アメリカ留学:シアトルの魅力

Seattle
シアトル

アメリカ留学についてのお問い合わせで、ニューヨーク、ロサンゼルスに次いで、場所指定が多いのがワシントン州にあるシアトル市です。

シアトルはアメリカ人の間でも常に「住みやすい都市」の上位にランクインしている街でもあるので、アメリカ人の友人からの薦めなのでしょうか。あるいはイチローなど有名なスポーツ選手が所属したチームがシアトルをホームにしているという知名度なのでしょうか。

いづれにしても、シアトルは自然も豊かで治安も良い、しかも都市というのが人気の理由なのだと思います。日本からも近いという利便性も魅力です。飛行機で8時間ほどで到着しますし、また国境を超えてカナダへの旅行も車ですぐ行けるというのも人気なのでしょう。

シアトルで一番大きな大学と言えば、ワシントン大学。この大学は西海岸ではもっとも古い公立の大学の一つで、博士号まで授与できる総合大学です。将来的にこのワシントン大学などの4年制大学へ編入を可能にさせるためのコミュニティーカレッジもシアトル周辺にいくつかあり、例えばショアラインコミュニティーカレッジやハイラインコミュニティーカレッジなどは日本人をはじめとする留学生の受け入れも積極的です。コミュニティーカレッジは通常寮はあまりないのですが、シアトル周辺だと、寮やホームステイなどの紹介もしてくれるところがあります。

英語集中プログラムについても、大手の英語学校もシアトルにキャンパスを持っていますし、シアトルで長く語学学校を運営してきたローカルの学校もあります。私立の語学学校やコミュニティーカレッジや大学付属の英語集中コースなど選択肢は比較的多いと思います。

シアトルの難点と言えば、雨が多いこと。曇り空で、雨が降ったり止んだりの連続というのも珍しくありません。それでも梅雨時期を経験している日本の皆さんにはあまり影響はないのでしょうか。

そうそうシアトルはスターバックスの発祥の地でもありますので、訪れたらやはりこコーヒーを味わってみてください。

アメリカ留学:ボストンの魅力

ハーバード大学
ハーバード大学

アメリカ留学を目指す皆さんへ留学先の候補に入れていただきたいアメリカの都市をシリーズでご紹介しています。今回はマサチューセッツ州のボストンについて。日本人にとってもなじみのある街だと思います。これまで日本人の野球選手がレッドソックスでプレーしたことから、この街はさらに有名になったのかもしれません。

ボストンはアメリカでもっとも歴史の古い街の一つです。イギリス(イングランド)から清教徒たちが入植したことが始まりで、マサチューセッツ、メイン、ニューハンプシャーやロードアイランド州をまとめてニューイングランドと呼ぶのもそのためです。

世界中から留学生や研究者が集まるボストン周辺には、ハーバード大学、マサチューセッツ工科大学、タフツ大学にノースイースタン大学といった世界のトップレベルの大学が所在します。さらには、留学生を多く集めるボストン大学にボストンカレッジ(全く異なる2つの大学です)、メディアの単科大学であるエマーソンカレッジ、国際学部が有名なレスリーカレッジ、バークリー音楽大学など魅力的な大学もここをホームタウンとしています。その他フィッシャーカレッジ、マウントアイダカレッジ、女子大のパインマナーカレッジなど多くの高等教育機関がここボストン周辺に所在しているのです。有名な大学への編入が可能ということで、バンカーヒル、ロックスベリーといったコミュニティーカレッジも人気です。

ボストンには大手の私立語学学校もいくつか入っていますし、大学付属の語学講習所も多くあります。ロサンゼルスやニューヨークに比べると日本人人口は低くなるのが利点だと思います。もちろんロサンゼルスやニューヨーク同様に観光の見どころはたくさんありますし、電車でどこにでも行ける便利さもあります。さすがにアメリカで最も古い街の一つであるだけに、鉄筋建てのビルの合間に築100年以上の歴史的建造物が当たり前のように並んでいたり、雰囲気のある街であると思います。ハーバード大学周辺は学生でなくとも、一度は訪れてみたい場所です。アメリカの文化と歴史を肌で感じられるのがボストンの魅力ではないでしょうか。

