アメリカのコミュニティーカレッジ留学を目指す日本人の皆さんは増えています。
コミュニティーカレッジも留学生を受け入れる環境を整えようとずいぶん変わってきました。
西部のカレッジは積極的に留学生にアピールしていますが、その中でもサウスウエスタンオレゴンコミュニティーカレッジ (SWOCC)は、新しいことを果敢に取り入れていると感じます。
これまでも、通いの学生が多いコミカレの中にあえて寮を作ったり、さらには料理のプログラムを提供するキュリナリースクール、Oregon Coast Culinary Instituteをスタートさせたりと、目立つ取り組みを展開しています。寮を置くということは、近隣の学生だけではなく、他州さらには国外の留学生も視野にいれているため、もちろん留学生へも大きなアピール材料となっています。
さらにサウスウエスタンオレゴンは、スポーツの分野でも力をいれ、アメリカ西海岸北部としては唯一となる水泳部を数年前から始めています。NJCAAというコミカレの全米リーグで競技をしており、水泳部の存在が学生勧誘にも大きな魅力になるのでは、と期待されています。
というのも、近隣では、ワシントン大学やオレゴン州立大学など4年制総合大学で水泳部があるところはあるものの、規模の小さ目の4年制大学ではほとんど水泳部が提供されていないこと。これは全米的にみても言えることで、大きな有名大学に水泳部が固まっている傾向にあります。
学力的にはじめから大規模4年制大学に進学よりも、まずは学力を着実にあげてしかも水泳をしながら自分をアピールし、万全な体制で4年生大学に編入できる、というパターンも十分にできるのではないでしょうか。
留学生ももちろん、スポーツを競技することは可能です。
サウスウエスタンオレゴンコミュニティーカレッジの留学生の出願基準となる英語の力ですが、TOEFLは45点レベルが必要です。他のカレッジに比べて少し基準点が低めですので、なんとかこの点数をクリアできれば、カレッジ学生として水泳をはじめ、スポーツをしながら学生生活を送ることも夢ではありません。さらにはここからはじめて4年制大学へと飛び立っていける可能性、これがコミカレの魅力です。
今現在の留学生出願の担当スタッフは日本に数年在住した方で、もっと多くの日本人の方にサウスウエスタンオレゴンを知ってもらいたいと意欲的です。
興味がある方はお気軽にご相談ください。
参考資料: The World, June 12, 2014: http://theworldlink.com/sports/local/swocc-adds-swimming-program/article_5728a404-f264-11e3-985e-001a4bcf887a.html