカードさえあれば、オンライン上で簡単に契約できます。ソーシャルセキュリティーナンバー記入の必要もありません。渡米前に日本から契約をすると、日本に電話が届くので、アメリカの空港についたその時から携帯電話が使用できます。最近は空港であっても公衆電話を探すのは一苦労です。アメリカについてすぐに携帯電話が使用できるのは安心です。現在アメリカにお住まいの方も同様にウエブサイトから契約ができ、電話はお住まいの場所に届きます。

ないと不便な携帯電話、でも契約や購入に大変な思いをされていた留学生。そんな皆さんの役に立てないかと思っていたら、ハナセルさんとのタイアップができることになりました。

U.S.カレッジコネクション経由でハナセルを申し込まれた方には以下の特典もついてきます!

  1. 送料無料
  2. 渡米前の方は日本滞在中の月額基本料金が無料(通常は商品が到着した日より月額基本料金の9.99ドルが課金されるのですが、この特典では渡米日に月額基本料金が引き落とされます)
  3. 無料通話20ドル分プレゼント

上記の特典を受けるには、ハナセルのウエブサイトからお申込みください。

ページ上部にUSCCのご紹介特典と書いているウエブページから申し込むことで自動的に20ドルの無料通話がプレゼントされます!
お問い合わせはこちら:mail@usccinfo.com

アメリカ大学・大学院の調べ方

アメリカの大学や大学院に正規留学を目指す方からのお問い合わせが増えています。現在日本の大学生でアメリカの大学への編入をお考えの方、あるいは卒業後にアメリカの大学院進学も考慮されたい方、社会人でキャリアアップとして大学院進学を目指すという方もいらっしゃいます。

アメリカ正規留学を目指す方にとって、どの学校を選ぶか、そこで何を学ぶかということは大変重要です。しかしながら、アメリカには大学機関が3000以上あるというのも事実。「どうやって大学を選んでよいのかわからない。」というご質問も良く受けます。

ということで、今日は大学選びのヒントをお伝えします。

大学の調べ方には大きく分けて3つの方法があると私は思います。

  1. 大学の評判、専攻の評判から選ぶ
  2. この場合には全米中を対象にアメリカの大学ランキングなどを参考にしながら、自分の成績などを考慮した射程距離内の大学からベストな所を選ぶというのが方法になります。まずは大学を決めてから、滞在場所が決定するという順番となりますね。

  3. 滞在したい都市や州が決定している場合
  4. この場合には希望滞在都市や州の中にある大学をリストアップし、州内での大学ランキングや各大学のホームページなどを調査した上で出願大学を決めるという方法になります。もちろん希望滞在都市や州が決まっている場合には、学校選択は少し簡単にはなりますが、希望する専攻が提供されていない場合もありますね。その際には、第2希望の専攻でも良しとするか、他の場所に変えるかの決断をする必要もでてきます。

  5. 全てがまだ漠然としている場合
  6. アメリカへの正規留学はしたいが、まだまだ何を学びたいのか、どこに住みたいのかも分からないという方。この場合には、まずは自分自身を見つめなおし、自分のライフスタイル、趣味、将来の夢などを考えてみてください。都市にも行きやすい便利な場所に住みたいのか、多少不便でも学費が安いところが良いのかなど、「譲れないもの」をいくつか挙げることで大学選びもクリアになってくると思います。

大学を調査する時にアメリカ国内や州内の大学のランキングを調べるということは重要です。

アメリカで最も信頼されている大学ランキングや学校情報の情報源としては、US NewsPrinceton Reviewなどをお勧めします。

例えば、US Newsのアメリカ国内大学ランキングを見てみますと、トップ190の大学を見ることができます。また、ランクインをしていない大学でも良質のプログラムを持っているところ、州別、地域別での大学情報も入手できます。3000も大学があるアメリカですので、一握りのトップ200に入っていない大学でも良いプログラムを持っているところはたくさんあります。

重要なのは、上記したUS News やPrinceton Reviewなど「客観的に」大学を審査したリサーチを参考にするということです。その上で気になった大学のホームページをのぞき、ご希望の学部の様子などを調べてみてください。大学が持っているFacebook やYouTubeなどを見てみると学生たちの生の声を聞くこと、見ることができます。

