2012年春のお奨め留学先2回目:バンフ・カナダ

2012年春からの語学留学先としてUSCCがおすすめする語学学校を7回連載でご紹介しています。2回目はカナダのバンフをご紹介します。

1回目は、同じくアメリカ側のロッキーのふもとであるデンバーをご紹介しましたが、今回はカナダ側のロッキーです。カナダは語学留学希望者には大変に人気のある場所で、バンフも自然に関するアクティビティーを希望される方には大人気の場所です。

カナダは6か月以内であれば、ビザなしで渡航でき語学学校にもパートタイムでもフルタイムでも通えるのが魅力です。

今回ご紹介するバンフ教育センター(Banff Education Center)は1996年より開設しているしっかりとした語学学校ながら、ローカルの語学学校として大きすぎない、アットホームな学校と言えます。

英語講習も週に15時間、24時間、30時間の内容から選べ、さらにくれにアクティビティー料金のクレジットを購入することで、自由に好きなアクティビティーに参加できるというシステムを取っています。

これからのスキー・スノーボードプログラムについては、英語の授業に加えて、1週間に8クレジットのアクティビティークレジットを購入することで、週末には近郊のスキーリゾートでスキー・スノーボードを終日楽しむことができます。現場にはシャトルバスでの送迎がつきます。またスキー・スノーボード以外のアクティビティーとしては、バンフのホットスプリング(温泉)、アイスホッケー観戦、カーリング体験、映画、スケートなどなど。

観光をしながら英語も学びたいという方にはぴったりのプログラムと言えます。

滞在方法としては、ホームステイと、近郊の格安ホテルを他の学生と共有して住むという賃貸の部屋も紹介します。

ファームステイも斡旋するのがこの学校のユニークな点です。ファームステイということで、農家のお手伝いをすることで料金が安くなるというプログラムを想像するかもしれませんが、この場合はそうではありません。4週間以上学校で英語を学んだあとに、都市から離れた農家のお宅に宿泊する経験ができるというものです。

自然を満喫できる観光都市バンフで英語を学びながら、アクティビティーも体験できるバンフ教育センターに興味があるという方、今すぐご連絡ください。

2012年春のおすすめ留学先1回目:コロラド州デンバー

新年あけましておめでとうございます。

2011年は皆さまにUSカレッジコネクションを知っていただく年であったと思います。

おかげさまで当社が手掛ける語学留学サポートと、カレッジ進学コンサルティングについてご満足いただき、今年はさらに忙しい年となりそうです。

USカレッジコネクションの2012年は、より精力的にそれぞれの学生の方にとってベストな留学なご提案していきたいと思っております。

さて新年初日から1週間連載で、この春おすすめの短期留学の場所をご紹介していきます。2月3月から大学の春休みで、数週間から数か月の語学留学をお考えの方もいらっしゃると思います。そのような方へのおすすめ留学先を連載でご紹介していきます。

1回目はコロラド州のデンバー。デンバーと言えば大自然というイメージを持たれる方も多いでしょう。スキー・スノーボードをしたり、山に登ったりというアクティビティー派に人気の場所です。これからの春はもちろんスキーやスノーボードをしたいというあなたにはぴったりのシーズンとなります。でも意外と知られていないのが、デンバーは都会であるという事実。綺麗に整備された町並み、クリーンなダウンタウン、さらに上記したように自然のある場所にも行きやすいという便利さ。自然と都会のバランスの取れた場所です。

スプリングインターナショナルランゲージセンターはコロラド州とアーカンソー州の大学、カレッジ内にキャンパスを持つ語学学校です。カレッジ内にキャンパスがあるため、ホスト大学への進学サポートがありますし、また大学の雰囲気を味わいたいという方にも良い場所です。

スプリングインターナショナルのオーラリアセンターは、デンバー市内のコミュニティーカレッジと大学が同じ敷地内に所在するオーラリア大学教育センターに所在しています。オーラリア大学教育センターには、デンバーコミュニティーカレッジ、メトロポリタンステートカレッジのデンバー校、さらにコロラド大学デンバー校が所在します。コロラド州の大学に進学を希望している方にも良い語学講習の場所であると思います。