難点はと言われれば、迷うことなく雪の多さと答えます。実は私もこのボストン地区に数年住んだ経験がありますが、冬には数度私の車が雪に埋もれました。でも雪になれている場所ですので、対応は慣れたものです。数センチの雪では学校や職場はお休みになりません。除雪体制もしっかりしていますので、大丈夫乗り越えられます。また春先の緑の美しさの感動は雪深い冬を乗り越えてこそ感じられるものです。

ニューイングランドの名産であるクラムチャウダーとロブスターは一度は食してみてください。

アメリカ留学:ロサンゼルス郊外の語学学校

アメリカ留学を専門とする現地留学エージェントとして、ご紹介する語学学校は実際に学校を視察したり、担当者と直接話をしたりするなどし、プログラムの充実さをきっちり確認した上でおすすめするよう心掛けています。

2月のニューヨークに続き、今回はロサンゼルス近郊にキャンパスを持つ、FLSインターナショナルを訪問してきました。FLSインターナショナルは全米6箇所に語学プログラムを持ち、そのほとんどがアメリカの大学内で英語集中プログラムが開催されています。アメリカ大学とのつながりも強く、姉妹会社であるユニバーシティプレースメントプログラム(UPP)は提携の高校、コミカレ、4年制大学、大学院への条件付き入学を取得できるサポートも持っており、FLSで8週間以上学ぶとこの大学入学プログラムのサポートが無料で受けられます。さらに、夏にはサマーキャンプや観光プラス英語プログラムなど、各地の特徴を生かしたプログラムが開催され、18歳以下のジュニアの皆さんにも大人気のプログラムです。

今回はロサンゼルス郊外のカリフォルニア州立大学ノースリッジ校、メリーマウントカレッジ、そしてシトラスカレッジの3つの学校と語学プログラムを見学しました。

カリフォルニア州立大学ノースリッジ校:FLSサマープログラム

Cal State Univ., Northridge
Cal State Northridge カフェテリア

カリフォルニア州立大学ノースリッジ校のキャンパスを利用して毎年行われるのが12歳以上が参加できるジュニアキャンプや15歳以上が対象のカリフォルニアサマーです。午前中は英語の学習(週20時間)で午後はさまざまなアクティビティーが開催されます。週末になると、ロサンゼルス郊外というロケーションを生かして、ディズニーランド、ユニバーシティースタジオ、ハリウッド、サンタモニカ、ロサンゼルス動物園などさまざまな観光地へも出かけます。参加者全員が大学の寮で共同生活をします。寮にはスタッフも一緒に泊まります。食事は平日が大学のカフェテリア、週末になると外でバーべキューをしたり、出かけた先で食べたりなど。大学のカフェテリアが立派で印象的でした。プログラムは3週間が基本ですが、2週間についても交渉できます。このジュニア・サマーキャンプについては、FLSの人気プログラムで、7月はじめの開催分はすでに定員に迫っているということ。日本人の場合、学校がお休みとなるのは7月中旬から後半ですので、7月後半から8月後半のプログラムにはまだ余裕があります。受け入れ態勢も、スタッフのサポートもしっかりしているなという印象を受けました。

FLSメリーマウントカレッジキャンパス

Marymount College
Marymount Collegeからの景色

ロサンゼルスから南へ車を走らせた海岸沿いにあるのが2年制・4年制の学位を取得できるカソリック系の私立大学であるメリーマウントカレッジ。このカレッジ自体の学生人口は750人ほどですので、小さな大学です。小さな学校ならではの学生一人一人に目が行き届く教育が利点でしょう。このメリーマウントカレッジ内でFLSの通年開催の英語集中コースを履修できます。また夏にはサーフィンキャンプ、シネマキャンプ、演技キャンプもこのメリーマウント校で開催されます。サマーキャンプの参加者はカレッジの寮に期間中滞在。集中英語プログラムに参加の方は寮かホームステイの選択があります。メリーマウント校の寮はもともとはアメリカ軍が家族向けに提供していたタウンハウスですので、内部もひろびろとしていて台所もあります。ご自身で料理をすることも可能です。メリーマウントのメリットは何と言ってもその環境だと思います。カレッジは高台にあり、そこからの海を見下ろす景色は素晴らしいです。素晴らしい景色を見ながらのランチなんていうのもできるわけです。シャトルバスが走るルート内にはちょっとした買い物もでき、レストランもあります。週末になると、学校のアクティビティーでロサンゼルスのダウンタウンやディズニーランドなどにでかけたりすることも可能です。小さなコミュニティーで、素晴らしい環境のもと、英語に集中したいという方は良いと思います。