さらに自分で学校の調査をやってみることで、自然に英語で文章を見るという作業をしていくため、英語の勉強にもなるという特典付きです。このような作業を通す中で留学への思いがより一層深まっていくのではないでしょうか。

留学をされる学生の方一人一人がこのような調査をした上で留学アドバイザーとお話しをするというのがベストな形だと思います。

アメリカ留学:サンフランシスコの魅力

サンフランシスコ
サンフランシスコ

アメリカ留学を志す皆様に、留学先の候補に加えていただきたいアメリカの都市をシリーズでご紹介しています。今回は、有名なサンフランシスコについて。

サンフランシスコはアメリカ人の間でも訪れてみたい場所の上位に入る、人気の観光都市です。平均最高気温は真夏でも摂氏20度程度、冬でも14度ぐらいと、気温の差があまりない住みやすさも魅力です。このような気温からでしょうか、市民も温厚で観光客にもあたたかく接してくれるようです。都会であっても緑が多く、路面電車が傾斜の多い町を進んでいく風景はテレビや映画でも多く紹介されています。

サンフランシスコはニューヨーク市に次いで、公共交通機関への依存度が多い大都市でもあり、地下鉄、路面電車やとローリーバスが市内を網羅。自分で車を運転しなくともどこにでも行けるというのは、留学生にとっても魅力的です。

サンフランシスコ市内に所在する大学やカレッジで大きなところでは、私立のサンフランシスコ大学、サンフランシスコ州立大学(Cal State系列)、カリフォルニア大学サンフランシスコ校(UC系列)。この3大学は非常に混同しやすいのですが、皆別の大学です。3校とも大きな総合大学です。コミュニティーカレッジとしては、シティーカレッジオブサンフランシスコがあります。

私立の語学学校も所在していますし、コミュニティーカレッジの語学講習所という選択も可能です。

またサンフランシスコとロサンゼルスのちょうど真ん中あたりにある、サン・ルイス・オビスポ(San Luis Obispo)にあるカリフォルニア・ポリテクニック州立大学はアメリカ全土のベスト大学にもランクされる良質の大学です。理系で成績も良いという方は、ぜひチェックしていただきたい大学ですね。大学自体は風光明媚な山の上にあり、キャンパスには馬もいたりします。

サンフランシスコはその環境の良さ、交通の便の良さ、日本の食材も容易に入手できるなど、日本人がアメリカに来ても一番ギャップを感じることが少ない場所であると思います。たった2日だけサンフランシスコを訪問した私の友人も「生活するには良い場所」という感想を語っていました。

これからやってくる夏休みの数週間、短期の語学留学をしたいという方にもおすすめの場所です。

アメリカ留学:ノースカロライナ州ローリー市周辺の魅力

ローリー市
ローリー市ダウンタウン

アメリカ留学を志す皆さんへ留学先の候補に加えていただきたアメリカの都市をシリーズでお伝えしています。今回はノースカロライナの州都であるローリー市とその周辺の都市をご紹介します。

アメリカ南部の学術都市と言えば、ノースカロライナ州のローリー市周辺でしょう。有名なデューク大学があるダーラム、ノースカロライナ州立大学のあるローリー、さらにノースカロライナ大学チャペルヒルがある、チャペルヒル。近隣同士であるこの3つの都市を称して、研究都市の三角地帯「ザ・トライアングル」という程です。ダーラムにあるリーサーチトライアングルパークはアメリカで一番大きく、権威のある研究施設の一つです。このあたりは南部の中でも洗練されたイメージがあります。

アメリカのトップ大学として毎年登場するデュークはもちろんのこと、ノースカロライナ大学チャペルヒルも「価値のある大学」の一つとしてU.S. ニュースの大学ランキングの上位に登場しました。

黒人学に興味がある方に特筆すべきなのは、ノースカロライナは歴史的黒人大学(Historically Black Colleges and Universities, HBCU)を一番多く持つ州でもあるということです。ノースカロライナ州に11校あるHBCUのうち、ダーラムにあるのがノースカロライナセントラル大学、ローリーにある小さなクリスチャン系のセイント・オーガスティンカレッジもHBCUですし、一番大きなそしてマーチングバンドも有名なHBCUであるノースカロライナA&Tはローリー市からも車に西に1時間30分ほど走らせると到着するグリーンズボロ市にあります。

