2012年春のお奨め留学先5回目:ジュニア向けスペシャルツアー

この春のお奨めの短期語学講習プログラムを1週間連載でお送りしております。5回目は春休みに中学生や高校生のお子様を海外体験させたいという保護者の方へお奨めのプログラムをご紹介したいと思います。

若いうちに海外体験をさせるのは、とても良いことだと私も思います。でも、未成年のお子様を一人で、しかも海外に出すのですから保護者の方にとっては大きな決断であるとも言えます。

プログラム選定の際には、しっかりとした語学講習であるということに加えて、ジュニアプログラムの経験の長さ、スタッフサポートなども考慮してプログラムをお選びください。

さて、今回ご紹介するのは、語学学校のFLSインターナショナルが主催する春のジュニア向けスペシャルツアーです。FLSはジュニアプログラムを手掛けて長く、英語のプログラムも若い学生の方や、大学進学を目指す方向けの一般集中英語コースを得意としているというのが私の感想です。ホームステイプログラムも学校独自で組織し、問題があった場合にもすぐに対処できるというという利点もあります。カリフォルニアエリアについては、独自にバスドライバーも抱えていますので、学生のピックアップやグループプログラムの移動などには、ドライバーであり、FLSのスタッフである方が送り迎えをします。

学生が学校初日を終えると必ず届くという、各キャンパスのディレクターよりの保護者向けのメールは、海外に送り出して、お子様以上に不安である保護者の方を安心させてくれます。

FLSの春のジュニア向けスペシャルツアーですが、カリフォルニアとボストンにて開催される、「ディスカバーカリフォルニア」と「ディスカバーボストン」です。週18レッスンの語学講習に加えて、午後には毎日グループでの観光アクティビティーが入っており、週末には少し遠方へでかけることもあります。滞在はホームステイとなり、朝食、夕食の食事付となります。

これから春の日程としては3月4月の基本的に3週間コースですが、1週間から参加することができます。対象年齢は15歳以上となります。

料金は、語学講習と滞在、食費、アクティビティー費、空港ピックアップの往復が込みのパッケージ料金となります。

FLSはもちろん夏のサマープログラムはさらにバラエティー豊富な内容で6つあるキャンパスの各地でユニークなスペシャルプログラムを開催します。その一例として、アクティング、サーフィン、バスケット、テニス、ヒップホップ、写真、アウトドア、SAT/TOEFL準備など。

今から夏のプログラム参加に興味があるという方も、春のプログラムに参加させたいという方もいますぐご連絡ください。

最後に、日本人参加の数を気になさる保護者の方が多いのですが、実は一般的の語学学校が主催するジュニア向けのグループプログラムについては日本人の比率はとても低いです。アジアの他の国や、ヨーロッパからの学生が多いと思います。

他の国からの同じ年頃の学生たちとお友達になれる絶好の機会ではないでしょうか。

2012年春のお奨め留学先4回目:教師宅ホームステイ

この春お奨めしたい短期語学留学をシリーズでお伝えしていますが、4回目の今日は少し趣を変えて、留学先ではなく滞在方法のご提案をしたいと思います。

ホームステイは、学びたい言語を話す家庭に滞在するということで、語学習得の早道とも言われておりますが、ホームステイというものに大きな期待を抱きすぎ、少しがっかりしたとお感じになるかたもいらっしゃいます。

しかし、今回ご紹介するのはホームステイに大きな期待を抱いていただきたいプログラムです。

ホームステイをしながら、滞在先のファミリーから英語を学ぶという「教師宅ホームステイプログラム」です。このプログラムはホストファミリーが先生となる訳で、ホストとのコミュニケーションはもちろんのこと、コース選択によっては英語を学ぶ以外にさまざまなアクティビティーに、ホストファミリーと一緒にでかけたりという機会もあります。これには追加料金がかかりますが。

