アメリカの大学に正規留学を目指しているけれど、経費はできるだけきりつめたい。節約志向の皆さんへご紹介したい大学があります。
ミネソタ州にあるミネソタ州立大学モアヘッド校では入学を決めた留学生全員に、初学期は州内出身学生の学費価格(インステート)学費が自動的に適応される、「インステートスカラーシップ」を付与しています。
州立大学では、その州の出身で保護者が州政府に税金を納めている学生と、州外から入学して来るアウトオブステートの学生とでは、学費に大きな差があります。州外どころか、国境を越えて入学してくる留学生はアウトオブステート価格を支払うのが通常です。
ところが、ミネソタ州立大学モアヘッド校では、合格した留学生全員にインステート価格を適応するというのですから、留学生にとっては大きな特典です。
さらに、このインステート価格を2学期目以降も維持することを希望する学生は、
- 2.0以上のGPA(成績)を保持する
- フルタイムで授業を履修する
- 1学期に10時間以上のコミュニティーボランティアを経験する
基本的にはたったこれだけで、インステート価格を続行し続けることができるのです。
このインステート奨学金は、学士プログラム、修士プログラム、双方の学生に適応されます。
ちなみに、ミネソタ州立大学モアヘッド校の場合、アウトオブステートの学費は1学期およそ6500㌦、インステートは1学期およそ3600㌦ですので、その差およそ3000㌦。大きいですよね。
さらに1アカデミックイヤー(9か月、秋学期と春学期)で計算すると、授業料と寮費の合計がおよそ16000㌦というのですから、これは場所によってはコミュニティーカレッジよりも安くなる訳です。
ミネソタ州立大学ですので、大学自体もアメリカでは認知されている良い大学ですし、安いだけでありません。
ビジネス、バイオロジー、教育、スピーチランゲージヒアリングなどが学生に人気の専攻ということ。また日本人の学生に人気のあるアスレチックトレーニングも専攻できます。ちなみにミネソタ大学モアヘッド校のスポーツチームはディビジョン2です。
なぜ、留学生にインステートの学費を提供しているのでしょうか?
答えは、キャンパス内をグローバル化させたいという大学の願いがあるからです。
モアヘッドからミネソタ州の都市であるミネアポリスまでは車で3時間半ほど。ノースダコタの州境にある小さな町です。
大きな都市に比べたら、もちろん多少不便なところもあるかもしれません。
でもゆっくりしたペースの小さなコミュニティーで、学業に集中したい。そしてもちろん留学資金を節約したい。
そんな方には向いていると思います。
ミネソタ州立大学モアヘッド校は日本の大学とも提携があり、現在40人以上がこの大学に在籍しているとのことです。
「町の人々は皆フレンドリーで温かく迎えてくれます。」
「治安もとても良いです」
ご自身も留学生であったという、留学生オフィスのコーディネーターはそうアピールしてくれました。
ヘクター国際空港は学校からも10分程度のところに所在しており、ミネアポリスやシカゴなどから空路で入ることができるのも便利だと思います。
ミネソタ州立大学モアヘッド校についてさらに知りたいという方は、お気軽にお問い合わせください。