4年制大学に進学する前にまずはコミュニティーカレッジからという学生にも多くのコミュニティーカレッジがノースカロライナにあります。ノースカロライナ州で語学講習という場合には、大学やコミュニティーカレッジ付属の語学講習所が中心になります。

ノースカロライナは温暖な気候ながら、四季を感じられる場所でもあるので日本人としては嬉しいところです。州都であるローリー市は大きなビルも立ち並ぶ都会でありながら、自然を楽しめる場所も近郊に多くあるのも魅力ですね。

近隣3都市に3つの大きな大学が所在するため、カレッジスポーツの観戦は住民にとって大きな楽しみとなりますし、プロフェッショナルスポーツの本拠地があるのもこの地域です。カレッジタウンとビジネスの中心を兼ね添えたローリー周辺はバランスの取れた町であると言えます。

TOEFL対策:マイクの前で話す練習してますか?

アメリカのカレッジや大学留学を志す皆さんがまず乗り越えなければならないのが「大学が要求する英語力に到達すること」。英語力を判断するテストの一つがTOEFL(トフル)なのですが、受験されたことありますか?

TOEFLは文法、リーディング、ライティングの各項目にスピーキングが加わったインターネットTOEFL(iBT)が日本でも一般的になりました。インターネットテストですので全てがコンピューターを通して行われ、スピーキングもコンピューターにヘッドホンを接続し、聞こえてくるガイダンスに従って「答えを話しかける」という方法になります。

日本人にとってこのスピーキングが難しいという声をよく聞きます。普段人前で英語で話すのさえ緊張するのに、テストとなるとなおさらですね。コンピューターが相手というのもなんとなく感覚がつかめない「おかしな感じ」を覚えるかもしれません。

受験前に必ず「マイクの前で話す」という練習をしてみてください。

私はその昔アナウンサーをしておりましたので、マイク前で話すことと、通常のしゃべりとはかなり感覚が違うということは身をもって理解しています。落ち着いて、自分の声を聞きながら話すことが大切ですね。

また一度自分の声を録音し、どのように聞こえるか確認してみることも大事だと思います。普段自分が思っている「自分の声」と「録音された時に聞こえる声」もまた全く違うものです。

さらに会場によっては、コンピューターがいくつも並び他の受験者の声も聞こえてくるという状況もありえます。とにかく試験に集中すること。雑音の中でも集中できる訓練を行う必要があるでしょう。

例えばいつもは一人で静かに勉強されているかもしれませんが、本をもってコーヒーショップやホテルロビーで勉強してみるなんていう練習もどうでしょうか。

文法やリーディングなどと同様にスピーキングも十分な学習(準備)をしてのぞんでください。

アメリカ留学:テキサス州ダラスの魅力

ダラス
ダラス市内ダウンタウン

アメリカ留学を目指す皆さんへ、留学先の候補として加えていただきたいアメリカの都市をシリーズでご紹介しています。

今回は私も住んでいるテキサス州のダラス市周辺についてご紹介します。

テキサス州は実はカリフォルニア、ニューヨークに次いで3番目に世界からの留学生を受け入れている州です。

大きな州ですので、留学生が多くいてもあまり目立たない感じもあるかもしれませんね。日本人の方にとってはあまり注目はされていないようですが、広大な土地で、しっかりと勉強に励みたいという方向きです。

テキサスと言えば、オースティンやヒューストンの方が都会かと思われますが、ダラス・フォートワース地区都市群の人口はアメリカで第5位と、ヒューストン地区を抜いて州内で一番です。またダラス・フォートワース地区にはアメリカ企業の本社ですとか、日本の会社もいくつか進出していますので将来的にアメリカで働くことを考えている方には良いかもしれません。

これは余談ですが、テキサス州は所得税がありません。ということで、アメリカ政府に払う所得税を納めるのみで、州に所得税を支払う必要はないのです。生活者にとってこれはとても嬉しいです。

ダラス近郊の私立大学で最も有名なのはサザン・メソディスト大学(SMU)。SMUのキャンパスの美しさ、プログラムの充実さはさすが私立です。公立では、テキサス大学アーリントン校、テキサス大学ダラス校も大きい大学です。留学生を多く持つ公立大学ではノーステキサス大学、私立では小さい学校ですがダラスパプティスト大学もあります。ノーステキサスやダラスバプティストは大学付属の語学講習所も持っています。

