TOEFL対策:マイクの前で話す練習してますか?

アメリカのカレッジや大学留学を志す皆さんがまず乗り越えなければならないのが「大学が要求する英語力に到達すること」。英語力を判断するテストの一つがTOEFL(トフル)なのですが、受験されたことありますか?

TOEFLは文法、リーディング、ライティングの各項目にスピーキングが加わったインターネットTOEFL(iBT)が日本でも一般的になりました。インターネットテストですので全てがコンピューターを通して行われ、スピーキングもコンピューターにヘッドホンを接続し、聞こえてくるガイダンスに従って「答えを話しかける」という方法になります。

日本人にとってこのスピーキングが難しいという声をよく聞きます。普段人前で英語で話すのさえ緊張するのに、テストとなるとなおさらですね。コンピューターが相手というのもなんとなく感覚がつかめない「おかしな感じ」を覚えるかもしれません。

受験前に必ず「マイクの前で話す」という練習をしてみてください。

私はその昔アナウンサーをしておりましたので、マイク前で話すことと、通常のしゃべりとはかなり感覚が違うということは身をもって理解しています。落ち着いて、自分の声を聞きながら話すことが大切ですね。

また一度自分の声を録音し、どのように聞こえるか確認してみることも大事だと思います。普段自分が思っている「自分の声」と「録音された時に聞こえる声」もまた全く違うものです。

さらに会場によっては、コンピューターがいくつも並び他の受験者の声も聞こえてくるという状況もありえます。とにかく試験に集中すること。雑音の中でも集中できる訓練を行う必要があるでしょう。

例えばいつもは一人で静かに勉強されているかもしれませんが、本をもってコーヒーショップやホテルロビーで勉強してみるなんていう練習もどうでしょうか。

文法やリーディングなどと同様にスピーキングも十分な学習(準備)をしてのぞんでください。

アメリカ留学:テキサス州ダラスの魅力

ダラス
ダラス市内ダウンタウン

アメリカ留学を目指す皆さんへ、留学先の候補として加えていただきたいアメリカの都市をシリーズでご紹介しています。

今回は私も住んでいるテキサス州のダラス市周辺についてご紹介します。

テキサス州は実はカリフォルニア、ニューヨークに次いで3番目に世界からの留学生を受け入れている州です。

大きな州ですので、留学生が多くいてもあまり目立たない感じもあるかもしれませんね。日本人の方にとってはあまり注目はされていないようですが、広大な土地で、しっかりと勉強に励みたいという方向きです。

テキサスと言えば、オースティンやヒューストンの方が都会かと思われますが、ダラス・フォートワース地区都市群の人口はアメリカで第5位と、ヒューストン地区を抜いて州内で一番です。またダラス・フォートワース地区にはアメリカ企業の本社ですとか、日本の会社もいくつか進出していますので将来的にアメリカで働くことを考えている方には良いかもしれません。

これは余談ですが、テキサス州は所得税がありません。ということで、アメリカ政府に払う所得税を納めるのみで、州に所得税を支払う必要はないのです。生活者にとってこれはとても嬉しいです。

ダラス近郊の私立大学で最も有名なのはサザン・メソディスト大学(SMU)。SMUのキャンパスの美しさ、プログラムの充実さはさすが私立です。公立では、テキサス大学アーリントン校、テキサス大学ダラス校も大きい大学です。留学生を多く持つ公立大学ではノーステキサス大学、私立では小さい学校ですがダラスパプティスト大学もあります。ノーステキサスやダラスバプティストは大学付属の語学講習所も持っています。

もちろんダラス・フォートワース周辺の各都市にはコミュニティーカレッジもあり、将来的にテキサスの大学へ進学したい学生が多くコミュニティーカレッジで学んでいます。これはテキサスに限ったことではないのですが、コミュニティーカレッジは通常寮は持っていません。学生の多くが近所に住む学生であるためです。

ところが、ダラスから東に2時間ほど車を走らせたところにあるキルゴアという小さな町にあるキルゴアカレッジは寮もあるコミュニティーカレッジです。また学費、寮費を含めた年間の経費が1万4千ドルほど(日本円にして120万円以内)で収まってしまうというのも魅力です。小さな町ですので学校の周辺以外は遊び場所はないかもしれません。

でも、コミュニティーカレッジのはじめの2年間をしっかりと学んで良い成績を修め、都市の有名大学へ編入していくきっかけを作るという野望のある方、ぜひとも挑戦してみてください。