場所的には、ホストファミリーさえいれば全世界どこでもということになりますが、当社としてはアメリカとカナダを中心にご紹介します。Home Language Internationalが提供できるノースアメリカの都市としては、カナダですとバンクーバーやトロント、アメリカですとニューヨーク、シカゴ、ロサンゼルス、サンディエゴ、マイアミエリア、ラスベガス、サンフランシスコ、シアトルなどなど、主要な観光都市を網羅しています。

先生となるホストファミリーは、定年退職された先生や現役の教師、さらに大学の教授である方とか、皆大学の学位を持っていることが前提です。教師として英語を教える方の経歴については、ホストファミリーを選択する際のプロフィールに記載されています。

またHome Language Internationalではホストファミリーに問題がある場合には24時間以内に新たなホストファミリーを探してくださるそうです。定期的にホストファミリーの状況をチェックし、質の維持にも努めているとのこと。

料金的には、一例として1週15時間の英語レッスンと3食付のホームステイで1週1390㌦。ホストファミリーの質さらには、ホストファミリーから直接語学を学べる(もちろん個人レッスン)ということを重要視される方にとっては価値のあるプログラムであると思います。

通常語学学校で個人レッスンを受けられますと、1時間あたり100㌦というのも平均的な価格です。そう考えると、ホームステイ先で通学に時間もお金もとられず、個人レッスンをうけられますのでむしろお得であるかもしれません。

申込みの際には、どんなホームステイをしたいのか、ホストファミリーに望むことなどを明確に述べる(エージェントに伝える)ことも成功の鍵であると思います。

語学教師宅へのホームステイに興味がある方はいますぐご連絡ください。

2012年春のお奨め留学先3回目:サンフランシスコ

7回シリーズでこの春おすすめの短期語学留学先をご紹介しております。

3回目はサンフランシスコ。サンフランシスコについては、日本人の方にも人気のスポットですのでいまさら細かにご説明するまでもありませんが、3月4月は、1年の中でもサンフランシスコ訪問にもっとも適した時期なのです。

カリフォルニアと言えば、年中温かいというイメージがありますが、サンフランシスコを表現する場合には暑いというイメージよりも、気温差が少ない過ごしやすさを強調したいと思います。そのため、夏であっても25度以上気温があがることもほとんどなく、冬も氷点下まで下がることもないのです。ただし、夏であっても少し肌寒さをかんずることがあったりするのも事実です。

そのような中で、3月4月の平均気温は摂氏18度程度。過ごしやすい気温です。

コンパクトにまとまった街で、路面電車があったり、徒歩でもいろいろ動きやすい都市であるサンフランシスコは短期の留学をする場合に適していると言えます。

都会でありながらもクリーンなダウンタウン。人々も観光客に対してとても親切である街です。

短期の語学留学に適している場所だけに、サンフランシスコには語学学校が密集しています。本当にたくさん存在します。逆にそのため、どの学校に行くかを慎重に選ぶ必要があります。

当社でもこれまでサンフランシスコに所在する語学学校を視察し、ご紹介してきました。

今回はそれに加えてもう一つ、ILSCという語学学校をご紹介します。この語学学校はカナダが本社で、カナダではかなり歴史のある語学学校です。今回アメリカでは新たにサンフランシスコにキャンパスを開きました。

特徴としては、60以上のバラエティー溢れる英語コースが提供されていること。例えば一日3時間、週15時間の語学講習で申し込む場合、英語のレベルさえあっていれば、一般英語の授業だけではなく、クリエイティブイングリッシュ、テスト準備、パブリックスピーキングの授業なども履修することができます。

また面白いコースとしては、イングリッシュスルーサンフランシスコといって、教室での授業に加えてサンフランシスコの街にでて現場での英語を学ぶとか、さらにはイングリッシュオンザロードカリフォルニアと言うコースでは、2週間以上サンフランシスコ校で学んだあとに、クラスメートと共に7日間のカリフォルニアバス旅行に出るというユニークなもの。これにはILSCのスタッフも同伴します。

