アメリカ大学入学前にやることその1:予防接種

秋学期8月に渡米するべく、大学から合格通知をもらったあなた、おめでとう!

ビザを申請して学生ビザを取得するところまではやることリストで想像できますが、他にも日本にいるうちにやらねばならぬこと、ありますよ。

ということで、今日からはシリーズで、「アメリカ大学入学前にやること」をご紹介します。

一回目は:ヘルスフォームと予防接種記録の完成

アメリカは州によって決まり事が大きく違います。

よって、予防接種の基準も厳しいところもあれば、ゆるいところもあります。全てが州の決まりに基づいています。

大学やカレッジ入学をする場合には、予防接種記録の提出が求められることは前提と考えてください

それを心得た上で、州によっては簡単な接種記録のみで良いところもあるし、こまごまとした規定があるところもあると覚えておいてください。

多くの大学が、大学指定のヘルスフォームというものがあります。

これに現在の健康状態及び、これまでの予防接種の記録を、「医療関係者」に記入を要求します。

医療関係者とは、医者であったり、看護師さんであったりです。

そのため、お住まいの県や市の医療機関で、英文の予防接種記録を記載してくれるところを探す必要がある訳です。これをやるかどうかはあくまでも医療施設の責任者の裁量といえますので、事前に電話やメールで問い合わせるのが良いでしょう。もちろん料金も場所によって異なります。

幼児期に受けているはずの予防接種は、母子手帳を持参して医療関係者の方に記入してもらいます。

髄膜炎など、日本ではほとんど取り扱っていない予防接種も課している州があります。

これはどうするか?

大学のヘルスセンターや保健所で接種する必要もでてきます。

例えば髄膜炎などは、寮に生活する学生はこの接種を受けていない場合には寮に滞在できない場合もあります。

その場合には、接種するまで近くのホテルなどに滞在する必要もでてきます。

通常どこの大学もこのヘルスフォームと予防接種記録を提出しないと、授業登録を認可されないところが多いので、大学に出向いたらまず早いうちにヘルスセンターにフォームを提出するようにしましょう。

日本から郵便を出したからと安心していないで、届いているかを必ず確認しましょう。

予防接種は敬遠したいものですけれど、でもほとんどの方が避けては通れない道といえます。

留学生活を始める前の試練かも。

頑張りましょう。