この秋留学の現地視察しましょう

アメリカの学生や保護者達が、大学出願を前に必ずやることがあります。それは、現地訪問。

学校用語だとキャンパスツアーと言います。海外にいる日本の皆さんも、私は機会があればぜひともやっていただきたいと思うのです。たしかに、その分の出費はあります。でも、現地訪問にお金をかけ、自分の進学したい学校がベストな選択なのかどうか見極めることは、将来的な節約につながると私は信じます。

実際に渡米して学業をはじめてから、「ここは違う」と思ってしまったら。

その時はお金を無駄にするどころか、時間すら無駄になってしまうのだから。

現地訪問にはいくつか種類があります。

キャンパスツアー:大学関係は学期中はほぼ毎日行います。ツアーは時間は決まっているでしょうが、平日であればほぼ毎日開催されているはず。飛び込みでも参加できることが多いので一番気軽に参加できます。せっかくなので、出願課のアドミッションカウンセラーや、在校生がガイド役でキャンパスを回るツアーに参加しましょう。

オープンハウス:大学主催のイベントに参加するのであれば、オープンハウス。1学期に1回は行われる学校開放「オープンハウス」です。このレベルになると学長さんがでてきたり、学部の教授と話ができたりします。予約が必要になるでしょう。希望大学のオープンハウスの日にちを事前に調べたうえで、航空券を予約する必要がでてきます。

ホームカミング:大学の雰囲気を、お祭りの中で楽しみたいというのであれば、この時期ホームカミングもお薦め。日本でいうところの大学祭にあたりますが、卒業生や大学関係者たちを巻き込んだ、学びやに戻って祝いあう、ホーム・カミングという意味があります。スポーツが強い大学ですと期間中の土曜日にはアメリカンフットボール(アメリカ人はフットボールと言います)の試合が行われ、ホームゲームとして盛り上がります。アメリカの大学進学の醍醐味はスポーツ観戦にもありという方は、ホームカミング期間を調べ、さらにフットボールのチケットも購入した上で訪問してはどうでしょうか?こちらがたしかに一番楽しめるタイプと言えます。

最後に、スポーツアカデミーに入学することをお考えの方は私は、現地視察は必須だとすら言い切りたいです。現場で実際に施設を見て、コーチと会い、中学や高校にも進学予定の方はその授業風景も見たりしたあとで、入学するアカデミーを決めるのが最良の決断方法であると信じます。ほとんどのアカデミーは海外からわざわざ訪問してくれる学生たちには、1日体験をさせてくれたり、関係者とのミーティングはもちろん組んでくれます。

10月から11月は航空券の値段も1年の中で比較的リーズナブルな時期ですから、時間があえばぜひとも現地視察を実行してください。

予約の仕方がわからない、スケジュールの見方がわからない、どのようなことを話せばよいのかなど、疑問が生じたらまずはご相談ください。