FLSシトラスカレッジキャンパス

Citrus College
Citrus College

ロサンゼルスから車で東に40キロほど走らせたところにあるグレンドーラという市内にあるのがコミュニティーカレッジのシトラスカレッジです。シトラスカレッジはカリフォルニアの中でも歴史のあるコミュニティーカレッジでカレッジ自体の学生人口は13000人。規模は大きいです。コミュニティーカレッジと言えども、最新鋭のレコーディングスタジオを持つ劇場を持っていたり、またスポーツチームもあり、陸上やアメリカンフットボールができる屋外の競技場、ゴルフ練習場なども備えています。FLSはシトラスカレッジに通年開催の英語集中プログラムを持ち、夏にはカリフォルニア観光と英語プログラム、さらにテニスキャンプも行われます。FLSの学生はシトラスカレッジの学生と同様にカレッジの身分証明カードを持ち、図書館やジムなどの使用など学生特権も受けられます。コミュニティーカレッジであるシトラスカレッジは独自に寮をもちません。そのためFLSの学生にはホームステイが薦められます。FLSは独自にホームステイコーディネーターを持っています。そのため、ホームステイファミリーの審査や維持もFLSで行う訳です。きっちりとしたホームステイのプログラムである場合には、学校以外で英語を使える機会があるホームステイは特に英語を学び始めの学生の方には良いのではないかと思います。シトラスカレッジはアメリカのカレッジの雰囲気を味わいたいという方にお勧めです。

最後にロサンゼルス郊外の環境について。ご紹介した3つのキャンパスとも、ロサンゼルスにも近いという環境を疑うほど、静かです。キャンパスはオープンにも関わらず安全です。でも、ちょっと放課後にロサンゼルスのダウンタウンへ買い物に気軽に出かけられるという場所ではありません。「ビーチや山が広がる勉強に集中できる治安の良い環境で、でも週末や学校のアクティビティーを利用して都会も時々足を運べる」そういう環境が好きな皆様には良いのではないでしょうか。サマープログラムについては、週に英語20時間に加えさまざまなアクティビティーが体験できるので、短期のアメリカ体験をしたいお子様などに向いているのではないでしょうか。

この場で書ききれなかったこと、まだまだあります。興味がある方は、ぜひともU.S.カレッジコネクションへお問い合わせください。直接メールもお待ちしております。mail@usccinfo.com

アメリカ留学:アトランタの魅力

アトランタ
アトランタダウンタウン

アメリカ留学を目指す皆様へ留学先の候補として加えていただきた魅力的なアメリカの都市をシリーズでご紹介しています。3回目はアトランタについて。

アメリカ南部の都会、アトランタ。ホットランタ “HOTLANTA” (HOT とATLANTAの造語)なんていう人もいます。

これはとてもエキサイティングでたくさんやることがある(特に有名なのは夜のクラブシーン)ホットな場所ということと、夏場にはとても暑くなるホットな場所であるという2重の意味を持っています。夜のクラブシーンについていわれるのは、ここが南部のヒップホップシーンの中心であるということも大きいのでしょう。

アトランタにも良質の大学はたくさんあります。エモリー大学は総合大学としてバランスの取れた大学です。医学部もあり世界中からの研究者を受け入れています。ジョージア工科大学もエンジニア系の学部ではトップレベルです。ジョージア工科は大学付属の語学講習所もあります。ジョージア州立大学は博士号まで授与できる公立の大学でここにも付属の語学講習所があります。