またアラパホコミュニティーカレッジキャンパスは、デンバーの郊外でより自然に近い場所ですが、こちらのキャンパスでは、英語とスキーなどのアクティビティーを組み合わせたスペシャルプログラムも個人の学生に対して提供しています。こちらの場合にはビザ無しの観光滞在でアメリカにいらっしゃる場合にも適用します。

こちらのリンクもご参照ください。http://www.spring.edu/special-programs.html

どのキャンパスでもコースは9週間か5週間のコースから選ぶことができます。3月のスタート日は3月19日、あるいは4月16日となります。

英語のコースはレベル6まで分かれており、総合的な英語力を上げる集中英語コースに加えて、TOEFLやIELTSの対策をする授業も提供されています。

滞在方法はホームステイで、学校のスタッフが直接ホームステイ先の斡旋を行います。

日本人も少なく、大自然があり、でも都会のデンバーに興味があるという方、ぜひともUSカレッジコネクションへご連絡ください。

CUNYの学費も毎年値上げ決定

2011年も残すところあと少しとなりました。12月はお金勘定で頭悩ますかたも多いと思うのですが、大学もやりくりに頭を悩ませているよう。

これまで、カリフォルニアの資金繰りが苦しく、カリフォルニア大学や、カリフォルニア州立大学系列の学費が値上がりを続けていることをご紹介してきましたが、資金繰りが苦しいのはカリフォルニアだけではないのです。

ニューヨーク市立大学(CUNY)の理事会は、2015年まで今後毎年学費を300ドルずつ値上げしていくことを決定しました。割合的には5年間で31パーセントの値上げとなります。

もちろんこれには学生たちは大反対でこれまで反対抗議運動も繰り広げられてきたわけですが、その反対運動もかなわず値上げが決定されたわけです。

ただしです。CUNYの学費は今だに他の州立、公立大学に比べると値段的には安いと言えます。

ニューヨーク出身者、居住者のインステートの学費は年間で5130ドル、留学生も含む州外価格は年間で13800ドルです。

2011年のCUNYの学費詳細については以下のリンクをご覧ください。

http://www.cuny.edu/admissions/financial-aid/estimating-costs/tuition-fees.html

このリーズナブルな価格が、これまで多くのニューヨーク学生に学ぶ機会を与えてきた訳です。

でも、この経済危機で、州からの援助が削られている現実の中、学費値上げ処置は苦しいながらもしかたながない処置であるのかもしれません。

ちなみに、ニューヨーク州立大学系列(SUNY)も学費値上げを決定しています。

何度書きますが、カリフォルニアの州立大学の学費に比べれば、CUNYやSUNYの学費はまだまだ安いので、そこまで悲観することはないというのが私の感想ですが。

さて、来年は留学を実現する年にしたいというあなた、スタートが大切です。

計画を立てて、一歩一歩進んでいきましょう。

来年もUSカレッジコネクションをよろしくお願いします。

*CUNY値上げ記事:U.S. FrontLine December 20, 2011参照

コミカレと4年制大学との提携で留学

アメリカ留学は、まずはコミカレから。出願の基準が低く入学しやすいこと。さらには学費も安いということで、まずはコミュニティーカレッジ(コミカレ)から進学を目指して、4年制大学へ編入しようというお考えの学生の方も多いようです。

コミカレ進学をする際に、最も重要なのは4年制大学に編入した時にコミカレで履修した単位を無駄なく、ほとんど移せるかどうかです。

単位移籍がうまくいかないと、いくらお金を節約したつもりでコミカレに進学しても、結果的に時間とお金を無駄にしてしまうという結果になりかねません。そのため、コミカレに進学後も、編入したい大学の科目履修の内容を見ながら、コミカレで履修するクラスを決めたり、コミカレの進学アドバイザーにも積極的に相談する姿勢が必要なのです。

同じ州内では、コミカレと4年制大学の進学合意は今や当たり前に行われています。コミカレで2年、4年制大学で2年の2プラス2のシステムを打ち出しております。同じ州内のコミカレと4年制大学であれば、単位移籍については問題ないとも言えます。

最近では、他の州の優良大学と進学合意を組むコミカレも増えてきました。学生獲得に必死なコミカレが、「コミカレの2年で優秀な成績を修めれば、全米の超有名大学への進学も保証される」ということをアピールするためです。

