ホームステイ・シェア物件を自分で決める際の注意点

留学先の学校、大学も決まり、次は滞在先を決めるとき、あるいはすでに現地にいて滞在先を変えようと思っているとき。節約のために自分で直接、ホストファミリーやアパートを貸し出す大家や部屋のオーナーと交渉する方もいらっしゃいます。自分での直接交渉は、仲介する不動産やホームステイ会社を通さない分、料金的にはリーズナブルになるケースが多いのですが、気をつけないと詐欺にあうケースもあります。

ネットでホームステイ先やアパートシェア先を決める場合
さまざまなウエブサイトがあり、ホストファミリーやアパートをシェアしたい人がサイトに登録をして、住人を募集するというサイトが複数あります。
もちろん、直接自分で告知をかけたほうが安いからと、このようなサイトを利用する大家さんも多いのですが、中には、詐欺目的もあります。ネットを管理する側も、誰が本物で誰が詐欺師なのか、ここの判断は本人がちゃんとリスクを考慮したうえでやりとりをしてくださいというアプローチですので、何か問題が起こっても責任はとりません。

最近は、見るからに詐欺という手口ではなく、交渉を進めているうちは、本当にハウスメイト、ルームメイトを探している方のようにみえるケースも増えています。

実は今回、この内容でのブログを改めて書こうと思ったきっかけも、すでにアメリカにいらっしゃる学生さんからの情報共有からでした。現地にいる方なので、この詐欺にはひっかかりませんでしたが、プロセス自体は普通だったとのこと、ただし、値段の割に非常に良すぎる物件、条件だったということ。

アメリカ現地にいるから、内容がうますぎる場合には、実際に現地にいったり、当人と話をしたりすることで、詐欺なのか、本物なのかを見分けることは可能です。でも、もし国外にいて、このようなうまい話に乗ろうというのは、あまりにも危険です。

「今契約をしないと、渡米したときに住む場所がないかも」

というのであれば、

とりあえず、1週間や2週間滞在する、YMCAなどの公共格安ドミトリーや、ホームステイ会社経由での短期のホームステイなどを利用してください。ホームステイ会社は、申請料金が通常150ドルから300ドルぐらいの間でかかり、この料金は手数料として会社に支払われます。そのほかにホームステイ代金がかかります。 ただし、この保証は、なにか問題が生じた場合、他のファミリーに変更してもらえたり、またホストファミリーを会社が選ぶにあたり、このファミリーはみなスクリーニングを行っていますので、ファミリー自体が偽物ということはありません。

もちろん、こういうホームステイ会社が偽物、ということも疑ってかかればあるわけですが、USカレッジコネクションの方に、どうぞ、ホームステイ会社を紹介してくださいとご連絡くだされば、滞在する都市によってこれまで仕事をしたことがあるホームステイ会社をご紹介や仲介をいたします。

現地に来たあとについては、口コミや、他の学生さんや、学校からの情報で、物件やホームステイ先を自分で探し、その場所を自分で確かめ、話をして、そのあとに、契約をしてお金を払うのであれば、自分の目でみたあとのことですので、失敗は少ないと思います。

さらに言えば、個人間のやりとりだったとしても、できれば書面での契約書があるほうが好ましい。最低でも何週間滞在しないといけないのかとか、デポジットは受領したのか、そして退出時に返金されるのか、途中での契約破棄の際に何か料金が発生しないのかとか、事前に確認をしあい書面を交し合うほうがトラブルは少ないのです。

ということで、現地に到着しない前、しかも日本から契約をして、料金を送金するなどということは、個人間のやりとりでは絶対にしないほうが良いのです。

現地にいって一日目から長期で住める場所が欲しいのであれば、不動産やホームステイ会社や学校の寮に頼ることをお薦めします。

日本にいても起こる詐欺、海外にいたらなおさらです。

慎重に、確実に行いましょう。

オフキャンパスの滞在の場合、まずは数週間仮の滞在先をホームステイや学生レジデンスで、というのを私はお薦めします。現地になれると、どのエリアに住みたいかの希望もでてきます。それから、長期で住める場所を探しても遅くはありません。

ご質問がありましたらお気軽にご相談ください。

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