アメリカ大学入学前にやることその3:寮申込み

この8月・秋学期からアメリカ大学入学が決まっているあなたに、渡米までにやることをシリーズでご紹介しています。

ビザ申請だけじゃないのです。直前にばたばたせぬよう、計画的に準備していきましょう。

今日は寮(ハウジング)の申込みについて。

このハウジングアプリケーションが結構厄介です。

というのも、大学への出願プロセスはアドミッションオフィスがやっていて、カウンセラーも優秀な学生を一人でも多くいれようと一生懸命頑張ってくれますが、いざ大学に合格したあとの、ハウジングのプロセスは、ハウジングオフィスという、別の部署が担当する、いわゆる「治外法権」とも言えるからです。

ハウジングオフィスの職員も頑張っておりますけれど、それでも、現在の学生の入寮状況を確認した上で、新規の学生の申込みを受け付け、部屋割りをしていくということで、時間がかかる場合が多々あります。

しかも、国外からの申込みに関しては、メールでのやりとり、あるいはデータベース(ポータル上)でのやりとりが中心になりますけれど、この返信までなかなか手が回らない場合が多いのです。

最近各大学は、ファイスブックページや他ソーシャルネットワークサイトを持っておりますが、このあたりをチェックすると学生たちがハウジングオフィスからの返信がない不満をこぼしていたりします。

留学生は、どうしたらよいか?

留学生担当のアドミッションカウンセラー、もっといえばディレクターを見方に付けること。

海外からやってくる学生たちが、いざ大学に到着してみたら入居する部屋が無いという状況では、絶対に避けたいところです。

このようなところで学生たちから不満がでてきてしまっては、アドミッション職員たちは来年以降のリクルーティングに影響してきますので、サポートしてくれるはずなのです。

アドミッションカウンセラーからハウジング担当者に取り次いでくれた例も多々あります。

特に、問い合わせが早ければ、早いほど、学生側は計画を立てて準備していることになるので、アドミッションオフィスもいろいろとアドバイスしてくれることでしょう。

今はもう5月。

ハウジングの手続きもそろそろ本格化してきます。

数週間前に申込みをしたものの、まだ何の返事もないという場合には、そろそろ声を出してみてください。

また申込み書を出していないというあなた、すぐに提出しましょう。

ちなみに、寮ではなくキャンパスの外のアパートを見つけたいという希望の方。

現地にいってから実際に場所をみて、ルームメイトとも会っての契約をお奨めします。

ただし、到着して数日から1週間程度滞在するための、ホテルや仮の宿の手配は事前にしていきましょう。