アメリカ大学出願:TOEFL試験が免除になるとき

アメリカの大学に正規留学を目指すとき、通らなければならない関門がTest of English as Forein Language(TOEFL) トフルの基準点突破です。このTOEFLはアメリカに限らず130国以上、7500以上もの大学機関で英語力を図る指標として使われています。

TOEFL試験も「大学で通用する英語力」を図る指標になるよう改良を重ねていて、一番新しいインターネットTOEFLではスピーキングの力も試されるようになりました。暗記や文法で点数を稼いでいた日本人の受験者にとってはこの新しいインターネットTOEFLは新たな挑戦と言えるのかもしれません。

さて今日はこのTOEFL試験がアメリカ大学出願において免除になるケースについてお話しします。各大学によってTOEFLを免除する理由は異なりますが、一般的に以下に該当するとTOEFL試験が免除される場合が多いのです。

  1. 英語のネイティブスピーカーである。(海外に住んでいても両親がアメリカ人などで英語が第一言語である場合)
  2. 英語が母国語でない場合において、英語が公共言語として話される大学や高校に2年以上フルタイムで在籍していた。(交換留学やご両親の駐在で英語圏の学校に在籍した経験がある場合に該当するかもしれません)
  3. 英語が母国語でない場合において、英語圏の大学やカレッジの同等の教育レベルで「国語としての英語」を履修し、成績がCあるいはB以上である場合
  4. 大学付属の語学学校、あるいは提携の私立語学学校の進学コースレベル(上級クラス)の集中英語クラスを終了した場合

ここで注目していただきたいのは、3番と4番です。

3番の場合、例えば交換留学や米軍基地内大学などでアメリカ人学生とともに英語のクラスを履修し良い成績を獲得した経験がある場合、あるいはアメリカのコミュニティーカレッジで英語のクラスを履修した場合などが該当します。

4番が一番のポイントになりますが、語学講習所を持つ大学や、提携の私立語学学校の進学英語コースを終了した場合、TOEFLの試験結果がなくともその大学に進学することができる場合があります。英語は理解しているのに、どうしても試験の点数が出ないと悩まれている方には朗報です。

重要なのは、希望進学先をはじめに決め、その大学が持つ語学講習所か提携の私立語学学校に通うということです。

まだ進学先がわからないけれど将来的には正規留学したいという場合には、多くの大学と進学提携を持つ語学学校に入学されるのも良いと思います。

ただがTOEFL、されどTOEFL。

TOEFLはなかなか越えられない壁であるという方、抜け道もあるということです。

頑張りましょう!