学校見学でやってきた今回のボストン旅行は、爆破事件とMIT警察官射殺事件の容疑者と警察官との銃撃戦及び逃走で、思いもよらぬ、スケジュール通りには全くことが運ばない状況のまま、今旅行の日程を終えようとしております。
この状況のせいで、ボストン市内及び周辺は金曜日は丸一日動かず、住民や観光客も外に出るなという通告が出、基本的にホテルに缶詰め状態。ボストン市内や周辺の大学や語学学校は全てクローズ。公共交通機関も動かず、タクシーも入ってくることはなく、観光地のボストンが静かな街へ変身。それに代わっていたるところに警察とパトカーが配備。
24時間オープンのはずのセブン・イレブンも、毎日開店しているマクドナルドも全てクローズ。ホテルのレストランですら従業員が街に入ってこられない状況のため休業状態。
このような中で、もし留学生が同じ状況におちいったらということを考えてみました。
Listen, Follow, Be aware
大きな事件、事故が起こって町全体がクローズ状態になったら、必ず学校や、政府機関からの指示がでます。その指示を聞いて、従い、状況の更新を逐一チェックすること。
無理はしない。
自分は大丈夫だ、あるいはせっかく観光に来ているからと、無理な行動は絶対に避けること。
このような状況に陥ったら、とにかく安全な場所に、皆と一緒に留まる事が賢明なのです。
旅行先でこういう状態になっても、また次にくればいいではないですか。無理はしないこと。
また今回のことで、大学や学校側の迅速な対応を実感できました。
ボストン市内、周辺がクローズという通告がおりた数分後には、学校側のウエブサイトやソーシャルサイトには学生への呼びかけが始まっていました。
速やかに町は静かになり、人々は事件のアップデートをテレビやラジオ、ウエブサイト、さまざまなメディアで確認していました。
留学生も、何らかのメディアで情報をチェックすることは欠かせません。
それにしても、この事件でボストンはほぼ1日クローズ状態。
残りの容疑者一人が逮捕された夕方には、これまた迅速にそのニュースも伝えられ、私が宿泊していたホテルでもロビーには
WE GOT HIM!
捕まえた。という一文が書き込まれていました。
雨の土曜日のボストンは静かですが、平和です。
とにかくボストンに平和が戻って来て良かったと思いつつ、ボストンを後にします。
見学してきた学校の数は減りましたが、いろいろなことを考えさせられた今回の旅行でした。
学校リポートはまたのちほど写真でお伝えします。