今日は、アメリカ大学付属の語学講習をお探しの方へのアドバイス。
付属の語学学校というのは、大学、あるいはカレッジが独自に語学講習所を運営しているということ。
最大の魅力は、ずばり、大学の雰囲気を体験しながら学べること。
大きなキャンパスの中で、学生寮に住み(ルームメイトも大学生で)、大学スポーツの観戦なども楽しめる。そういう生活が実現します。
大学付属の語学プログラムは、私立の語学学校と違う点も複数ありますので、特徴と注意点をお話します。
まず、大学自体は通常ダウンタウンの真ん中にあるというケースは少ないので、コミカレのような都市型のカレッジですと、ダウンタウンキャンパスなどありますが、大半は市内でも街中からは離れた場所です。
そうなると生活はキャンパスの周辺ということになります。私立の大学だと、大学シャトルバスで街にいけたり、ショッピングツアーやイベントを組んでくれたりもしますが。そうではなく、学生さん、ご自由にどうぞ、というところもあるわけです。
大学付属の語学プログラムを探す際には、いつも以上に回りの環境はどうなのか。バスで街まででかけられるか、近くに電車の駅もあり、都会までいけるか、このようなことも調べていただきたい。
あるいは大学のサポートで、外に出られる環境か、そのようなライフスタイルを望むかどうかも考えましょう。
大学付属の語学プログラムは、もともとそのまま正規学生として進学する人をターゲットにしていますので、数週間という短期在籍は難しい。
夏になりますと、7月の4週間、8月の4週間など1か月程度の講習もあるところがあります。でもこれより短いのは難しい。
秋学期や春学期ですと、通常は1学期の期間である10週間から15週間ぐらいの在籍。あるいは、1学期を前期・後期にくぎるところもあるので、最低でも7週間程度の在籍が必要となります。
学期はじめの日にちも固定ですので、大学付属をご希望の方は、大学のスケジュールに合わせられる方が向いています。
次に料金。
大学附属は、大学機関ですから料金はそれほど変動なしです。割引もしてくれません。残念ながら。料金の安い語学プログラムもありますので、予算が確定の方は料金を慎重に選ぶこと。
現地への乗り入れですが、空港に到着したら、通常は自力で滞在場所まで向かいます。
大学によっては、学期スタート前の指定日に、空港送迎サポートをします。毎日ではないので、航空券取得の際には、その日に合わせて乗り入れるという注意も必要です。
滞在方法は基本は寮です。ホームステイを大学で運営しているところは、4年制大学ではほとんどありません。サンクスギビングやクリスマスなどホリデー時期の数日間、近隣のコミュニティーの協力で、ホームステイプログラムを実施する大学もありますが、年間を通じてのサポートではないです。
コミュニティーカレッジですと、独自にホームステイプログラムを運営していたり、ホームステイ会社と提携しているところはあります。
4年制大学附属の語学プログラムの場合には、語学講習生も寮に住める。さらには、大学スタッフが寮の申込みをサポートしてくれる、そういうところの方が絶対に楽です。
大学附属の語学プログラムは、大学生活を体験したい、大学寮に住みたい、アカデミック英語に力をいれたい、もちろん将来的に大学進学を目指す方。
そういう人たちにお薦めです。
今年の夏の語学留学を大学附属でとお考えの方は、そろそろ、申込みの準備に入りましょう。
というのも、移民法上の理由で、学業が渡米のメインな目的である場合、学生ビザ取得をすること。
大学ではこの法律を厳密に解釈しています。そのため、短期でも通常学生ビザ取得が必要になるからです。だから早めに出願準備をすることも重要です。
大学附属の語学学校を希望される方は、お気軽にUSカレッジコネクションまでご質問ください。