さらにアトランタの特徴としては、市内に4つもの歴史的黒人大学(Historically Black Colleges and Universities, HBCU)が所在しているということです。歴史的黒人大学とは、アメリカの公民権運動が高まる以前に黒人たちへの高等教育を理念に設立された大学機関で、このHBCUの存在がなければ偉大な黒人リーダーたちは生まれていなかったのです。なぜなら当時黒人たちが学べる唯一の大学機関がHBCUであったためです。

アトランタにはスペルマンカレッジ(女子校)、モリス・ブラウンカレッジ、クラークアトランタ大学、モアハウスカレッジ(男子校)の4つのHBCUがあります。ちなみに公民権運動のリーダーであったマーティン・ルーサー・キング牧師はモアハウスの卒業生です。黒人学やブラックカルチャーに興味がある皆さんはアトランタのHBCUで学ぶのは良い経験になると思います。

さらに、アトランタから北東へおよそ1時間ほど車を走らせたところにあるAthenという都市にあるのがジョージア大学。ジョージア大学は全米でも歴史のある州立大学で、2011年のもっとも価値のある大学(プリンストンレヴュー)にもランクインしている大学です。私立有名大学に比べると、学費は安く、質の良い教育が提供されていることで、進学する価値を評価されています。

アトランタには私立の語学学校も大手が数校入っていますし、アトランタローカルの語学学校もいくつかあります。大学付属の語学学校も含めれば選択肢は比較的多いと言えます。

観光プラス英語を学びたいという目的でアトランタを訪問したいという皆さんも、市内を走る列車やバスを駆使してアトランタの名所を回ることができます。

「サザンホスピタリティー」という言葉があります。これは南部の人々の旺盛なサービス精神とでもいいましょうか。例えば、町を歩けば陽気に人々から挨拶の声がかかってきますし、困った人をほっておけない人々であるとも言えるかもしれません。

アトランタも都会でありながら、まだまだサザンホスピタリティーが残っています。人々の温かさを感じる場所、まさにホットランタなのでしょうか。

アメリカ留学:マイアミの魅力

フロリダ州マイアミ
フロリダ州マイアミ市

アメリカ留学を目指す皆様へ留学先の候補として加えていただきたい場所をシリーズでご紹介しています。2回目はフロリダ州のマイアミについて。

ビーチが広がる都市と言えば、ロサンゼルスを中心としたカリフォルニア地域を日本人の方ははじめに考えられるかもしれませんが、東のフロリダも西同様とても魅力的です。

フロリダはアメリカ人にとっては人気の観光スポットです。1年中温暖な気候という住みやすさもあり、定年を迎えた人々の移住の場所としても知られています。そんなフロリダの中でもマイアミはビーチと華やかなパーティースポットというイメージが強いかもしれません。

サウスビーチのナイトクラブ、有名人も多く訪れ、観光客もたくさんやってきます。

でもマイアミの魅力はパーティータウンだけではないのです。

この地域にある大学で一番有名なのはやはりマイアミ大学。大きな私立大学でアメリカ中から学生が集まってきます。スポーツにも力を入れていて、フットボール選手などこの大学で活躍した選手たちがプロの世界でも活躍しています。学業では、アメリカや世界中の映画やテレビがマイアミを舞台にしているだけあってフィルム専攻はとても有名ですし、多くの優秀な医者を送り出す医学部があるのもマイアミ大学なのです。

マイアミのダウンタウンに位置するフロリダインターナショナル大学は公立の総合大学です。ここにも多くの留学生が学んでいます。

その他、料理の分野で学位が取れるジョンソン&ウェールズ大学、歴史的黒人大学(HBCU) の一つ、フロリダメモリアル大学もここマイアミにあります。まずはコミュニティーカレッジからという方にはマイアミ・デードカレッジなど、さまざまなタイプの大学・カレッジが所在しているのも魅力です。

