個人重視の教育方針:コンサバトリープレップスクール

アメリカには、個人の特性にあわせて高校過程を終了できる私立高校が存在します。

学習障害があったり、今の学校が何か違うと感じていたりして成績が思うように伸びない。
アメリカにはGIFTED、いわゆる何かに非常に秀でている天才型の生徒と判断されていながらも、普通の学校にいくと個性が発揮できない。

そういう生徒たちの受け皿となれる学校。○○式教育などというメソッドも複数存在するのがアメリカです。

ただし、留学生が在籍するということで考えると、多くの学校が留学生がビザ取得をサポートできる権利をアメリカ政府からいただいていない、という問題点がありました。

小さな学校が多く、多額の申請料金をアメリカ政府に支払ってビザ申請をサポートできる権利を維持することが難しいと考えられていたからです。

しかし、フロリダ州フォートローダーデールエリアに所在する、コンサバトリープレップスクールは留学生も迎え入れるできる、ユニークな高校として注目です。

学校自体は30数人の学生数という少人数で、生徒一人ひとりの特性をみながら、授業履修を組み立てていきます。

音楽、芸術にすぐれた生徒さんもいれば、数学など理系が抜きんでてできる生徒さん、できるものはどんどんレベルをあげたコースを履修し、サポートが必用な科目はじっくりサポートしていくことが可能になります。

英語が母国語ではない学生にはESLのサポートも個別に組みつつ、授業スケジュールを立てます。
高校出願時の審査は、オープンエンロールメント、つまり、基本的にはみなを受け入れます。
例えば過去になにかの事情で不登校になってしまった生徒さん、特定の科目の成績が良くない生徒さん、そういう生徒さんも受け入れます。
出願時には成績表は入れるものの、それは現在の力を把握し、どういうサポートが必用かを見極めるためです。
個人の特性に合わせて授業スケジュールを組むというところで、こういう教育システムを調べてきた方はサドベリースクールと比較される方もいらっしゃるかもしれません。サドベリースクールは、もっと個人の授業意欲を尊重した自由度がさらに高い方式ではないでしょうか。

コンサバトリ―プレップの校長は、サドベリースクールとの違いは、フロリダ州の高校卒業認定の基準を上回るコース履修でありながら、個人の特性を考慮した授業履修である、と説明してくださいました。

アメリカの大学に入学するためには、高校を卒業していることと同時に、履修科目のカリキュラムも、英語4年、数学4年、サイエンス系の科目が何科目、人文系科目何科目などというように、履修しておくべき科目を明確に示しているところも多くあります。
ここを満たしていない場合には、残念ながらダイレクトに4年制の大学には入学できないのでコミュニティーカレッジなどで基礎科目の履修科目をする必要がでてきます。

コンサバトリープレップでは、高校卒業後はほとんどの学生が大学へ進学します。その大半が奨学金をいただいて優秀者学生として入学していくそうです。高校12年生(最上級生)のときには大学生活に順応していくための指導が行われます。

高校生のはじめの数年は、生徒に合わせた授業カリキュラムと指導
高校の後半は、いかに社会に合わせるかの方法を伝授していくということ。

大学生活に順応できるすべを学んだ学生たちは、卒業後問題なく大学生活を送り、もともと優秀な学生たちは、熱中すべき専攻をみつけたあとは、もちろん素晴らしい才能を発揮していくわけです。

すべての人にはまる教育などない。という方針のもとに、校長はもともとはご自身のお子様のために教育論を学び、学校を作ったのだそうです。
自分の子供のために必死に学び、立ち上げた学校が今は多くの生徒たちを救っているのだと思います。

コンサバトリープレップの学費は、平均的なアメリカの私立高校に比べてもリーズナブルです。
また滞在はアメリカの大手ホームステイ会社が担当してファミリーとマッチングしています。

留学をすることで学校に通う、さらには大学進学への道も開きたい、けれど予算が高すぎるとあきらめていた方も、ぜひ今いちど留学の道を考えてみてください。

英語力が心配ですか?事前に英語力を把握させていただいたあと、英語のサポートをどれだけ、どのようにつけるかのサポートを検討してくださるそうです。

F-1ビザで入学できる、個人重視のカリキュラム、フロリダ州の高校卒業証明もいただけ、そのあとアメリカのどの大学にも入学できる授業履修カリキュラムであるコンサバトリープレップは、魅力と感じてくださる方もいらっしゃると思います。

興味がある方はお気軽にご相談ください。

コンサバトリープレップの紹介動画もぜひご覧ください。