「奨学金やファイナンシャルエイドを留学生にも課する大学は?」
こんな質問を、学生や保護者の方から良く受けます。
海外の大学に進学するのですから、質の良い大学に進学したいという気持ちはあっても、それ以上に滞在中の予算が賄えるかということも大変重要です。
しかも通常、アメリカ国民や米永住権を持たない留学生への奨学金や資金的援助は限られております。
ただし、優秀な学生には留学生、アメリカ学生に限らず資金的に援助をしようという大学は存在するのです。
アメリカの大学のランキングとして紹介しているUSニュースの調べでは、全米800近くの大学が留学生に何らかの資金援助を施しているという回答をしています。
留学生に資金援助を施す大学の中でも、2010年から2011年に最も多くの資金援助をした大学は以下の通りです。
大学名 平均援助額 入学した学生数(学士) USニュースランキング
Yale University $51044 348 3, National University
Wesleyan University $50743 84 12, National Liberal Art College
Skidmore College $50000 56 49, National Liberal Art College
Amherst College $49010 146 2, National Liberal Art College
Trinity College $48999 119 37, National Liberal Art College
Gettysburg College $48908 43 47, National Liberal Art College
University of Chicago $48436 63 5, National University
Williams College $47713 128 1, National Liberal Art College
Vassar College $47623 122 14, National Liberal Art College
Colby College $47469 94 21, National Liberal Art College
(10 Colleges that offer international students most financial aidより抜粋)
留学生に多くの資金援助を施す大学トップ10の多くは、リベラルアーツカレッジです。でも、リベラルアーツカレッジと言えば、少人数制の私立大学でありその学費も高いことで知られています。
ということで、実際支払う金額は資金援助があったとしても、ある程度の学費はやはり支払わねばならないことになります。
考え方としては、「リベラルアーツだから学費は到底払えない」とは限らないということです。
成績優秀である方は、もし希望の大学の中にリベラルアーツカレッジがあったとしたら、迷わず出願してみることをお奨めします。
出願と同時にファイナンシャルエイドも必ず申し込むこと。保護者の方の財産証明書や税金書類を見ながら、細かい計算をしていく必要性もありますが、資金援助がもらえる可能性があるのですからぜひともこちらも提出してください。
リベラツアーツカレッジの出願締め切りは、早いのも特徴です。もう今年秋学期の出願締め切りは終わっていますが、今から2013年秋の準備をし始めるのも決して早いわけではありません。
2013年の受験プロセスはもうスタートしています。
USカレッジコネクションは大学のファイナンシャルエイドの申し込みのサポートも行います。お気軽にお問い合わせください。