マイアミには私立の語学学校もいくつかキャンパスをもっていますので、将来的に正規留学目的での語学講習も、観光目的に加えて英語を学ぶのもどちらも対応できます。

一口にマイアミといっても、実はビジネスの中心であるマイアミ市、ビーチや観光で知られるマイアミビーチ市、マイアミ大学のあるコーラルゲーブル市など近隣の市をまとめてマイアミ・デード群と呼び、各市を通る列車で自由に移動できる便利さもあります。

フロリダにはキューバ革命後に脱出したキューバージンも多く住んでおり、スペイン語が英語とともに多くの人々に話されています。建築物や食べ物も南米の文化の影響を大きく受けています。別のアメリカの表情を見ることができます。

フロリダという土地柄、9月ぐらいから11月ぐらいに数回襲う大雨をともなったハリケーンやストームへの注意が必要になりますが、学校ではこのような大雨・台風の際の緊急対応を必ず学生に向けて講義します。どこの場所に行こうとも、必ず何かの災害に注意が必要になってきます。大切なのは「備え」です。

ビーチと青い空の元でのびのびと勉強がしたいという方、マイアミはいかがでしょうか。

アメリカ留学:シカゴの魅力

シカゴ風景
シカゴ市内:"National Geographic"より

今日から留学先の候補としてご紹介したいアメリカの都市をシリーズでご紹介していきたいと思います。ロサンゼルスやニューヨーク以外にも留学先として考えていただきたい都市がアメリカにはたくさんあるのです。

1回目はシカゴ。シカゴはロサンゼルス、ニューヨークに次いでアメリカで3番目に大きな都市ということはご存じでしょうか。それなのに、なぜかシカゴは日本人にとって留学先の候補としてあまり上がってきません。

シカゴは大都市という性格上、ニューヨークと似ていて、それだったらニューヨークに滞在と考えられるのかもしれません。でもニューヨークとは確実に違った表情を見せてくれます。まず、ダウンタウンの目の前に広がるミシガン湖の風景。街の真ん中にビーチがあって、夏になると水着姿の住民や観光客がビジネス街を横切っていくのも面白い風景です。また、「ニューヨークに比べると建物の一つ一つが大きい」ということもニューヨークに住む人々は口にします。中西部らしく、少し広々とした感じであるのでしょう。

留学生にとって魅力的なのは、シカゴ市内にある大学の数の多さです。シカゴ大学やノースウエスタン大学、イリノイ大学といった有名校の他、イリノイ工科大学、ロヨラ大学、デュポール大学、ルーズベルト大学、コロンビアカレッジなどなど合計で20校ほどの公立、私立の大学がシカゴ市内に所在しています。シカゴ市外に範囲を広げるとその数は2倍、3倍にもなります。各大学ともユニークな専攻や歴史をもっていますので、多くの学生たちは州外からこのシカゴにやってくるのです。

例えば将来的に正規留学をお考えの方が、まずは事前の語学講習の場所としてシカゴを選んだとします。そうするとシカゴを離れずとも、希望の進学先を多くの候補の中から選ぶことができるということになります。

進学先の選択肢が多いというのは実に魅力的です。

さらには留学中の生活のしやすさも利点です。シカゴはマンハッタンに似ていて、公共の交通機関が発達しています。列車やバスを使えばどこにでも移動できますし、その料金はマンハッタンの交通機関より若干安いです。

都会ですので、日本食も簡単に手に入るというところは長期の滞在者にとっては嬉しいことです。またニューヨーク同様さまざまな国からの移民者も多く、多国籍の料理も味わえます。ダウンタウンにはいろいろな国の料理を振る舞うレストランがひしめき合っています。これは中西部にはめずらしい光景です。

シカゴの難点はと言われれば、「寒く、長い冬」という一言につきるでしょうか。風の町というニックネームもあるシカゴはミシガン湖からの風が冬は体感温度を更に下げます。でも、日本で冬を経験している皆さんにとってはこの冬も乗り越えられるものであると思います。雪を見たことのなかったカリブ諸国やアフリカからの学生たちでさえも、シカゴの冬を乗り切り、卒業後もシカゴにとどまっているのですから。

寒さの難点を差し引いても、シカゴは十分に魅力のある都市ということなのです。

これから訪れるシカゴの夏は、一見の価値ありです。市内の公園では毎週のように無料のサマーコンサートが開催され、人々は大いに盛り上がります。

これまでは観光で何度もロサンゼルスやマンハッタンに足を運んでいるという方は、一度シカゴを訪れてみるのも良いかもしれません。シカゴを訪れた際には経験として「シカゴスタイル」のピザをご試食くださいね。どんなピザかは今あえて説明はしません。見てのお楽しみです!

