アメリカ大学進学を目指す皆さんは、来年秋学期の入学に向けて今頃はすでに、出願準備を本格化させていてほしい時期です。
「まだ1年もあるから」なんて言わないでください。多くの大学の出願締め切りは、秋学期で3月から5月。早いところでは1月2月です。そうなると今の時点でTOEFLの点数は確保、あるいは年内には確保していただきたいところなのです。
来年秋学期にはどうしても留学生活をスタートさせたいけれど、TOEFL80点レベルに到達するのはかなり厳しい。成績は悪くはない、むしろ良い方という皆さんに、お奨めしたいのが、ユニバーシティーパスウェープログラムです。
志望大学の英語力より若干低い力の方が、語学講習を続けながら正規入学を目指すということに代わりはありませんが、大学附属の語学講習プログラムから正規学生に上がる場合と以下の違いがあります:
- 大学とパートナ提携をしている会社が通常はパスウェープログラムを運営している
- 語学講習と並行して、大学レベルの正規授業を履修できる
- 1年間のパスウェープログラムを修了すると、大学の2年生にそのまま進級できる
- パスウェーの学生も直接大学に入学した正規学生も見た目、書面上も何の違いもない
INTOという会社は、アメリカでユニバーシティーパスウェープログラムを手掛けてきた老舗とも言えます。これまでは有名な南フロリダ大学とオレゴンステートとパートナーシップを持ち、それぞれの大学内にパスウェープログラムを提供してきました。さらに今年からコロラドステート、来年にもさらに有名な大学とのパートナーシップを始めるとのこと。
南フロリダ大学、オレゴンステート、コロラドステートは全米大学の認知度、ランキングともにかなり上のレベルにいます。皆リサーチ系総合大学です。特に南フロリダやコロラドステートのような大きな大学にはじめから入学するのは、少し不安。英語力も若干低いという場合には、1年間にわたってサポートをしてもらえるパスウェーは実に魅力的です。はじめの1年間をどのように生活できるかが、大学正確を成功に導く鍵であるからです。
南フロリダ、オレゴンステート、コロラドステートのレベルだと通常は要求される成績も学生の平均で3.0以上、TOEFLも71点から80点レベルとなります。ところがこのパスウェーを利用すると、出願時のTOEFLも61点から65点、高校の成績もアメリカ式にして2.5以上あれば入学できるというのも魅力です。
パスウェーに入学後は1年間をかけて、英語の実力をつけつつ正規授業も履修。大学環境に慣れるためのサポートも用意されています。大きな有名4年制大学に1年生から入学したいけれど、不安と言う方にぜひともお奨めしたいプログラムであると思います。
スタディーグループという会社もユニバーシティーファンデーションプログラムと言う名前で有名なジェームスマディソン大学で同様なプログラムを展開しています。ここの場合には出願時のTOEFLの点数によって、在籍する学期数が決まってきますが、卒業後は大学の2年生に問題なく上がれます。
語学学校によってはパスウェープログラムを、アカデミック英語コースとTOEFL免除の大学進学サポートという意味で使用しているところもあります。
詳しくはUSカレッジコネクションにご相談ください。