例えば、留学生の勧誘にも積極的なシアトルにある、シアトルセントラルというコミュニティーカレッジは、メリーランド州ボルティモアにある全米トップレベルの大学、ジョンズ・ホプキンス大学のビジネス学部入学の進学提携を2012年も続行します。

ジョンズ・ホプキンス大学は、USニュースによると全米ランキング13位に位置する私立大学です。普通に高校を卒業したあとに、この大学を目指すとその競争率はとても激しく難関大学の一つです。

ところがこのシアトルセントラルの進学提携を利用すると、シアトルセントラルに在学中に、ジョンズ・ホプキンスからの条件付きの合格通知も手にすることができるのです。

もちろん正式にジョンズ・ホプキンスの学生になるためには、シアトルセントラル在学中に決められた履修科目で好成績を維持して準学士を取得する必要があります。でもしっかり努力をして結果をだせば、2年後には有名大学への入学が開けます。

ジョンズ・ホプキンス大学の学費は私立ですし、有名大学でもありますので高いです。そのため、まずはコミカレで2年分の学費を節約したあとに進学することで学費をかなり抑えることが可能となります。

このようにコミカレを目指す場合には、州内の大学の他にも提携合意があるかも確認されるのはとても良いことだと思います。

セントラルシアトルコミュニティーカレッジとジョンズ・ホプキンス大学のビジネス学部への進学に興味があるという方は今すぐUSカレッジコネクションへお問い合わせください。

サンフランシスコの語学学校

サンフランシスコ出張から戻ってきました。今回はサンフランシスコにある4つの語学学校も訪問してきました。訪ねた4つの学校は全てダウンタウンエリアに所在し、公共交通機関もバスやケーブルカー、電車を使うことができます。学校は皆、明るくて清潔な内部で、スタッフの方もみな温かく迎えてくださいました。ちなみに、予約なしで全て駆け込みでしたが(意図的に)、皆さんそれでもとても親切に対応してくださったので合格です。以下に各学校をアルファベット順にご紹介します。

コンバース(Converse International School of Languages)

Converse
コンバースサンフランシスコ

少人数制を徹底しているのがこのコンバースです。サンフランシスコとサンディエゴに学校があります。クラスサイズは最大で8人まで。学校の規模は少し小さ目ですが、逆にアットホームな雰囲気でもあります。毎週金曜日には、修了していく学生のための修了証書授与式が行われ、天気がよければ見晴のよい屋上で行うとのこと。料金的にはクラスサイズが小さい分、ちょっと高めとなりますが、それでもプライベートレッスンを考えているのであればそれよりはかなりリーズナブルですし、価値のある投資であると思います。一般英語、ビジネス英語、TOEFL対策などのクラスが選べます。

EC

EC 
ECサンフランシスコ

アメリカやイギリス、マルタに学校を持つECのサンフランシスコキャンパス。マルタに本社があります。ECのキャンパスはダウンタウンの高層ビルの16階です。そのため教室からは、ダウンタウンの様子も見下ろせます。オープンな作りが印象的。ECのプログラム集中英語、ビジネス英語、TOEFL対策などバラエティーに富んでおり、その質は2011年のベスト語学学校に選ばれていることからも証明済みです。日本人の割合がサンフランシスコなのに7パーセント程度と低いのも嬉しいところ。

エンバシーCES

エンバシーCES
エンバシーCESサンフランシスコ

アメリカのみならず、イギリス、オーストラリア、カナダなど英語圏の複数の国にキャンパスを持っているのがエンバシーCES。どこのキャンパスを訪ねても、統一した教室のデザインと、統一したプログラムの質で、安心感のある学校でもあります。有名なテクノロジーボード、コンピューターを駆使しての授業がアピールポイントでもあります。一般英語、ビジネス英語、TOEFL対策などが履修できます。

イントラックス(Intrax)

イントラックス
イントラックスサンフランシスコ

イントラックスは、サンフランシスコの他に、シカゴとサンディエゴに学校があります。サンフランシスコ校は、2011年の7月に転居したばかり。この学校は海側に所在しています。観光船が出るハーバーも近くにあります。学校が所在しているビルはとてもモダンなつくりで、内部に大きな噴水があり、教室からもその様子が見られます。ビル内にはフードコートもありますので、天気の悪い時には外に出なくとも食事がとれるなどの利点もあります。ここも集中英語、ビジネス英語、TOEFL対策などの授業が履修できます。