語学留学:アメリカでサマーキャンプ

語学留学希望者もアメリカのサマーキャンプシーズンにぜひ注目していただきたいというお話しです。

4月に入り、あと8週間もすればアメリカの学校は夏休みに入ります。親の気持ちとしては、少しゆううつなのです。その理由は、子供たちが8月末の新学期までおよそ9週間ほど、つまり2か月以上も、お休みになるからです。

これまで毎日平日は学校に行っていた子供たちがいきなり、お休みです。両親ともに働いているという家庭の場合、これは大問題です。いったいこのあいだ、誰がどうやって子供たちの面倒をみるのか?

そんな親たちに救いを差し伸べているのが、サマーキャンプとも言えます。

アメリカでは6月の初旬ごろから8月の末まで、芸術、スポーツ、科学などなどさまざまな分野に焦点をあてたプログラムが提供されます。その対象も3歳児から高校生まで、幅広いのです。このようなサマーキャンプで子供たちの興味を引出し、才能を開花、持続させるべく、どんなプログラムが良いのか保護者達はこの時期いろいろと考えていることでしょう。

留学生にとっても夏はさまざまな特別講習が提供されています。多くの語学学校はサマーキャンプとして語学講習に加えていろいろな体験ができるプログラムを用意しています。このようなサマーキャンプは通常2週間程度から4週間ぐらいが一般的です。語学の習得に加えて、他の国からの同世代の若者たちが集って交流ができるという利点もあり、はじめての海外経験として保護者の方が送り出すにはぴったりのプログラムと言えると思います。語学学校が打ち出しているジュニア・ティーン対象のサマーキャンプの一例としては以下のようなものです:

  • 語学と各地観光
  • 語学とテニス、バスケットボール、サーフィンなどのスポーツ
  • 語学とTOEFL対策など勉強系
  • 語学とキャンプなどアウトドア
  • 語学と演劇、映画製作、写真など芸術系
  • 語学とダンス

将来的にアメリカの大学で学びたいという中学生、高校生の方はまずはこのよなサマーキャンプを経験してみるのも良いですね。夏のスペシャルプログラムは留学生対象の場合7月、8月が中心です。どんな体験ができるのか、興味がある方はお気軽にお問い合わせください。

アメリカ大学出願:TOEFL試験が免除になるとき

アメリカの大学に正規留学を目指すとき、通らなければならない関門がTest of English as Forein Language(TOEFL) トフルの基準点突破です。このTOEFLはアメリカに限らず130国以上、7500以上もの大学機関で英語力を図る指標として使われています。

TOEFL試験も「大学で通用する英語力」を図る指標になるよう改良を重ねていて、一番新しいインターネットTOEFLではスピーキングの力も試されるようになりました。暗記や文法で点数を稼いでいた日本人の受験者にとってはこの新しいインターネットTOEFLは新たな挑戦と言えるのかもしれません。

さて今日はこのTOEFL試験がアメリカ大学出願において免除になるケースについてお話しします。各大学によってTOEFLを免除する理由は異なりますが、一般的に以下に該当するとTOEFL試験が免除される場合が多いのです。

  1. 英語のネイティブスピーカーである。(海外に住んでいても両親がアメリカ人などで英語が第一言語である場合)
  2. 英語が母国語でない場合において、英語が公共言語として話される大学や高校に2年以上フルタイムで在籍していた。(交換留学やご両親の駐在で英語圏の学校に在籍した経験がある場合に該当するかもしれません)
  3. 英語が母国語でない場合において、英語圏の大学やカレッジの同等の教育レベルで「国語としての英語」を履修し、成績がCあるいはB以上である場合
  4. 大学付属の語学学校、あるいは提携の私立語学学校の進学コースレベル(上級クラス)の集中英語クラスを終了した場合