もちろんダラス・フォートワース周辺の各都市にはコミュニティーカレッジもあり、将来的にテキサスの大学へ進学したい学生が多くコミュニティーカレッジで学んでいます。これはテキサスに限ったことではないのですが、コミュニティーカレッジは通常寮は持っていません。学生の多くが近所に住む学生であるためです。

ところが、ダラスから東に2時間ほど車を走らせたところにあるキルゴアという小さな町にあるキルゴアカレッジは寮もあるコミュニティーカレッジです。また学費、寮費を含めた年間の経費が1万4千ドルほど(日本円にして120万円以内)で収まってしまうというのも魅力です。小さな町ですので学校の周辺以外は遊び場所はないかもしれません。

でも、コミュニティーカレッジのはじめの2年間をしっかりと学んで良い成績を修め、都市の有名大学へ編入していくきっかけを作るという野望のある方、ぜひとも挑戦してみてください。

ダラス・フォートワースにはダラスカウボーイズスタジアム、アミューズメントパークのシックス・フラッグス。ケネディー大統領が暗殺された場所に作られた公園や博物館。おしゃれなショッピングエリアなど見どころもあります。

広い土地に見どころが点在していますので、たしかに車がなければ移動は難しい場所ではあります。

しかしながら、ダラス中心地から北の郊外まで伸びる列車を利用して、ダラス市内であれば移動は十分に可能です。

夏の暑さが大変ではありますが、雪がほとんど降らない場所であるということは利点です。暑い場所ですので公共機関には当たり前にエアコン配備ですのでご安心ください。

ダラスの生活についてさらに知りたいという方は、私が青森朝日放送のウエブサイト上で連載している「今入亜希子のダラス日記」をご覧ください。

ウエブサイトはこちらから:http://www.aba-net.com/dallas/index.html

時々ダラスを飛び出して他の都市のことも書いています。私がこれまで滞在したバージニア、ボストン、シカゴの生活日記もこの青森朝日放送のウエブサイト上からチェックできます。

アメリカ留学:ワシントンDCにも近いバージニア州内の魅力

バージニア州ノーフォーク市
バージニア州ノーフォーク市

アメリカ留学をお考えの皆さんへ留学先の候補に加えていただきたいアメリカの都市をシリーズでご紹介しています。今回は一つの州にあるエリアのご紹介といった方が正確でしょうか。

アメリカの首都と言えばもちろんワシントンDCですね。政治の中心都市としてワシントンDCは観光の見どころは多くあります。留学先としては、超有名校であるジョージタウン大学、ジョージワシントン大学、アメリカン大学などを目指し、政治や法律などを学びたいという方には適した場所だと思います。

ところが大学の数、特に公立大学の数があまりないというのも現実です。国家政治の中心地であるため、またディスとリクト(特別区)という限られた領域のために、大学の数が少ないのも頷けます。

そこでおすすめしたいのが、このワシントンDCにも車で3、4時間の範囲内にあるバージニア州の地域。

ワシントンDC郊外のバージニア州には公立の良質大学がいくつか所在しています。バージニア大学は「もっとも価値のある大学」としてUSニュースの上位にランクインしましたし、歴史あるウィリアムズ・アンド・メリー大学、ジェームスマディソン大学、ジョージメイソン大学、バージニアコモンウエルス大学、オールドドミニオン大学、バージニアテック、クリストファーニューポート大学なども有名です。私立では、リベラルアーツ系の上位にいつもランクされているリッチモンド大学、さらにはリージェント大学、ロングウッド大学、ランドルフカレッジなどもその質が評価されています。

またバージニアにはワシントンDCにも近い場所に、ノーフォーク大学、バージニアステート、バージニアユニオン、ハンプトン大学という4校の歴史的黒人大学(HBCU)が所在していることも特徴です。黒人学やマーチングバンドに興味があるという方はHBCUも良い選択だと思います。