訪ねた4校全てプログラムの質やスタッフの対応など良い学校であると言えます。学校の印象も大変に似た点が多かったです。このような状況でどこに入学するかの結論を出す際には、クラスサイズ、微妙に異なる料金体系、クラス登録の仕方(決まった時間に授業が始まるタイプか、午前や午後から自由に選べるタイプか)などから自分に合ったものを選ぶということになると思います。

サンフランシスコは年間を通して気温差も少なく、過ごしやすい場所です。また都会ではあるのに、とても美しい町でもあります。見どころの多いサンフランシスコで語学留学をお考えの方は、ぜひともご相談ください。

今回訪問した学校やサンフランシスコの景色を撮影した写真を、フェイスブックページに掲載しています。こちらもぜひともご覧ください。きにったら、いいね!ボタンを押してくださると嬉しいです。

Facebookページサンフランシスコ写真はこちらをクリックください。

まだ間に合う、冬休み・春休みの語学留学

あっという間に年末が近づいてきました。学校がお休みの間に短期で留学をしたいという方も多いのではないでしょうか。各語学学校は、冬休みや春休みは夏ほど多忙ではなく、ねらい目の季節でもあります。夏ほど大きくはありませんが、語学プラスのプログラムを用意している語学学校もあります。

中学・高校生対象のジュニアプログラムも、冬休み中に開催されます。場所的にも、ニューヨーク、ボストン、カリフォルニアなどからお選びいただけます。ジュニアプログラムは、未成年のお子様対象ということで、英語講習のあとは団体で観光やアクティビティーに参加したりするのが特徴です。冬のプログラムは、夏に比べて小規模のため、ホームステイを提供する語学学校が多いようです。語学学校の中には、クリスマスからお正月にかけての週にも、ジュニアプログラムを開催しているところがあり、その場合ホームステイ家族とクリスマス当日、さらにはニューイヤーを過ごすことになります。

通常の語学コースは、クリスマスの週はお休みで1月7日以降オープンというところが多いようです。クリスマス前から渡米したいと言う方は、学校がお休みの間には、アメリカ旅行をお考えになるとか、お住まいの都市を散策してみるなどの計画を立てると良いでしょう。

日本の大学が春休みとなる2月・3月頃から渡米を希望される方も多いようです。ニューヨークやボストンなどは冬でも人気の都市なのですが、寒さが苦手と言う方は、カリフォルニアの選択の他にもフロリダも良いと思います。例えば、マイアミやそのお隣のリゾート地、フォートローダーデールの2月3月の平均最高気温は25度。平均の最低気温もこの時期15度程度です。雨も少なく、湿度も感じない2月3月が一番過ごしやすいといいます。寒い日本を脱出するのなら、温かいエリアで学ぶのも良いかもしれません。

テキサスのオースティンやヒューストンもお奨めします。テキサスも3月に入ると、春を飛び越えた夏のような気候となります。でもこの時期はその後にやってくる暑さに比べると、とても過ごしやすいものです。都会なのに、広々としている。文化のにおいもするのに、カウボーイ気質のあるテキサス。人々もおおらかで、面白い経験ができると思います。

今から準備をして間に合いますか?

そんな質問も受けます。

数週間から90日以内の滞在であれば、大丈夫です。ただしESTAの登録を忘れずに。

ビザを有する90日以上の滞在の場合には、大使館とのビザ申請の時間を考慮する必要があります。クリスマスや正月休みの間はビザ面接が行われませんので、この時間を逆算して語学学校にも申込みをする必要があります。

来年1月以降の渡米だったら、ビザが必要な場合でもまだ大丈夫です。お早目にご相談ください。

キャンパスツアーに参加しました:タールトン州立大学

タールトン州立大学

秋はさまざまなイベントが次から次とやってくるアメリカです。大学でも、在校生や卒業生たちは、ホームカミングという日本の大学際のようなイベントも開催するのが秋ですし、将来の新入生・編入生たち向けては、大学を解放するオープンハウスやキャンパスツアーが多く開催されるのもこの秋のシーズンです。