ここで注目していただきたいのは、3番と4番です。

3番の場合、例えば交換留学や米軍基地内大学などでアメリカ人学生とともに英語のクラスを履修し良い成績を獲得した経験がある場合、あるいはアメリカのコミュニティーカレッジで英語のクラスを履修した場合などが該当します。

4番が一番のポイントになりますが、語学講習所を持つ大学や、提携の私立語学学校の進学英語コースを終了した場合、TOEFLの試験結果がなくともその大学に進学することができる場合があります。英語は理解しているのに、どうしても試験の点数が出ないと悩まれている方には朗報です。

重要なのは、希望進学先をはじめに決め、その大学が持つ語学講習所か提携の私立語学学校に通うということです。

まだ進学先がわからないけれど将来的には正規留学したいという場合には、多くの大学と進学提携を持つ語学学校に入学されるのも良いと思います。

ただがTOEFL、されどTOEFL。

TOEFLはなかなか越えられない壁であるという方、抜け道もあるということです。

頑張りましょう!

語学留学:今からでも間に合います

春です。高校を卒業した皆さんは、4月からの進路を前に胸をときめかせていらっしゃることと思います。

ところがこの震災の影響で、日本の大学の新学期が数か月延期になったところもあるようです。

「日本の大学への入学を待つ間の数週間、短期留学が可能ですか?」そんなお問い合わせをいただきました。

もちろん可能です。

U.S.カレッジコネクションは特にアメリカにオフィスがありますので、学校さえ決めていただければ、あとは学校側と迅速に入学許可取得の手続きをとらせていただきます。ご紹介できる学校も全米に広く所在しておりますので、皆さんのご希望に合わせてお選びいただけます。語学学校と所在地のリストをぜひご覧ください。

語学学校のFLSインターナショナルが先日日本人学生への授業料値引きの決断を出しました。震災を考慮したものです。学生の方には30パーセントの値引きという大きなものです。私たちエージェントもFLSの学費値引きのキャンペーンに協力しています。

7月1日までにプログラムを開始できる日本人学生にこの値引きが適応されます。

今からでも留学が間に合うか迷っているみなさん、

今すぐご連絡ください。

アメリカ大学進学:1万ドル奨学金のチャンス

2014年までにアメリカの大学へ正規留学を目指している方に、耳よりな情報があります。

オンライン上に300校以上もの大学の学生受け入れ担当スタッフが集まる、バーチャルカレッジフェアーに登録、参加するだけで、1万ドルの奨学金があたるかもしれないのです。

このバーチャルカレッジフェアーはカレッジウィークライブ・スプリング(College Week live Spring)というイベントで、アメリカ東部時間の3月23日と24日の午前10時から夜の10時まで行われます。日本時間ですと、23日の夜11時から24日の午前11時、同様に24日の夜11時から25日の午前11時までとなります。

このバーチャルカレッジフェアーの利点は

  1. インターネット上で300校以上もの大学の学生受け入れスタッフの話が聞ける
  2. 同様に現在大学で学ぶ学生の声が聞ける
  3. なんといっても、幸運なお一人には1万ドルの奨学金が付与されること。

この1万ドルの奨学金についてはいくつか基準があります。

  • 事前に主宰するサイトに登録し、3月24日か25日のバーチャルカレッジフェアーの期間中にログインすること。
  • 学校出願の時点で15歳から19歳の間であること
  • 2014年までにアメリカの認定大学機関へ入学すること

この奨学金付与はアメリカ人も留学生もOKというのが嬉しいところです。ちなみに奨学金があたった場合にはお金は直接入学する大学へ振り込まれます。ラッキーなお一人になれなくとも、オンライン上で大学関係者と話ができ、また学校の様子もビデオで見られるのは良い機会だと思います。

もちろんすべて英語ですが、これもまたよい勉強ですね。

興味のある方は以下のアドレスにアクセスしてみてください。

College Week Live Spring: http://www.collegeweeklive.com/