また大人向けに、午前中の英語授業のあとにはILSCが計画したアクティビティーに参加するというイングリッシュインアクションも面白いと思います。

ホームステイプログラムもILSCの誇りにしているもので、カナダのホームステイのやり方をアメリカに持ち込んだというのがスタッフの弁。カナダの数ある語学学校の中で勝ち残っていくためには、ホームステイの質を高めることが重要と考え、その手法をアメリカにも持ち込んだということ。特に重要視するのはホストファミリーを慎重に選び、教育も怠らないとのことです。

サンフランシスコで留学をお考えの方は、今すぐお問い合わせください。

ILSCに限らず、ご予算やどんな語学講習を理想とされるかなどのご希望をお伺いしたうえでお奨めの語学学校をご紹介いたします。

2012年春のお奨め留学先2回目:バンフ・カナダ

2012年春からの語学留学先としてUSCCがおすすめする語学学校を7回連載でご紹介しています。2回目はカナダのバンフをご紹介します。

1回目は、同じくアメリカ側のロッキーのふもとであるデンバーをご紹介しましたが、今回はカナダ側のロッキーです。カナダは語学留学希望者には大変に人気のある場所で、バンフも自然に関するアクティビティーを希望される方には大人気の場所です。

カナダは6か月以内であれば、ビザなしで渡航でき語学学校にもパートタイムでもフルタイムでも通えるのが魅力です。

今回ご紹介するバンフ教育センター(Banff Education Center)は1996年より開設しているしっかりとした語学学校ながら、ローカルの語学学校として大きすぎない、アットホームな学校と言えます。

英語講習も週に15時間、24時間、30時間の内容から選べ、さらにくれにアクティビティー料金のクレジットを購入することで、自由に好きなアクティビティーに参加できるというシステムを取っています。

これからのスキー・スノーボードプログラムについては、英語の授業に加えて、1週間に8クレジットのアクティビティークレジットを購入することで、週末には近郊のスキーリゾートでスキー・スノーボードを終日楽しむことができます。現場にはシャトルバスでの送迎がつきます。またスキー・スノーボード以外のアクティビティーとしては、バンフのホットスプリング(温泉)、アイスホッケー観戦、カーリング体験、映画、スケートなどなど。

観光をしながら英語も学びたいという方にはぴったりのプログラムと言えます。

滞在方法としては、ホームステイと、近郊の格安ホテルを他の学生と共有して住むという賃貸の部屋も紹介します。

ファームステイも斡旋するのがこの学校のユニークな点です。ファームステイということで、農家のお手伝いをすることで料金が安くなるというプログラムを想像するかもしれませんが、この場合はそうではありません。4週間以上学校で英語を学んだあとに、都市から離れた農家のお宅に宿泊する経験ができるというものです。

自然を満喫できる観光都市バンフで英語を学びながら、アクティビティーも体験できるバンフ教育センターに興味があるという方、今すぐご連絡ください。

2012年春のおすすめ留学先1回目:コロラド州デンバー

新年あけましておめでとうございます。

2011年は皆さまにUSカレッジコネクションを知っていただく年であったと思います。

おかげさまで当社が手掛ける語学留学サポートと、カレッジ進学コンサルティングについてご満足いただき、今年はさらに忙しい年となりそうです。

USカレッジコネクションの2012年は、より精力的にそれぞれの学生の方にとってベストな留学なご提案していきたいと思っております。

さて新年初日から1週間連載で、この春おすすめの短期留学の場所をご紹介していきます。2月3月から大学の春休みで、数週間から数か月の語学留学をお考えの方もいらっしゃると思います。そのような方へのおすすめ留学先を連載でご紹介していきます。

1回目はコロラド州のデンバー。デンバーと言えば大自然というイメージを持たれる方も多いでしょう。スキー・スノーボードをしたり、山に登ったりというアクティビティー派に人気の場所です。これからの春はもちろんスキーやスノーボードをしたいというあなたにはぴったりのシーズンとなります。でも意外と知られていないのが、デンバーは都会であるという事実。綺麗に整備された町並み、クリーンなダウンタウン、さらに上記したように自然のある場所にも行きやすいという便利さ。自然と都会のバランスの取れた場所です。