まずは事前の語学講習が必要という場合には、大学付属の語学講習所が中心になります。あるいは、ワシントンDCに所在する大手の私立の語学学校に進学することも可能です。

バージニアは日本のように4季が感じられる場所であるということ。冬が温暖であるという面でとても過ごしやすいと私は思います。またワシントンDCへの近さ。さらには南部特融の人々の温かさも魅力でしょうか。ワシントンDCから車で3時間半程度の場所にあるハンプトンロードというエリアは、ノーフォーク、バージニアビーチ、ハンプトンなど中規模の湾岸都市が集まった都市群で、アメリカで一番大きな海軍基地を抱えるノーフォークを中心に意外に国際色も溢れた、でものんびりとした場所です。オールドドミニオン大学、ノーフォーク大学、ハンプトン大学、タイドウォーターコミュニティーカレッジなどコミュニティーカレッジから大学進学への道も容易に選択できます。

私は歴史的黒人大学の一つであるノーフォーク大学でマスコミ学を学びました。その後アドミッションカウンセラーとして母校に戻り、学生受け入れサポートを4年弱にわたってノーフォーク大学で行いましたので、どうしてもこの地域を甘く評価していまいますことをお許しください。

関東出身の方で、オールドドミニオン大学付属の語学学校で6か月ほど滞在された方は、今でもアメリカのどこの都市に比べてもバージニアが好きだとおっしゃいます。一度訪れて、生活されるとその良さがわかっていただけると思います。

アメリカ留学:ラスベガスの魅力

ラスベガス
ラスベガス

アメリカ留学を志す皆様へ、留学先の候補に加えていただきたいアメリカの都市をシリーズでご紹介しています。今日は誰もが知っているラスベガスについて。

ラスベガスと言えば、カジノ、豪華なホテルに、連日繰り広げられるエンターテイメント。最近は子供向けのアトラクションンなども作られ、大人から子供まで誰もが楽しめる一大エンターテイメント都市として世界中の人々を魅了しつづけている都市です。

「観光目的なら理解できるが、どうして留学?」

そうお考えになる方もいらっしゃるかもしれません。

ホテル業界、エンターテイメント業界、レストランビジネス。

このようなビジネスに興味がある皆さんにとって、ラスベガスへの留学はとても大きな利点をもっているのです。

ラスベガスにある大きな総合大学と言えば、ネバダ大学ラスベガス校。カジノの町、ラスベガスならではのユニークな専攻が目を引きます。その一例を上げてみます。

  • ホテルマネージメント
  • ホスピタリティーマネージメント
  • リゾートマネージメント
  • 料理マネージメント
  • フードサービスマネージメント
  • ゲームマネージメント(カジノ経営)
  • エンターテイメント技術デザイン
  • ダンス

ホスピタリティーマネージメント、エンターテイメントのみにとどまらずそこから分岐したリゾート、フード、エンターテイメントエンジニア、カジノ経営など細かな専攻を打ち出しているのが、他の大学では見られないものです。さらに、カウンセリング専攻の学生は、ギャンブル中毒者のカウンセリングについての講義などを履修することができるのもラスベガスならではないでしょうか。

大学の教育だけではなく、このラスベガスに住むということでもちろんさまざまなインターンシップの機会も与えられるわけです。

将来的にネバダをはじめとした4年制大学への編入を実現させるために多くの学生がコミュニティーカレッジの門をたたきますが、ラスベガスにあるコミュニティーカレッジはカレッジオブサザンネバダ。(College of Southern Nevada)。

このラスベガスには大手の語学学校の数校がキャンパスを持ちますし、大学付属の語学研修所で学ぶことも可能です。やはりネバダを選ぶ語学研修生のほとんどは将来的にホスピタリティーマネージメント、エンターテイメントビジネスの世界で働きたいという夢をもった人々ということです。

カジノ、エンターテイメントという魅惑的な世界を支えるビジネスパーソンの育成を担っているのがこのラスベガスと言えるのではないでしょうか。

アメリカ留学:シアトルの魅力

Seattle
シアトル

アメリカ留学についてのお問い合わせで、ニューヨーク、ロサンゼルスに次いで、場所指定が多いのがワシントン州にあるシアトル市です。

シアトルはアメリカ人の間でも常に「住みやすい都市」の上位にランクインしている街でもあるので、アメリカ人の友人からの薦めなのでしょうか。あるいはイチローなど有名なスポーツ選手が所属したチームがシアトルをホームにしているという知名度なのでしょうか。