ダラス・フォートワースにはダラスカウボーイズスタジアム、アミューズメントパークのシックス・フラッグス。ケネディー大統領が暗殺された場所に作られた公園や博物館。おしゃれなショッピングエリアなど見どころもあります。

広い土地に見どころが点在していますので、たしかに車がなければ移動は難しい場所ではあります。

しかしながら、ダラス中心地から北の郊外まで伸びる列車を利用して、ダラス市内であれば移動は十分に可能です。

夏の暑さが大変ではありますが、雪がほとんど降らない場所であるということは利点です。暑い場所ですので公共機関には当たり前にエアコン配備ですのでご安心ください。

ダラスの生活についてさらに知りたいという方は、私が青森朝日放送のウエブサイト上で連載している「今入亜希子のダラス日記」をご覧ください。

ウエブサイトはこちらから:http://www.aba-net.com/dallas/index.html

時々ダラスを飛び出して他の都市のことも書いています。私がこれまで滞在したバージニア、ボストン、シカゴの生活日記もこの青森朝日放送のウエブサイト上からチェックできます。

アメリカ留学:ワシントンDCにも近いバージニア州内の魅力

バージニア州ノーフォーク市
バージニア州ノーフォーク市

アメリカ留学をお考えの皆さんへ留学先の候補に加えていただきたいアメリカの都市をシリーズでご紹介しています。今回は一つの州にあるエリアのご紹介といった方が正確でしょうか。

アメリカの首都と言えばもちろんワシントンDCですね。政治の中心都市としてワシントンDCは観光の見どころは多くあります。留学先としては、超有名校であるジョージタウン大学、ジョージワシントン大学、アメリカン大学などを目指し、政治や法律などを学びたいという方には適した場所だと思います。

ところが大学の数、特に公立大学の数があまりないというのも現実です。国家政治の中心地であるため、またディスとリクト(特別区)という限られた領域のために、大学の数が少ないのも頷けます。

そこでおすすめしたいのが、このワシントンDCにも車で3、4時間の範囲内にあるバージニア州の地域。

ワシントンDC郊外のバージニア州には公立の良質大学がいくつか所在しています。バージニア大学は「もっとも価値のある大学」としてUSニュースの上位にランクインしましたし、歴史あるウィリアムズ・アンド・メリー大学、ジェームスマディソン大学、ジョージメイソン大学、バージニアコモンウエルス大学、オールドドミニオン大学、バージニアテック、クリストファーニューポート大学なども有名です。私立では、リベラルアーツ系の上位にいつもランクされているリッチモンド大学、さらにはリージェント大学、ロングウッド大学、ランドルフカレッジなどもその質が評価されています。

またバージニアにはワシントンDCにも近い場所に、ノーフォーク大学、バージニアステート、バージニアユニオン、ハンプトン大学という4校の歴史的黒人大学(HBCU)が所在していることも特徴です。黒人学やマーチングバンドに興味があるという方はHBCUも良い選択だと思います。

まずは事前の語学講習が必要という場合には、大学付属の語学講習所が中心になります。あるいは、ワシントンDCに所在する大手の私立の語学学校に進学することも可能です。

バージニアは日本のように4季が感じられる場所であるということ。冬が温暖であるという面でとても過ごしやすいと私は思います。またワシントンDCへの近さ。さらには南部特融の人々の温かさも魅力でしょうか。ワシントンDCから車で3時間半程度の場所にあるハンプトンロードというエリアは、ノーフォーク、バージニアビーチ、ハンプトンなど中規模の湾岸都市が集まった都市群で、アメリカで一番大きな海軍基地を抱えるノーフォークを中心に意外に国際色も溢れた、でものんびりとした場所です。オールドドミニオン大学、ノーフォーク大学、ハンプトン大学、タイドウォーターコミュニティーカレッジなどコミュニティーカレッジから大学進学への道も容易に選択できます。

私は歴史的黒人大学の一つであるノーフォーク大学でマスコミ学を学びました。その後アドミッションカウンセラーとして母校に戻り、学生受け入れサポートを4年弱にわたってノーフォーク大学で行いましたので、どうしてもこの地域を甘く評価していまいますことをお許しください。

関東出身の方で、オールドドミニオン大学付属の語学学校で6か月ほど滞在された方は、今でもアメリカのどこの都市に比べてもバージニアが好きだとおっしゃいます。一度訪れて、生活されるとその良さがわかっていただけると思います。