私も高校生である主人の姪っ子につきあって、ダラスから2時間ぐらいの所にある、Tarleton State University(タールトン州立大学)のキャンパスデーに便乗しました。キャンパスデーでは、出願担当のアドミッションスタッフや、在校生のボランティア、各学部の教授たちとも話ができる絶好のチャンス。もちろんキャンパスツアーも開催されます。一日でかなりの情報を入手することができます。インターネットで数十時間のリサーチに費やすよりも、一日数時間のキャンパスツアーの方がやはり効果的です。百聞は一見にしかずとはこのことです。

さて、私が訪れたタールトン州立大学は、スティーブンビルという小さな町に所在する総合大学で、学生人口は9000人ほど。中規模の大学と言えます。大きくもなく、小さくもなく、ちょうど良いサイズではないでしょうか。総合大学ですので、文系、理系、芸術系までさまざまな専攻が提供されているのも魅力です。

主人の姪っ子は、将来は獣医になることを目指しており、その彼女が興味を持つタールトン州立大学には、動物科学の学部があります。この学部の中には、動物科学の専攻の他に、野生動物経営、動物生産、動物に関連するビジネスに重きを置いた専攻まで、ユニークなプログラムが提供されています。もちろん、将来獣医でプロフェッショナルスクールに入学するための準備プログラムもあります。

さらに、専攻ではありませんが、プログラムとして馬経営について学んだり、馬を使ったセラピーを行うプログラムもあります。馬セラピーについては、動物科学の学部生でなくとも、ボランティアでお手伝いをする学生もいるそうです。カウボーイで有名なダラスですので、学内にはロデオクラブもあるそうです。もちろん乗馬もできます。

敷地内には、馬や牛などを中心とした動物がおります。都市にある大学と違い、このような牧場がキャンパスからも近い場所に持てるということが利点です。

タールトン州立大学は、全米トップレベルのテキサスA&Mシステムの大学です。そのため、将来的に大学院でテキサスA&Mに進学したいという学生たちにとっても良い選択となります。

教授やスタッフもとても親切で、真剣な対応が印象的でした。

フォートワースやダラスなど大きな町にでるのに、数時間はかかります。でも、大学で真剣に学びたいという方、まずはこのような小さ目な大学で学内のサポートもしっかりと受けながら確実に好成績を収めたいという方、向いているかもしれません。

キャンパスの美しさも印象的でした。

タールトン州立大学の様子を撮影した写真は、フェイスブックページに掲載しております。興味がある方は、こちらをクリックしてください。

2013年度アメリカ永住権抽選の応募開始

アメリカ永住権、通称グリーンカードを抽選により手にするチャンスは毎年やってきます。移民者の割合が少ない国の出身者が応募することができ、日本人も該当します。

その2013年度の抽選プログラム、DV2013の申込みが10月4日から開始されました。アメリカ東部時間2011年11月5日の正午までにオンラインを通して申し込む必要があります。

アメリカ留学を志し、将来的にアメリカで生活することを考えている皆さんも、この永住権抽選に申し込んでみても良いと思います。

アメリカで学ぶ上で、もし永住権があれば:

  1. フルタイムでもパートタイムでも、また事情のために休学することも自由にできる
  2. 永住権保持者は、アメリカ市民権保持者同様に、政府の学費援助であるファイナンシャルエイドにも申し込める
  3. 在学中に、学費を賄うためにアルバイトなど就労することも問題なくできる

などというような利点があるからです。

現在高校以上の学歴を持つか、あるいは就労経験などで同等の学歴を保有する方は応募することができます。詳しくはアメリカ政府が作成した、DV2013の応募要項を読んでみてください。日本語で詳細に説明してあります。

このDV2013の申込みは、業者に頼まなくとも十分に一人でできるものです。もちろん無料です。

でもちょっと不安という方のために、USカレッジコネクションは、DV2013申込み完成マニュアルを作成してみました。

DV2013の応募要項と合わせて、このマニュアルをお読みください。

アメリカ永住権抽選DV2013完成マニュアルは、留学カウンセラー今入亜希子のフェイスブック上にPDFリポートへのリンクを張っております。

はじめてこのフェイスブックページにアクセスされる場合には必ずいいね!ボタンを押してから、メニュー左のファン専用のWELCOMEタブをクリックしてみてください。そうすると、PDFリポートへのリンクを確認できます。