スプリングインターナショナルランゲージセンターはコロラド州とアーカンソー州の大学、カレッジ内にキャンパスを持つ語学学校です。カレッジ内にキャンパスがあるため、ホスト大学への進学サポートがありますし、また大学の雰囲気を味わいたいという方にも良い場所です。

スプリングインターナショナルのオーラリアセンターは、デンバー市内のコミュニティーカレッジと大学が同じ敷地内に所在するオーラリア大学教育センターに所在しています。オーラリア大学教育センターには、デンバーコミュニティーカレッジ、メトロポリタンステートカレッジのデンバー校、さらにコロラド大学デンバー校が所在します。コロラド州の大学に進学を希望している方にも良い語学講習の場所であると思います。

またアラパホコミュニティーカレッジキャンパスは、デンバーの郊外でより自然に近い場所ですが、こちらのキャンパスでは、英語とスキーなどのアクティビティーを組み合わせたスペシャルプログラムも個人の学生に対して提供しています。こちらの場合にはビザ無しの観光滞在でアメリカにいらっしゃる場合にも適用します。

こちらのリンクもご参照ください。http://www.spring.edu/special-programs.html

どのキャンパスでもコースは9週間か5週間のコースから選ぶことができます。3月のスタート日は3月19日、あるいは4月16日となります。

英語のコースはレベル6まで分かれており、総合的な英語力を上げる集中英語コースに加えて、TOEFLやIELTSの対策をする授業も提供されています。

滞在方法はホームステイで、学校のスタッフが直接ホームステイ先の斡旋を行います。

日本人も少なく、大自然があり、でも都会のデンバーに興味があるという方、ぜひともUSカレッジコネクションへご連絡ください。

CUNYの学費も毎年値上げ決定

2011年も残すところあと少しとなりました。12月はお金勘定で頭悩ますかたも多いと思うのですが、大学もやりくりに頭を悩ませているよう。

これまで、カリフォルニアの資金繰りが苦しく、カリフォルニア大学や、カリフォルニア州立大学系列の学費が値上がりを続けていることをご紹介してきましたが、資金繰りが苦しいのはカリフォルニアだけではないのです。

ニューヨーク市立大学(CUNY)の理事会は、2015年まで今後毎年学費を300ドルずつ値上げしていくことを決定しました。割合的には5年間で31パーセントの値上げとなります。

もちろんこれには学生たちは大反対でこれまで反対抗議運動も繰り広げられてきたわけですが、その反対運動もかなわず値上げが決定されたわけです。

ただしです。CUNYの学費は今だに他の州立、公立大学に比べると値段的には安いと言えます。

ニューヨーク出身者、居住者のインステートの学費は年間で5130ドル、留学生も含む州外価格は年間で13800ドルです。

2011年のCUNYの学費詳細については以下のリンクをご覧ください。

http://www.cuny.edu/admissions/financial-aid/estimating-costs/tuition-fees.html

このリーズナブルな価格が、これまで多くのニューヨーク学生に学ぶ機会を与えてきた訳です。

でも、この経済危機で、州からの援助が削られている現実の中、学費値上げ処置は苦しいながらもしかたながない処置であるのかもしれません。

ちなみに、ニューヨーク州立大学系列(SUNY)も学費値上げを決定しています。

何度書きますが、カリフォルニアの州立大学の学費に比べれば、CUNYやSUNYの学費はまだまだ安いので、そこまで悲観することはないというのが私の感想ですが。

さて、来年は留学を実現する年にしたいというあなた、スタートが大切です。

計画を立てて、一歩一歩進んでいきましょう。

来年もUSカレッジコネクションをよろしくお願いします。

*CUNY値上げ記事:U.S. FrontLine December 20, 2011参照

コミカレと4年制大学との提携で留学

アメリカ留学は、まずはコミカレから。出願の基準が低く入学しやすいこと。さらには学費も安いということで、まずはコミュニティーカレッジ(コミカレ)から進学を目指して、4年制大学へ編入しようというお考えの学生の方も多いようです。

