高校訪問リポート:The Brook Hill School

USカレッジコネクションが高校出願をサポートできる学校を訪問しそのリポートをお届けします。

ブルックヒルスクールは、幼稚園生から高校生までを受け入れるK12の学校です。テキサス州ダラスからだと車で西に2時間30分ぐらい。タイラーという都市のすぐ南に所在します。都市が近いだけに、生徒達の活動範囲が広がることは大きな魅力。

ブルックヒルスクールは20年ほど前に設立された新しい学校。広大な土地に新しい校舎が際立ちます。

通学をするデイスクールの学生と、寮生活をするボーディング学生のどちらも受け入れています。全校生徒はおよそ650人。

海外からの留学生で寮生活を送っている学生はおよそ60人。26か国もの違う国から学生達が集まっていきいるということで、多国籍です。

学校訪問をした日も、人種や国籍の違う学生たちが多いのが印象的でした。

留学生の寮生はみな高校生で9年生以上です。日本の中学3年生にあたるのがアメリカの9年生。9年生から12年生の4年間がアメリカではハイスクールです。

見学をした女子寮はとても美しく、新しく、広い台所もあり、4台もの冷蔵庫があり子供たちは飲み物や食べ物を保管することが可能です。

寮生活では3食とも食事がでますが、台所で食事を作るという選択肢もあるのです。

寮には同じ敷地内で暮らすボーディンペアレンツがおり、またモニターと呼ばれるお世話役の方とともに、子供たちのサポートをします。週末には子供たちをつれてでかけたり、定期的に買い物ツアーを組んだり、生徒たちが不自由なく暮らせるサポートをします。

週末のアクティビティーでは、Six Flagsや映画館、スポーツ観戦にでかけたりもしますが、このようなアクティビティー費用に対して追加徴収はなく、すべて学校が負担します。

高校のカリキュラムでは、Advanced Placement(AP)コースも選択でき、難しいカリキュラムを履修すると大学進学の際にも有利となります。またAPのテストをうけると、大学によっては単位として認めます。

また、デュアルエンロールメントといって、高校在籍中に近隣のタイラージュニアカレッジの大学レベルの授業履修も可能です。よって高校を卒業するときまでに大学レベルの単位を1年分以上履修し終える生徒もいます。その場合大学入学時にはすでに大学レベルの単位をもっていることになりますので、4年をかけずに大学を卒業することが可能になるのです。

 

テキサスのルールで非常に魅力的なこと:

テキサス州の高校に3年間以上在籍をすると、テキサス州の州立大学では州内出身価格(インステート学費)が適用となること。

つまり、10年生、11年生、12年生と在籍できれば、例えばテキサス大学オースティンや、テキサスA&M大学などに進学して州内出身価格が適用されるのです。

州内出身と州外出身価格の差は、2倍以上、3倍といっても極端ではありません。

留学生の保護者の方にとっては、大きな恩恵を受けるシステムです。

他州にもたくさんの有名大学はあるものの、最終的にはテキサス州のトップ大学にとどまる結論を出す留学生が多いのもこの理由によります。

語学サポートが必用な学生には9年生と10年生の2年間はESLサポートが付きます。出願時にはある程度の英語力を必用としますので、TOEFLやTOEFLジュニアなどのスコアを提出する必用がありますが、ESLサポートがあるため点数が低めの学生も状況によっては受け入れます。

スポーツへの取り組みも盛んで、ゴルフ、テニス、野球、バレーボール、陸上、ソフトボールなど力をいれており、スポーツ部に入学する留学生も歓迎です。ゴルフは近くに環境のよいゴルフ場があります。

アメリカのボーディングスクールの経費は幅がありますが、ブルックヒルは平均価格よりも少し下でもあり価格的にも魅力的です。1年のボーディングの学費と滞在費の合計は4万ドル台。

日本からの乗り入れも、ダラスまでは今は直行便がでています。ダラスからさらにタイラーの地方空港までいけば、一番近いのですが、ダラス空港へも学校のスタッフが学期前、ホリデーのお休み前などは無料で送迎をしてくれます。

美しいキャンパス、スタッフのサポート、学校の手厚いサポートが印象に残った今回のブルックヒルスクールの訪問でした。

さらに詳しくこの学校について知りたいという方はお気軽にご相談ください。

問い合わせフォーム

img_4548

USCCのフェイスブックページでもThe Brook Hill Schoolの写真を公開しています。ぜひともご覧ください。