アメリカ留学:ラスベガスの魅力

ラスベガス
ラスベガス

アメリカ留学を志す皆様へ、留学先の候補に加えていただきたいアメリカの都市をシリーズでご紹介しています。今日は誰もが知っているラスベガスについて。

ラスベガスと言えば、カジノ、豪華なホテルに、連日繰り広げられるエンターテイメント。最近は子供向けのアトラクションンなども作られ、大人から子供まで誰もが楽しめる一大エンターテイメント都市として世界中の人々を魅了しつづけている都市です。

「観光目的なら理解できるが、どうして留学?」

そうお考えになる方もいらっしゃるかもしれません。

ホテル業界、エンターテイメント業界、レストランビジネス。

このようなビジネスに興味がある皆さんにとって、ラスベガスへの留学はとても大きな利点をもっているのです。

ラスベガスにある大きな総合大学と言えば、ネバダ大学ラスベガス校。カジノの町、ラスベガスならではのユニークな専攻が目を引きます。その一例を上げてみます。

  • ホテルマネージメント
  • ホスピタリティーマネージメント
  • リゾートマネージメント
  • 料理マネージメント
  • フードサービスマネージメント
  • ゲームマネージメント(カジノ経営)
  • エンターテイメント技術デザイン
  • ダンス

ホスピタリティーマネージメント、エンターテイメントのみにとどまらずそこから分岐したリゾート、フード、エンターテイメントエンジニア、カジノ経営など細かな専攻を打ち出しているのが、他の大学では見られないものです。さらに、カウンセリング専攻の学生は、ギャンブル中毒者のカウンセリングについての講義などを履修することができるのもラスベガスならではないでしょうか。

大学の教育だけではなく、このラスベガスに住むということでもちろんさまざまなインターンシップの機会も与えられるわけです。

将来的にネバダをはじめとした4年制大学への編入を実現させるために多くの学生がコミュニティーカレッジの門をたたきますが、ラスベガスにあるコミュニティーカレッジはカレッジオブサザンネバダ。(College of Southern Nevada)。

このラスベガスには大手の語学学校の数校がキャンパスを持ちますし、大学付属の語学研修所で学ぶことも可能です。やはりネバダを選ぶ語学研修生のほとんどは将来的にホスピタリティーマネージメント、エンターテイメントビジネスの世界で働きたいという夢をもった人々ということです。

カジノ、エンターテイメントという魅惑的な世界を支えるビジネスパーソンの育成を担っているのがこのラスベガスと言えるのではないでしょうか。

アメリカ留学:シアトルの魅力

Seattle
シアトル

アメリカ留学についてのお問い合わせで、ニューヨーク、ロサンゼルスに次いで、場所指定が多いのがワシントン州にあるシアトル市です。

シアトルはアメリカ人の間でも常に「住みやすい都市」の上位にランクインしている街でもあるので、アメリカ人の友人からの薦めなのでしょうか。あるいはイチローなど有名なスポーツ選手が所属したチームがシアトルをホームにしているという知名度なのでしょうか。

いづれにしても、シアトルは自然も豊かで治安も良い、しかも都市というのが人気の理由なのだと思います。日本からも近いという利便性も魅力です。飛行機で8時間ほどで到着しますし、また国境を超えてカナダへの旅行も車ですぐ行けるというのも人気なのでしょう。

シアトルで一番大きな大学と言えば、ワシントン大学。この大学は西海岸ではもっとも古い公立の大学の一つで、博士号まで授与できる総合大学です。将来的にこのワシントン大学などの4年制大学へ編入を可能にさせるためのコミュニティーカレッジもシアトル周辺にいくつかあり、例えばショアラインコミュニティーカレッジやハイラインコミュニティーカレッジなどは日本人をはじめとする留学生の受け入れも積極的です。コミュニティーカレッジは通常寮はあまりないのですが、シアトル周辺だと、寮やホームステイなどの紹介もしてくれるところがあります。

英語集中プログラムについても、大手の英語学校もシアトルにキャンパスを持っていますし、シアトルで長く語学学校を運営してきたローカルの学校もあります。私立の語学学校やコミュニティーカレッジや大学付属の英語集中コースなど選択肢は比較的多いと思います。

シアトルの難点と言えば、雨が多いこと。曇り空で、雨が降ったり止んだりの連続というのも珍しくありません。それでも梅雨時期を経験している日本の皆さんにはあまり影響はないのでしょうか。

