留学経費のもっとも高い国

8月を迎え、アメリカやカナダでは新学期。留学生として渡航した学生さんは、新入生オリエンテーションも終了したという方もいるでしょう。

オリエンテーション、授業登録を済ませた後に、必ずしなくてはいけないのが、授業料や寮費の支払い。
授業登録を済ませると、その単位数に伴う形で、大学在籍に関する諸経費や寮費1学期分の請求がでてきます。通常1週間から10日以内に授業料の支払いをします。

さて、「留学生にとって最も支払い経費の高い国はどこか?」という興味深いリサーチを世界に支店を持つ銀行HSBCが行いました。アメリカドルだてでの調査となりますが、日本円で換算した場合でもほぼ当てはまる結果だと思います。

調査した13か国を、学費、滞在費の合計で、支払い額の一番高い国から紹介しています。
その結果、一番支払い額が多いのは、オーストラリア。続いてアメリカ、イギリス、UAE、カナダなどとなっています。

オーストラリアが経費が高いのは、学費のみならず、生活にかかる経費も高いということ。
これは、本当で私自身もオーストラリアに旅行した友人や、現在オーストラリアに滞在している外国人の方からの報告を受けています。

オーストラリア市民であれば、物価に応じて給与水準も高いのでそれほど衝撃ではありませんが、外国人として一時的に住む場合には多い出費を痛感するのだと思います。

アメリカは、オーストラリアに比べて生活コストが安いという点でメリットが高いといえます。大学の数も3000を超えているという国はまずアメリカ以外にはないと思います。選択の多さ(まさにアメリカの特徴ですが)、それに伴うコストの幅も考慮すると、2番目に高い国ではありますが、探せば自分にあった学校が予算内で見つかるということも言えます。

アメリカ留学の場合には、数ある学校を選びぬくリサーチを余念なく行うことがいかに重要かということです。そのためにはときにプロの力を借りることも賢いやり方だと考えます。

いくらかの投資でリーズナブルで質の高い学校を選び出せたら、これは数千ドルから数万ドルの節約となります。
足し算、引き算を、きっちり行いましょう。

ちなみに、日本も優秀な大学でも良心的な値段の大学が多いことで紹介されていますが、問題点は生活費の高さ。 多くの留学生たちは東京や大阪などの大都市を選びますのでその分の経費を見込む必要があると指摘しています。

お金の問題は、留学では重要なポイントの一つ。

ここをより具体的にして、準備を進めていきましょう。