お役に立てれば嬉しいです。

GREやGMAT特訓のための英語講習プログラム

アメリカの大学院やプロフェッショナルスクールを目指す皆さんが、乗り越えなければならないのがGREやGMATという試験です。TOEFLやIELTSと異なる点は、GREやGMATは、その大学院・ビジネススクール入学のために出願者全員が受けなければならない試験と言う点です。試験には英語語彙に加えて、数学も課されます。

英語を外国語として学んでいる人対象のTOEFLと違い、GRE/GMATの英語は、言ってみれば国語としてのレベルです。またアメリカ人ですら、この試験に出てくる語彙は難しいと言います。

ということで、GRE/GMATの勉強は、語彙をとにかく徹底的に学び、普段使わないような難しい意味の言葉を覚えたり、比較的数学部分は得意な日本人も、数学用語を英語で言うとどうなるのかなども覚えていく必要があるでしょう。

GRE/GMATの対策本は日本でも購入できますし、専門の学習塾に通うのも方法です。

また、アメリカの語学学校でGRE/GMATの英語を専門的にそして、徹底的に授業をする学校もありますので、そのような語学学校に語学留学をしてみるのも方法だと思います。

今日はGRE/GMAT英語コースを持つ語学学校をご紹介します。

EC Boston:Boston, MA

アメリカの都市の他にも、イギリスやマルタなどにもキャンパスを持つ、ECの英語プログラムは定評があります。ECのボストン校では、GRE/GMATのクラッシュプログラムを提供しています。クラッシュというのは、徹底的に、GRE/GMATの英語を学ぼうという趣旨です。そのため、このコースに入るためには、TOEFLでいうとインターネットベースで80ぐらい、あるいは上級の力があることが前提です。コースの長さは、4週間、8週間、12週間から選べます。4週間のプログラムですと、1週に20レッスンの一般英語に加えて、10時間のGRE/GMAT集中講義が追加されます。8週間と12週間になると、週に10時間のGRE/GMAT講義に加えて、週に12時間は与えられた課題の個人勉強をします。

FLS International: Boston, MA and Tennessee Tech, TN

一般英語集中コースを提供して定評のあるFLSですが、2012年1月からはさらに試験対策やアカデミック対策の英語も提供することになりました。全米6か所にキャンパスのあるFLSのボストン校とテネシー校でGRE/GMAT準備のプログラムが提供されます。このプログラムに入るためには、FLS独自のプレースメント試験において、レベル7以上にあることが条件です。FLSのクラスレベルは9までありますので、7以上は正規留学レベルということになります。FLSのGRE/GMATプログラムの特徴は、1週間に36レッスン。18レッスンは一般英語、12レッスンはGRE/GMAT対策、残りの6レッスンはアカデミックワークショップと、GRE/GMATに加えて総合的な英語力もつけて、大学院・ビジネススクール準備をしようというもの。毎週月曜日に開校されるフレキシブルなスケジュールも特徴。

Atlanta English Institute (AEI): Atlanta, GA

アトランタに所在する私立の語学学校の中でもっとも歴史のある学校がAEI。一般英語に加えて、試験英語や、ビジネス英語などを幅広く提供しています。GRE/GMAT対策プログラムも提供されています。ここでは、プログラムを受講のための必要なTOEFLスコアやレベルは提示されていませんが、クラスの内容についていくためには上級の英語力は欲しいところです。AEIのGRE/GMATコースは、語彙、数学コースに分かれており、また法律学校(ロースクール)受験者が受けるLSAT対策コースもあります。AEIは1セッション8週間が基本であるため、開校日をきっちり確認する必要があります。

