アメリカ大学合格発表の後に

春は、日本もそしてアメリカも大学出願の合否が出てくる季節。アメリカの合格発表は日本のよう同じ日にちにリリースというよりも1月ぐらいから4月ぐらいまでの間に徐々に合格の知らせが届くというのが一般的。
有名大学に出願したあなたは、そろそろ出願した大学からの結論をうけとっているはず。

見事に第一志望、行きたかった大学からオファーをもらった皆さん、おめでとう!
頑張りました。でもこれからです。

そして、夢描いた結果をいただけなかった皆さん。
もちろん、その結論をうけとめ、数日は悲しい気持ちと向き合うのも必用ですね。

けれど、そこで止まらず、他の山の登り方を考えようではありませんか!

1:他の大学への出願をする。
秋学期入学を目標にしている場合でも、これからまだ6月ごろまでは出願ができる大学があります。ビザ申請の時間を考慮して8月末から9月はじめの渡米に間に合うのであれば、まだまだ出願と合格は出しますという大学があります。
調べてみると、素晴らしいプログラムを持っている大学、ロケーションもよく、留学生サポートもよく、奨学金を出す大学が他にもあるのです。あきらめるのはまだ早い。これからまたひと踏ん張りも可能です。

2:コミカレへの進学
フレッシュマン入学:高校を卒業してすぐに大学入学を目指している方は、4年制大学ではなく2年制のコミュニティーカレッジへの進学をし、1年後あるいは準学士を取得して2年後に再度4年制大学入学を目指すという方法もあります。これをトランスファーと言います。

アメリカのコミカレの役割
アカデミックプログラムは、アメリカの4年制大学に編入を実現させることを目的に、最初の2年間の一般教養部分の授業履修を可能とするもので、今や全米多くの大学がコミカレとの提携、2+2提携を結んでいます。コミカレ2年で一般教養を履修したうえでにそのまま単位を動かして残り2年で学士を取得するというもの。

特にカリフォルニア州では、州内コミカレとの連携が強く、2+2をむしろ薦めています。カリフォルニア大学やカリフォルニア州立大学の州立大学の予算取りが厳しく、教授の人数や学生規模も増やせない現状で、コミカレと連携して最初の2年は州内のコミカレで授業を履修してもらいそのあと4年制大学へとトランスファーしてもらうという流れを確立させたいのです。

UCLAやバークレーなどUCのTOP大学を狙っているあなた。フレッシュマンで入るよりもトランスファーで入学を目指したほうが、専攻によっては可能性が上がる場合もあります。
さらにコミカレは、学費がリーズナブル。
学費は全米どこのコミカレでも1年間の学費平均は1万ドル以内。プラス滞在費が予算となります。

全米各州、各都市にたくさん存在するコミカレですが、留学生サポート、4年制大学との連携、寮の有無、ロケーション、そしてもちろん予算などの考慮する点の中で、あなたが重要視することをいくつか挙げ、それにもっとも多く該当するコミカレに進学するのが良いと思います。

コミカレはもともとの学費が安いのでここからさらに何千ドルもの奨学金は期待せず、滞在費や生活費との合計でどこまで節約できるかを考えるのが現実的だと私は思います。
また、寮があることだけがベストなのかといわれれば、それも私は違うと思うのです。もしかすると都市にあって民間レジデンスやアパートシェアの選択肢も豊富な場所であればそちらのほうが生活しやすい場合もありだから。

今からコミカレを検討している皆さん、お気軽にご相談ください。