コミカレ進学をする際に、最も重要なのは4年制大学に編入した時にコミカレで履修した単位を無駄なく、ほとんど移せるかどうかです。

単位移籍がうまくいかないと、いくらお金を節約したつもりでコミカレに進学しても、結果的に時間とお金を無駄にしてしまうという結果になりかねません。そのため、コミカレに進学後も、編入したい大学の科目履修の内容を見ながら、コミカレで履修するクラスを決めたり、コミカレの進学アドバイザーにも積極的に相談する姿勢が必要なのです。

同じ州内では、コミカレと4年制大学の進学合意は今や当たり前に行われています。コミカレで2年、4年制大学で2年の2プラス2のシステムを打ち出しております。同じ州内のコミカレと4年制大学であれば、単位移籍については問題ないとも言えます。

最近では、他の州の優良大学と進学合意を組むコミカレも増えてきました。学生獲得に必死なコミカレが、「コミカレの2年で優秀な成績を修めれば、全米の超有名大学への進学も保証される」ということをアピールするためです。

例えば、留学生の勧誘にも積極的なシアトルにある、シアトルセントラルというコミュニティーカレッジは、メリーランド州ボルティモアにある全米トップレベルの大学、ジョンズ・ホプキンス大学のビジネス学部入学の進学提携を2012年も続行します。

ジョンズ・ホプキンス大学は、USニュースによると全米ランキング13位に位置する私立大学です。普通に高校を卒業したあとに、この大学を目指すとその競争率はとても激しく難関大学の一つです。

ところがこのシアトルセントラルの進学提携を利用すると、シアトルセントラルに在学中に、ジョンズ・ホプキンスからの条件付きの合格通知も手にすることができるのです。

もちろん正式にジョンズ・ホプキンスの学生になるためには、シアトルセントラル在学中に決められた履修科目で好成績を維持して準学士を取得する必要があります。でもしっかり努力をして結果をだせば、2年後には有名大学への入学が開けます。

ジョンズ・ホプキンス大学の学費は私立ですし、有名大学でもありますので高いです。そのため、まずはコミカレで2年分の学費を節約したあとに進学することで学費をかなり抑えることが可能となります。

このようにコミカレを目指す場合には、州内の大学の他にも提携合意があるかも確認されるのはとても良いことだと思います。

セントラルシアトルコミュニティーカレッジとジョンズ・ホプキンス大学のビジネス学部への進学に興味があるという方は今すぐUSカレッジコネクションへお問い合わせください。

サンフランシスコの語学学校

サンフランシスコ出張から戻ってきました。今回はサンフランシスコにある4つの語学学校も訪問してきました。訪ねた4つの学校は全てダウンタウンエリアに所在し、公共交通機関もバスやケーブルカー、電車を使うことができます。学校は皆、明るくて清潔な内部で、スタッフの方もみな温かく迎えてくださいました。ちなみに、予約なしで全て駆け込みでしたが(意図的に)、皆さんそれでもとても親切に対応してくださったので合格です。以下に各学校をアルファベット順にご紹介します。

コンバース(Converse International School of Languages)

Converse
コンバースサンフランシスコ

少人数制を徹底しているのがこのコンバースです。サンフランシスコとサンディエゴに学校があります。クラスサイズは最大で8人まで。学校の規模は少し小さ目ですが、逆にアットホームな雰囲気でもあります。毎週金曜日には、修了していく学生のための修了証書授与式が行われ、天気がよければ見晴のよい屋上で行うとのこと。料金的にはクラスサイズが小さい分、ちょっと高めとなりますが、それでもプライベートレッスンを考えているのであればそれよりはかなりリーズナブルですし、価値のある投資であると思います。一般英語、ビジネス英語、TOEFL対策などのクラスが選べます。