そうそうシアトルはスターバックスの発祥の地でもありますので、訪れたらやはりこコーヒーを味わってみてください。

アメリカ留学:ボストンの魅力

ハーバード大学
ハーバード大学

アメリカ留学を目指す皆さんへ留学先の候補に入れていただきたいアメリカの都市をシリーズでご紹介しています。今回はマサチューセッツ州のボストンについて。日本人にとってもなじみのある街だと思います。これまで日本人の野球選手がレッドソックスでプレーしたことから、この街はさらに有名になったのかもしれません。

ボストンはアメリカでもっとも歴史の古い街の一つです。イギリス(イングランド)から清教徒たちが入植したことが始まりで、マサチューセッツ、メイン、ニューハンプシャーやロードアイランド州をまとめてニューイングランドと呼ぶのもそのためです。

世界中から留学生や研究者が集まるボストン周辺には、ハーバード大学、マサチューセッツ工科大学、タフツ大学にノースイースタン大学といった世界のトップレベルの大学が所在します。さらには、留学生を多く集めるボストン大学にボストンカレッジ(全く異なる2つの大学です)、メディアの単科大学であるエマーソンカレッジ、国際学部が有名なレスリーカレッジ、バークリー音楽大学など魅力的な大学もここをホームタウンとしています。その他フィッシャーカレッジ、マウントアイダカレッジ、女子大のパインマナーカレッジなど多くの高等教育機関がここボストン周辺に所在しているのです。有名な大学への編入が可能ということで、バンカーヒル、ロックスベリーといったコミュニティーカレッジも人気です。

ボストンには大手の私立語学学校もいくつか入っていますし、大学付属の語学講習所も多くあります。ロサンゼルスやニューヨークに比べると日本人人口は低くなるのが利点だと思います。もちろんロサンゼルスやニューヨーク同様に観光の見どころはたくさんありますし、電車でどこにでも行ける便利さもあります。さすがにアメリカで最も古い街の一つであるだけに、鉄筋建てのビルの合間に築100年以上の歴史的建造物が当たり前のように並んでいたり、雰囲気のある街であると思います。ハーバード大学周辺は学生でなくとも、一度は訪れてみたい場所です。アメリカの文化と歴史を肌で感じられるのがボストンの魅力ではないでしょうか。

難点はと言われれば、迷うことなく雪の多さと答えます。実は私もこのボストン地区に数年住んだ経験がありますが、冬には数度私の車が雪に埋もれました。でも雪になれている場所ですので、対応は慣れたものです。数センチの雪では学校や職場はお休みになりません。除雪体制もしっかりしていますので、大丈夫乗り越えられます。また春先の緑の美しさの感動は雪深い冬を乗り越えてこそ感じられるものです。

ニューイングランドの名産であるクラムチャウダーとロブスターは一度は食してみてください。

アメリカ留学:ロサンゼルス郊外の語学学校

アメリカ留学を専門とする現地留学エージェントとして、ご紹介する語学学校は実際に学校を視察したり、担当者と直接話をしたりするなどし、プログラムの充実さをきっちり確認した上でおすすめするよう心掛けています。

2月のニューヨークに続き、今回はロサンゼルス近郊にキャンパスを持つ、FLSインターナショナルを訪問してきました。FLSインターナショナルは全米6箇所に語学プログラムを持ち、そのほとんどがアメリカの大学内で英語集中プログラムが開催されています。アメリカ大学とのつながりも強く、姉妹会社であるユニバーシティプレースメントプログラム(UPP)は提携の高校、コミカレ、4年制大学、大学院への条件付き入学を取得できるサポートも持っており、FLSで8週間以上学ぶとこの大学入学プログラムのサポートが無料で受けられます。さらに、夏にはサマーキャンプや観光プラス英語プログラムなど、各地の特徴を生かしたプログラムが開催され、18歳以下のジュニアの皆さんにも大人気のプログラムです。