いづれにしても、シアトルは自然も豊かで治安も良い、しかも都市というのが人気の理由なのだと思います。日本からも近いという利便性も魅力です。飛行機で8時間ほどで到着しますし、また国境を超えてカナダへの旅行も車ですぐ行けるというのも人気なのでしょう。

シアトルで一番大きな大学と言えば、ワシントン大学。この大学は西海岸ではもっとも古い公立の大学の一つで、博士号まで授与できる総合大学です。将来的にこのワシントン大学などの4年制大学へ編入を可能にさせるためのコミュニティーカレッジもシアトル周辺にいくつかあり、例えばショアラインコミュニティーカレッジやハイラインコミュニティーカレッジなどは日本人をはじめとする留学生の受け入れも積極的です。コミュニティーカレッジは通常寮はあまりないのですが、シアトル周辺だと、寮やホームステイなどの紹介もしてくれるところがあります。

英語集中プログラムについても、大手の英語学校もシアトルにキャンパスを持っていますし、シアトルで長く語学学校を運営してきたローカルの学校もあります。私立の語学学校やコミュニティーカレッジや大学付属の英語集中コースなど選択肢は比較的多いと思います。

シアトルの難点と言えば、雨が多いこと。曇り空で、雨が降ったり止んだりの連続というのも珍しくありません。それでも梅雨時期を経験している日本の皆さんにはあまり影響はないのでしょうか。

そうそうシアトルはスターバックスの発祥の地でもありますので、訪れたらやはりこコーヒーを味わってみてください。

アメリカ留学:ボストンの魅力

ハーバード大学
ハーバード大学

アメリカ留学を目指す皆さんへ留学先の候補に入れていただきたいアメリカの都市をシリーズでご紹介しています。今回はマサチューセッツ州のボストンについて。日本人にとってもなじみのある街だと思います。これまで日本人の野球選手がレッドソックスでプレーしたことから、この街はさらに有名になったのかもしれません。

ボストンはアメリカでもっとも歴史の古い街の一つです。イギリス(イングランド)から清教徒たちが入植したことが始まりで、マサチューセッツ、メイン、ニューハンプシャーやロードアイランド州をまとめてニューイングランドと呼ぶのもそのためです。

世界中から留学生や研究者が集まるボストン周辺には、ハーバード大学、マサチューセッツ工科大学、タフツ大学にノースイースタン大学といった世界のトップレベルの大学が所在します。さらには、留学生を多く集めるボストン大学にボストンカレッジ(全く異なる2つの大学です)、メディアの単科大学であるエマーソンカレッジ、国際学部が有名なレスリーカレッジ、バークリー音楽大学など魅力的な大学もここをホームタウンとしています。その他フィッシャーカレッジ、マウントアイダカレッジ、女子大のパインマナーカレッジなど多くの高等教育機関がここボストン周辺に所在しているのです。有名な大学への編入が可能ということで、バンカーヒル、ロックスベリーといったコミュニティーカレッジも人気です。

ボストンには大手の私立語学学校もいくつか入っていますし、大学付属の語学講習所も多くあります。ロサンゼルスやニューヨークに比べると日本人人口は低くなるのが利点だと思います。もちろんロサンゼルスやニューヨーク同様に観光の見どころはたくさんありますし、電車でどこにでも行ける便利さもあります。さすがにアメリカで最も古い街の一つであるだけに、鉄筋建てのビルの合間に築100年以上の歴史的建造物が当たり前のように並んでいたり、雰囲気のある街であると思います。ハーバード大学周辺は学生でなくとも、一度は訪れてみたい場所です。アメリカの文化と歴史を肌で感じられるのがボストンの魅力ではないでしょうか。

難点はと言われれば、迷うことなく雪の多さと答えます。実は私もこのボストン地区に数年住んだ経験がありますが、冬には数度私の車が雪に埋もれました。でも雪になれている場所ですので、対応は慣れたものです。数センチの雪では学校や職場はお休みになりません。除雪体制もしっかりしていますので、大丈夫乗り越えられます。また春先の緑の美しさの感動は雪深い冬を乗り越えてこそ感じられるものです。

ニューイングランドの名産であるクラムチャウダーとロブスターは一度は食してみてください。