EC

EC 
ECサンフランシスコ

アメリカやイギリス、マルタに学校を持つECのサンフランシスコキャンパス。マルタに本社があります。ECのキャンパスはダウンタウンの高層ビルの16階です。そのため教室からは、ダウンタウンの様子も見下ろせます。オープンな作りが印象的。ECのプログラム集中英語、ビジネス英語、TOEFL対策などバラエティーに富んでおり、その質は2011年のベスト語学学校に選ばれていることからも証明済みです。日本人の割合がサンフランシスコなのに7パーセント程度と低いのも嬉しいところ。

エンバシーCES

エンバシーCES
エンバシーCESサンフランシスコ

アメリカのみならず、イギリス、オーストラリア、カナダなど英語圏の複数の国にキャンパスを持っているのがエンバシーCES。どこのキャンパスを訪ねても、統一した教室のデザインと、統一したプログラムの質で、安心感のある学校でもあります。有名なテクノロジーボード、コンピューターを駆使しての授業がアピールポイントでもあります。一般英語、ビジネス英語、TOEFL対策などが履修できます。

イントラックス(Intrax)

イントラックス
イントラックスサンフランシスコ

イントラックスは、サンフランシスコの他に、シカゴとサンディエゴに学校があります。サンフランシスコ校は、2011年の7月に転居したばかり。この学校は海側に所在しています。観光船が出るハーバーも近くにあります。学校が所在しているビルはとてもモダンなつくりで、内部に大きな噴水があり、教室からもその様子が見られます。ビル内にはフードコートもありますので、天気の悪い時には外に出なくとも食事がとれるなどの利点もあります。ここも集中英語、ビジネス英語、TOEFL対策などの授業が履修できます。

訪ねた4校全てプログラムの質やスタッフの対応など良い学校であると言えます。学校の印象も大変に似た点が多かったです。このような状況でどこに入学するかの結論を出す際には、クラスサイズ、微妙に異なる料金体系、クラス登録の仕方(決まった時間に授業が始まるタイプか、午前や午後から自由に選べるタイプか)などから自分に合ったものを選ぶということになると思います。

サンフランシスコは年間を通して気温差も少なく、過ごしやすい場所です。また都会ではあるのに、とても美しい町でもあります。見どころの多いサンフランシスコで語学留学をお考えの方は、ぜひともご相談ください。

今回訪問した学校やサンフランシスコの景色を撮影した写真を、フェイスブックページに掲載しています。こちらもぜひともご覧ください。きにったら、いいね!ボタンを押してくださると嬉しいです。

Facebookページサンフランシスコ写真はこちらをクリックください。

まだ間に合う、冬休み・春休みの語学留学

あっという間に年末が近づいてきました。学校がお休みの間に短期で留学をしたいという方も多いのではないでしょうか。各語学学校は、冬休みや春休みは夏ほど多忙ではなく、ねらい目の季節でもあります。夏ほど大きくはありませんが、語学プラスのプログラムを用意している語学学校もあります。

中学・高校生対象のジュニアプログラムも、冬休み中に開催されます。場所的にも、ニューヨーク、ボストン、カリフォルニアなどからお選びいただけます。ジュニアプログラムは、未成年のお子様対象ということで、英語講習のあとは団体で観光やアクティビティーに参加したりするのが特徴です。冬のプログラムは、夏に比べて小規模のため、ホームステイを提供する語学学校が多いようです。語学学校の中には、クリスマスからお正月にかけての週にも、ジュニアプログラムを開催しているところがあり、その場合ホームステイ家族とクリスマス当日、さらにはニューイヤーを過ごすことになります。

通常の語学コースは、クリスマスの週はお休みで1月7日以降オープンというところが多いようです。クリスマス前から渡米したいと言う方は、学校がお休みの間には、アメリカ旅行をお考えになるとか、お住まいの都市を散策してみるなどの計画を立てると良いでしょう。

日本の大学が春休みとなる2月・3月頃から渡米を希望される方も多いようです。ニューヨークやボストンなどは冬でも人気の都市なのですが、寒さが苦手と言う方は、カリフォルニアの選択の他にもフロリダも良いと思います。例えば、マイアミやそのお隣のリゾート地、フォートローダーデールの2月3月の平均最高気温は25度。平均の最低気温もこの時期15度程度です。雨も少なく、湿度も感じない2月3月が一番過ごしやすいといいます。寒い日本を脱出するのなら、温かいエリアで学ぶのも良いかもしれません。

