いよいよ、2015年の秋学期入学に向けての、大学早期出願の締切がせまってきています。
英語でいうと、Early Decision
通常の出願締め切りとは別に、早期出願を別枠にして、早めに出願を促し、早めに合否を出すという特典です。
あるいは、カリフォルニア大学(UC系列)の大学のように、翌年秋学期の入学希望者は前年の11月30日までにオンラインでの出願をしないといけない、というところもあります。11月30日を過ぎると、出願はできないという厳しいものです。
昔は、早期出願は第一志望の大学に「自分は合格したら進学するつもりです」という意思表示のために早めに出願、合格したら入学するという暗黙の了解的な雰囲気がありました。大学によっては、合格すれば進学することを前提とする、「縛り」があったことも。
ところが今は、この規制はほとんどなく、早期出願したからといって必ず合格した大学に進学しないといけない、という意味は薄らいでいます。
ではなぜ、来年8月の入学のために、ほぼ1年前の夏から出願準備をはじめて11月1日とか15日までに出願をするのか?
早期出願の利点:
- 合否結果が早めにでる
- やはり行きたいというという自分の中でのランキングが高い場合には、早期出願はしたほうがアピールにはなる
- 早めに合格がでると、奨学金の応募もしやすい
- 寮の申込みも早めにすると、部屋を確保しやすい
など、やはり利点は多いのです。
早期出願をした大学に必ず入学する縛りはないので、準備ができるのであれば、早期出願を目指したほうが良いでしょう。
ただし準備ができていないのにむりやり早期出願をするのは逆効果ですので、まだ準備不足であるならば普通の締め切りに間に合わせてしっかりとした書類をしあげるほうをお薦めします。
カリフォルニア大学系列の出願希望者は、11月30日までにとにかくアプリケーションだけはオンラインで提出してしまわないといけません。
今から11月末までが勝負どころです。集中して頑張りましょう!