Intensive American English Institute (House of Tutors): Austin, TX

Intensive American English Institute は高校生、大学生、社会人などを対象とした英語や数学などの学習指導を行うHouse of Tutorsの関連学校です。そのため、GRE/GMAT/LSAT などの試験対策講義も行っています。英語を学ぶために、この学校に入学してきた学生も、House of Tutorsが提供しているGRE/GMAT/LSATなどの試験対策コースや個人指導などを組み合わせる、インディペンデントスタディーオプションを選ぶことができます。個人指導を得意とし、アメリカ人向けにさまざまな試験対策コースも提供しているこの学校ならではで、さまざまなコースを組み合わせて自分にあった学習プログラムを組めるというのが魅力です。5週間から在籍可能。

大学院・プロフェッショナルスクールを目指される方は、このようなプログラムに参加して勉強の仕方を徹底的に学ぶのも良いと思います。あるいは、もうすでにアメリカで大学生として学ばれている方も、夏休みなど長期のお休み時にGRE/GMAT/LSAT対策の講習を受けられるのも得策ですね。

州外出身学生を愛するアメリカ州立大学リスト

アメリカの経済誌の一つフォーブス(Forbes)で、「州外出身学生を多く入学させる州立大学トップ30校」という記事を見つけました。

州立大学は、州政府からも援助を受けておりますので、その使命としては地域住民への貢献を掲げます。大学が所在する州に税金も払っている住民は、インステート(in state)と呼ばれ、学費も州外出身者・アウト・オブ・ステート(out of state)とは別枠で、安い価格設定となっています。

アウトオブステートの学生は、インステートの学生に比べると平均して、3倍、中には5倍も高い学費を支払っているのです。

アメリカ経済が低迷し、州からの援助も年々削減される、悲しい現実の今、

州立大学がその対抗策として、アウトオブステートの学生を積極的に受け入れているというのです。

その理由はずばり、州内と州外出身学生の学費の差。お金だというのですね。

バージニア大学、ミシガン大学、UCLAなど競争率の高い大学の合格率を見比べると、州外出身学生の方が、州内出身学生よりも合格率が高いのです。たしかに、州立大学には州内出身学生が安い学費を求めて出願しますので、当然競争率も高くなる訳ですが、このような超有名州立大学が、州外出身学生の数を増やしているというは事実のようです。

さて、ここからは留学生の皆さんへも言えることです。

アウトオブステートの学生を多く受け入れているということは、同様に州外出身学生である留学生が入学できる確率も上がるということです。

全体の合格率を出しているUS Newsの大学情報を見ると、合格率15から20パーセントなどという数字が出てくる、有名州立大学ですが、以下のアウトオブステートを多く受け入れている大学には、挑戦のつもりで出願してみてもよいかもしれません。

州外出身学生(アウトオブステート)学生を愛する、アメリカの州立大学トップ30校

大学名          州外出身学生比率   アウトオブステートの学費

  1. バーモント大学       66%         32528㌦
  2. インディアナ大学       45%         28448㌦
  3. ミシガン大学        40%         38782㌦
  4. ウィリアム&マリーカレッジ   35%         34962㌦
  5. ジョージア工科大学     35%         25492㌦
  6. パデュー大学          35%         27646㌦
  7. ウィスコンシン大学       35%         23062㌦
  8. ペンステート         34%         27206㌦
  9. バージニア大学         33%         36788㌦
  10. オーバン           33%         23290㌦
  11. コロラド大学        32%         28850㌦
  12. アリゾナ大学          30%         26008㌦
  13. アリゾナ州立大学        27%         22320㌦
  14. イリノイ大学         27%         25246㌦
  15. バージニアテック       27%         22254㌦
  16. ワシントン大学           27%         27830㌦
  17. アイオワ州立大学        23%         19357㌦
  18. コネチカット大学         23%         25152㌦
  19. メリーランド大学         22%         26026㌦
  20. ジョージア大学          19%          27682㌦
  21. UCバークレー         19%         37338㌦
  22. ノースカロライナ大学       18%         26834㌦
  23. マサチューセッツ大学     17%         21428㌦
  24. ルトガーズ大学         15%         22766㌦
  25. オハイオ州立大学       11%         24759㌦
  26. UCLA            8%           35564㌦
  27. SUNYビンハムトン      8%           15349㌦
  28. テキサス大学         5%           32594㌦
  29. テキサスA&M        3%           23809㌦
  30. UCサンディエゴ         3%             22878㌦

記事抜粋:Forbes, “The Latest (Shhhh!—Secret) College Admissions Trend”