テキサスのオースティンやヒューストンもお奨めします。テキサスも3月に入ると、春を飛び越えた夏のような気候となります。でもこの時期はその後にやってくる暑さに比べると、とても過ごしやすいものです。都会なのに、広々としている。文化のにおいもするのに、カウボーイ気質のあるテキサス。人々もおおらかで、面白い経験ができると思います。

今から準備をして間に合いますか?

そんな質問も受けます。

数週間から90日以内の滞在であれば、大丈夫です。ただしESTAの登録を忘れずに。

ビザを有する90日以上の滞在の場合には、大使館とのビザ申請の時間を考慮する必要があります。クリスマスや正月休みの間はビザ面接が行われませんので、この時間を逆算して語学学校にも申込みをする必要があります。

来年1月以降の渡米だったら、ビザが必要な場合でもまだ大丈夫です。お早目にご相談ください。

キャンパスツアーに参加しました:タールトン州立大学

タールトン州立大学

秋はさまざまなイベントが次から次とやってくるアメリカです。大学でも、在校生や卒業生たちは、ホームカミングという日本の大学際のようなイベントも開催するのが秋ですし、将来の新入生・編入生たち向けては、大学を解放するオープンハウスやキャンパスツアーが多く開催されるのもこの秋のシーズンです。

私も高校生である主人の姪っ子につきあって、ダラスから2時間ぐらいの所にある、Tarleton State University(タールトン州立大学)のキャンパスデーに便乗しました。キャンパスデーでは、出願担当のアドミッションスタッフや、在校生のボランティア、各学部の教授たちとも話ができる絶好のチャンス。もちろんキャンパスツアーも開催されます。一日でかなりの情報を入手することができます。インターネットで数十時間のリサーチに費やすよりも、一日数時間のキャンパスツアーの方がやはり効果的です。百聞は一見にしかずとはこのことです。

さて、私が訪れたタールトン州立大学は、スティーブンビルという小さな町に所在する総合大学で、学生人口は9000人ほど。中規模の大学と言えます。大きくもなく、小さくもなく、ちょうど良いサイズではないでしょうか。総合大学ですので、文系、理系、芸術系までさまざまな専攻が提供されているのも魅力です。

主人の姪っ子は、将来は獣医になることを目指しており、その彼女が興味を持つタールトン州立大学には、動物科学の学部があります。この学部の中には、動物科学の専攻の他に、野生動物経営、動物生産、動物に関連するビジネスに重きを置いた専攻まで、ユニークなプログラムが提供されています。もちろん、将来獣医でプロフェッショナルスクールに入学するための準備プログラムもあります。

さらに、専攻ではありませんが、プログラムとして馬経営について学んだり、馬を使ったセラピーを行うプログラムもあります。馬セラピーについては、動物科学の学部生でなくとも、ボランティアでお手伝いをする学生もいるそうです。カウボーイで有名なダラスですので、学内にはロデオクラブもあるそうです。もちろん乗馬もできます。

敷地内には、馬や牛などを中心とした動物がおります。都市にある大学と違い、このような牧場がキャンパスからも近い場所に持てるということが利点です。

タールトン州立大学は、全米トップレベルのテキサスA&Mシステムの大学です。そのため、将来的に大学院でテキサスA&Mに進学したいという学生たちにとっても良い選択となります。

教授やスタッフもとても親切で、真剣な対応が印象的でした。

フォートワースやダラスなど大きな町にでるのに、数時間はかかります。でも、大学で真剣に学びたいという方、まずはこのような小さ目な大学で学内のサポートもしっかりと受けながら確実に好成績を収めたいという方、向いているかもしれません。

キャンパスの美しさも印象的でした。

タールトン州立大学の様子を撮影した写真は、フェイスブックページに掲載しております。興味がある方は、こちらをクリックしてください。