アメリカのビザ発給にかかわるニュースが頻繁にでてきて、「発給停止」とか「強制帰国」とか怖い言葉が活字ニュースで流れたりして。
アメリカの学校でこの秋学期から学生生活を始める予定の方、すでに学生生活を送っている方は、「また何か話が変わるのか?」と心配されているかもしれません。
基本的には、2020年3月のCOVID-19禍で特別措置の方針を決めたというガイドラインに変わりはありません。
その後、出てきているニュースは、新情報というよりも、
3月のガイドラインを読み取っていくなかで出てくる疑問に対して、アメリカ政府担当者側からの解説が定期的に発表されていると考えていただきたい。
7月24日にリリースされた質問への回答集では:
1:3月9日以前から学生ビザを保持している生徒は、秋学期の学校がオンラインであってもハイブリットであってもアメリカに滞在してよいし、アメリカ国外でオンライン授業を履修していても学生ビザのステータスは無効にはならないことをあらためてOKだと記しています。
加えて
2:3月9日移行に新規でビザを取得した、あるいは取得する生徒については、3月のガイドラインで対象となっている生徒ではないので、秋学期の授業が100%オンラインならば、あえてアメリカに行く必要はないから、秋学期の新規ビザは出ないであろう。という解釈が追加されています。
多くの新規の学生は、2020年秋学期については、自国で授業をうけて2021年1月から渡米することを選んでいるのも事実ですので、この見解はしかたがないのかな、とも思います。
でも、学校が少なくともハイブリットで授業を提供するのであれば、秋学期は新入生でも渡米する選択肢はもちろんありですし、ビザも出ています。
ニュースは冷静に読み取ろう。
ということで詳しくは動画でどうぞ。