アメリカのカレッジ・大学への正規留学を目指している皆さんにとって、TOEFLなど英語試験の基準点突破が必要になります。TOEFLは、ペーパーTOEFL、コンピューターTOEFLを経てインターネットを使用して行われるTOEFL iBTという変遷がありました。
日本でも今やこのインターネットTOEFLが定着しています。さて、このインターネットTOEFLの特徴ですが、文法、リスニング、ライティング、さらにはスピーキングまで総合的な英語の力を試すというもので、英語圏の大学で実際に学生として成功していく力を見る指針としては優れているのではないかと私は思います。
しかしながら、第2外国語として英語を学ぶ私たちにとって、リスニングとスピーキングを試されるインターネットTOEFLは以前のペーパーやコンピューターTOEFLに比べると点数が取りにくいという方もいらっしゃるかもしれません。
インターネットTOEFLではスピーキング以外の部分を一生懸命に勉強して、スピーキング点数の低さをカバーするという勉強法もありますが、実際に試験会場に向かう前には必ず、最低でもスピーキングの部分がどのように出題されるのか、サンプルテストを経験してみてください。
私は、スピーキングも他のセクション同様に練習することは大変に重要であると思います。
スピーキングセクションは全部で6問。スピーカーから流れてくる質問(字幕なしです)に対して、15秒から30秒で考え、その後すぐに45秒から60秒の間に英語で答えていきます。「45秒から60秒以内に答えを言い終わる」これは練習しないとダメですね。
はじめの2問については、ライティングのテーマと同様にあるトピックが伝えられ、それについての論述を行います。トピックの例としては例えば:
- Describe your best friend.
- Favorite holiday spot/ Hobby/Subject/teacher in school
- Most cherished moment at school
- Which country/city would you like to visit?
- Toughest challenge faced by you
- What would you like to do between study time, to take a break or to relax?
- Some students prefer university in the home region while others prefer studying abroad. What would you prefer?
- What do you miss when you are away from your home?
- If you could know your future, what would you like to know?
- What are important considerations in chosing a job/career according to you?
(参照:http://www.english-test.net/forum/ftopic19870.html)
このようなトピックの例はインターネット検索でもたくさんでてきますので、想定されるトピックを拾っては、あなただったらどのように答えるかを考え時間内に言い終える練習を繰り返し行う。また英語がネイティブのお友達や英語の先生にも聞いてもらうことも重要です。
一つの文章を読まされる箇所もあります。しかも時間内に言い終わらないといけません。普段の勉強法としてはとにかくいつも、「声に出して読む」練習をしてください。
自分の声を録音してみて、どのように聞こえているかを理解するのも重要です。録音された自分の声を、聞いたことがありますか?
スピーキングに慣れているのといないのでは、点数に大きく違いがでてくると思います。
「あと10点で大学の基準点が超えられるのに!」と言うあなた、
スピーキングの勉強もしっかりと行ってみてください。サンプルテストを体験したことのない方、ETSのテストサンプルは無料でダウンロードできます。
最後に、試験会場ではマイク及びヘッドホンの調子を試すことができるのですが、マイクの調子が悪い、聞こえが悪いという時には、「遠慮せずに」交換してもらいましょう。
頑張ってください!