米国のコミュニティーカレッジを留学先の第一歩として選んで、そこから4年制大学にステップアップするという形が、もはや世界からの留学生の間でも定着してきています。
一つには予算を押さえるため
一つには、2年後に現状で進学できる4年制大学よりも、さらに上の大学への進学を目指すため
一つには、今まだどこで、何を学びたいかがはっきりしていないので、まずはコミカレから。
さまざまな理由で、留学生もコミカレを選ぶ時代になっています。
そうなってくると、各コミカレともおのずと、サービス向上につとめ、自分たちのカレッジの良さをアピールするようになってきました。
これは、留学生にとっても非常に良いこと。一昔前は、コミカレは留学生を受け入れるなんて、「いえいえ、私たちのようなものが」なんていう低姿勢、あるいは「興味なし」状態だったのが、今や海外にリクルーティングにでかけるコミカレすらあります。
とは言っても、米国全体のコミカレの数からみると、留学生を積極的に受け入れようというカレッジの数はそこまで多くなっていないので、学生側は出願先のコミカレを選ぶ際には、確実に自分をステップアップに導いてくれる、あるいは環境的に自分がステップアップできるところを選ぶ必要がある、他力本願ではなく、あくまでも自分がその環境で成功できる場所を選ぶこと。
これまでも、コミカレで注目したいところをご紹介しているUSカレッジコネクションですが、今日は前回も紹介したサウスウエスタンオレゴンコミュニティーカレッジの環境とサポートについてご紹介したいと思います。
オレゴン州は日本人にとっても、自然、緑が豊かで馴染みやすく、学びの環境としても向いています。ポートランドなど美しい町があるのもオレゴン州。総合大学ではオレゴン大学は大規模で、オレゴン州のトップ大学。その他にもオレゴン州立、ポートランドステート、など知名度の高い大学が所在します。
このような大学に進学提携ももち、編入生を送りだしているのが、サウスウエスタンオレゴンコミュニティーカレッジ(Southwestern Oregon Community College)です。
オレゴン州もクォーター制度を採用しているエリアなので、新入生も、9月末の秋クォーター、1月はじめの冬クォーター、4月末の春クォーターから学期をスタートできます。
注目は英語のテストスコアがTOEFLでは45点が合格ラインであるということ。ちょっと低めです。低いから学力が低いということではなく、英語力を補強するコースがあるという意味。よって45点という点数で入学した場合、まずはプレースメントテストを受けて英語力が低めであればそれを向上させるための準備コースから始めていくことになるわけです。
大学編入プログラムのコミカレの学費全体は1年でおよそ1万ドル、生活費との合計の見積もりは1年でおよそ2万ドル。
学生生活での注目は、比較的小規模キャンパス。もちろんコミカレなので、オンラインやパートタイムの学生までをいれた総合学生数は1万人程度になりますが、それでも全米比較で言えばかなりコンパクト。留学生も積極的に受け入れいて、日本人学生の勧誘は昔から行っています。また留学生も戸惑うことなく生活できるように、オンキャンパスハウジングがあることは大きな魅力です。
新任の留学生出願サポートの担当者は、ご自身も日本にてJETプログラムを体験し数年日本に在住された方。日本をご存知の方がサポートにあたってくださるのは嬉しいですね。
もう一つ、このカレッジのユニークな点は、キャンパス内にオレゴンコーストキュリナリーインスティテュートつまり料理人やパティシエを目指す学生たちがフルタイムで学べる学校があること。こういう形態を持つのは非常に珍しいのですが、この料理プログラムを学びたいという留学生も、ビザを取得してきっちり学ぶことができます。料理スクールというと、大半がパートタイムだったりしてビザをとれない場合もあるのですが、ビザを取得できるのは希望する方にとっては魅力です。 1年で修了するプログラムで学費が全体で24000ドル。 1年で終われるというのがカギです。滞在費、生活費と合わせると1年の見積もりは3万ドル台となります。
学生生活は通常のサウスウエスタンオレゴンの施設ももちろんつかえ、寮にも滞在できます。
これからはいよいよ2017年の入学に向けての活動です。
サウスウエスタンオレゴンコミュニティーカレッジや、オレゴンコーストキュリナリーインスティテュートに興味を持った方は、お気軽にご相談ください。
ちなみに、2017年1月の冬クォーターの締め切りは2016年の11月1日ですのでまだ間に合います。
でもすぐに行動に移してください。ご相談をお待ちしています。