アメリカ留学:テキサス州ダラスの魅力

ダラス
ダラス市内ダウンタウン

アメリカ留学を目指す皆さんへ、留学先の候補として加えていただきたいアメリカの都市をシリーズでご紹介しています。

今回は私も住んでいるテキサス州のダラス市周辺についてご紹介します。

テキサス州は実はカリフォルニア、ニューヨークに次いで3番目に世界からの留学生を受け入れている州です。

大きな州ですので、留学生が多くいてもあまり目立たない感じもあるかもしれませんね。日本人の方にとってはあまり注目はされていないようですが、広大な土地で、しっかりと勉強に励みたいという方向きです。

テキサスと言えば、オースティンやヒューストンの方が都会かと思われますが、ダラス・フォートワース地区都市群の人口はアメリカで第5位と、ヒューストン地区を抜いて州内で一番です。またダラス・フォートワース地区にはアメリカ企業の本社ですとか、日本の会社もいくつか進出していますので将来的にアメリカで働くことを考えている方には良いかもしれません。

これは余談ですが、テキサス州は所得税がありません。ということで、アメリカ政府に払う所得税を納めるのみで、州に所得税を支払う必要はないのです。生活者にとってこれはとても嬉しいです。

ダラス近郊の私立大学で最も有名なのはサザン・メソディスト大学(SMU)。SMUのキャンパスの美しさ、プログラムの充実さはさすが私立です。公立では、テキサス大学アーリントン校、テキサス大学ダラス校も大きい大学です。留学生を多く持つ公立大学ではノーステキサス大学、私立では小さい学校ですがダラスパプティスト大学もあります。ノーステキサスやダラスバプティストは大学付属の語学講習所も持っています。

もちろんダラス・フォートワース周辺の各都市にはコミュニティーカレッジもあり、将来的にテキサスの大学へ進学したい学生が多くコミュニティーカレッジで学んでいます。これはテキサスに限ったことではないのですが、コミュニティーカレッジは通常寮は持っていません。学生の多くが近所に住む学生であるためです。

ところが、ダラスから東に2時間ほど車を走らせたところにあるキルゴアという小さな町にあるキルゴアカレッジは寮もあるコミュニティーカレッジです。また学費、寮費を含めた年間の経費が1万4千ドルほど(日本円にして120万円以内)で収まってしまうというのも魅力です。小さな町ですので学校の周辺以外は遊び場所はないかもしれません。

でも、コミュニティーカレッジのはじめの2年間をしっかりと学んで良い成績を修め、都市の有名大学へ編入していくきっかけを作るという野望のある方、ぜひとも挑戦してみてください。

ダラス・フォートワースにはダラスカウボーイズスタジアム、アミューズメントパークのシックス・フラッグス。ケネディー大統領が暗殺された場所に作られた公園や博物館。おしゃれなショッピングエリアなど見どころもあります。

広い土地に見どころが点在していますので、たしかに車がなければ移動は難しい場所ではあります。

しかしながら、ダラス中心地から北の郊外まで伸びる列車を利用して、ダラス市内であれば移動は十分に可能です。

夏の暑さが大変ではありますが、雪がほとんど降らない場所であるということは利点です。暑い場所ですので公共機関には当たり前にエアコン配備ですのでご安心ください。

ダラスの生活についてさらに知りたいという方は、私が青森朝日放送のウエブサイト上で連載している「今入亜希子のダラス日記」をご覧ください。

ウエブサイトはこちらから:http://www.aba-net.com/dallas/index.html

時々ダラスを飛び出して他の都市のことも書いています。私がこれまで滞在したバージニア、ボストン、シカゴの生活日記もこの青森朝日放送のウエブサイト上からチェックできます。