アメリカ留学パスウェープログラム

11月も目の前で、学士や大学院で2014年秋入学を目指している方は、今必死に出願作業に入っている方も多いでしょう。学士の締切は早期出願の場合11月1日ぐらいからはじまりますし、大学院の出願締め切りも12月1日ぐらいから。

いざ出願作業を始めてみると、ちょっとダイレクトに入るには成績が低いかもしれない。あるいは、大学院といざ決意してみても、GREやGMAT、TOEFLのスコアもちょっと足りないし。 そう思い始めた方いらっしゃいませんか?

パスウェープログラムというのをご存知でしょうか?
英語で書くと、Pathway 目的に達するまでの通過道。

懸け橋という意味になります。

語学学校によっては、進学用の英語講習というコースを、パスウェーと呼ぶところもありますが。

今回は、実際に大学や大学院に進学するための、有益な助けとなる具体的なプログラムとしての、パスウェーをご紹介します。

語学学校を運営する会社組織と、アメリカの大学が提携を組み、最終的に大学生、大学院生進学の道しるべとなるという役割。

出願時は、大学や大学院出願と同様に、TOEFLスコアや成績表の提出も必要です。

ただし、点数はダイレクトに入学するよりも低め。
成績もダイレクトに入るよりも低めで良いし、一定の成績さえクリアしていればだいたい合格できる。

そのうえで、1学期や1年程度のパスウェープログラムを義務づけ、その期間中に語学講習と、さらには、大学や大学院の基礎レベルの正規授業も履修しつつ、しっかりとサポートも受けながら、大学や大学院に順応していけるように指導していくのです。

大学院のパスウェーについては、GREやGMATは出願時には必要ないのも魅力。
パスウェーの期間中に、点数をクリアするべく勉強していきます。

さらには、パスウェーのプログラムによっては、例えば1年のプログラム中に履修した科目が、まるまる大学や大学院の卒業を満たす単位として、振り替えられるというところもあります。

ということは、1年間のパスウェーを終了した後は、そのまま学士の2年生、大学院の2年生にジャンプできる。つまりこのパスウェーの1年分が、追加ではなく、学生生活の一部として使うことができる。

お金も時間も節約。ダイレクトに入学した人と同じ時期に卒業が可能となる。

パスウェーの期間中は、正式には大学の学生とは言えませんが、同じ大学内で授業を受け、大学寮滞在も可能。

パスウェー終了時には晴れて、正規学生2年目に上がれますし、終了時の卒業証明書も、通常の、大学、大学院の卒業証明ですので、全く差はなし。

パスウェーを経由しての正規学部入りは、単位互換の都合上専攻できるのコースが限定されていますが、文系やMBA、理系でもコンピューターなど、一般的なものはだいたいこのようなパスウェーができます。

パスウェープログラムは、パートナーシップを組む大学の存在がないと、成り立たないわけですが、最近は超有名大学もこのパスウェープログラムと提携しています。

例えば、INTOというパスウェー運営プログラムは、フロリダのサウスフロリダ大学、オレゴン州立大学、コロラド州立大学、マーシャル大学と提携。

KAPLANは、あの難関大学。ボストンのノースイースタン大学と提携しています。

有名大学や大学院に進学したいけれど、テストスコアや、成績が少したりない。

あるいはダイレクトに出願すると競争が激しい。そういう場合に、あえてパスウェーから進学するのも方法です。

しかも大きな大学で、どうやって学生としてやっていけばよいのか。そういう不安も残りますが。パスウェーのスタッフがしっかりアドバイスしてくれると、
不安も解消です。

パスウェーから大学や大学院に進学するのが、有効な手段になる方もいます。