今回はロサンゼルス郊外のカリフォルニア州立大学ノースリッジ校、メリーマウントカレッジ、そしてシトラスカレッジの3つの学校と語学プログラムを見学しました。

カリフォルニア州立大学ノースリッジ校:FLSサマープログラム

Cal State Univ., Northridge
Cal State Northridge カフェテリア

カリフォルニア州立大学ノースリッジ校のキャンパスを利用して毎年行われるのが12歳以上が参加できるジュニアキャンプや15歳以上が対象のカリフォルニアサマーです。午前中は英語の学習(週20時間)で午後はさまざまなアクティビティーが開催されます。週末になると、ロサンゼルス郊外というロケーションを生かして、ディズニーランド、ユニバーシティースタジオ、ハリウッド、サンタモニカ、ロサンゼルス動物園などさまざまな観光地へも出かけます。参加者全員が大学の寮で共同生活をします。寮にはスタッフも一緒に泊まります。食事は平日が大学のカフェテリア、週末になると外でバーべキューをしたり、出かけた先で食べたりなど。大学のカフェテリアが立派で印象的でした。プログラムは3週間が基本ですが、2週間についても交渉できます。このジュニア・サマーキャンプについては、FLSの人気プログラムで、7月はじめの開催分はすでに定員に迫っているということ。日本人の場合、学校がお休みとなるのは7月中旬から後半ですので、7月後半から8月後半のプログラムにはまだ余裕があります。受け入れ態勢も、スタッフのサポートもしっかりしているなという印象を受けました。

FLSメリーマウントカレッジキャンパス

Marymount College
Marymount Collegeからの景色

ロサンゼルスから南へ車を走らせた海岸沿いにあるのが2年制・4年制の学位を取得できるカソリック系の私立大学であるメリーマウントカレッジ。このカレッジ自体の学生人口は750人ほどですので、小さな大学です。小さな学校ならではの学生一人一人に目が行き届く教育が利点でしょう。このメリーマウントカレッジ内でFLSの通年開催の英語集中コースを履修できます。また夏にはサーフィンキャンプ、シネマキャンプ、演技キャンプもこのメリーマウント校で開催されます。サマーキャンプの参加者はカレッジの寮に期間中滞在。集中英語プログラムに参加の方は寮かホームステイの選択があります。メリーマウント校の寮はもともとはアメリカ軍が家族向けに提供していたタウンハウスですので、内部もひろびろとしていて台所もあります。ご自身で料理をすることも可能です。メリーマウントのメリットは何と言ってもその環境だと思います。カレッジは高台にあり、そこからの海を見下ろす景色は素晴らしいです。素晴らしい景色を見ながらのランチなんていうのもできるわけです。シャトルバスが走るルート内にはちょっとした買い物もでき、レストランもあります。週末になると、学校のアクティビティーでロサンゼルスのダウンタウンやディズニーランドなどにでかけたりすることも可能です。小さなコミュニティーで、素晴らしい環境のもと、英語に集中したいという方は良いと思います。

FLSシトラスカレッジキャンパス

Citrus College
Citrus College

ロサンゼルスから車で東に40キロほど走らせたところにあるグレンドーラという市内にあるのがコミュニティーカレッジのシトラスカレッジです。シトラスカレッジはカリフォルニアの中でも歴史のあるコミュニティーカレッジでカレッジ自体の学生人口は13000人。規模は大きいです。コミュニティーカレッジと言えども、最新鋭のレコーディングスタジオを持つ劇場を持っていたり、またスポーツチームもあり、陸上やアメリカンフットボールができる屋外の競技場、ゴルフ練習場なども備えています。FLSはシトラスカレッジに通年開催の英語集中プログラムを持ち、夏にはカリフォルニア観光と英語プログラム、さらにテニスキャンプも行われます。FLSの学生はシトラスカレッジの学生と同様にカレッジの身分証明カードを持ち、図書館やジムなどの使用など学生特権も受けられます。コミュニティーカレッジであるシトラスカレッジは独自に寮をもちません。そのためFLSの学生にはホームステイが薦められます。FLSは独自にホームステイコーディネーターを持っています。そのため、ホームステイファミリーの審査や維持もFLSで行う訳です。きっちりとしたホームステイのプログラムである場合には、学校以外で英語を使える機会があるホームステイは特に英語を学び始めの学生の方には良いのではないかと思います。シトラスカレッジはアメリカのカレッジの雰囲気を味わいたいという方にお勧めです。

最後にロサンゼルス郊外の環境について。ご紹介した3つのキャンパスとも、ロサンゼルスにも近いという環境を疑うほど、静かです。キャンパスはオープンにも関わらず安全です。でも、ちょっと放課後にロサンゼルスのダウンタウンへ買い物に気軽に出かけられるという場所ではありません。「ビーチや山が広がる勉強に集中できる治安の良い環境で、でも週末や学校のアクティビティーを利用して都会も時々足を運べる」そういう環境が好きな皆様には良いのではないでしょうか。サマープログラムについては、週に英語20時間に加えさまざまなアクティビティーが体験できるので、短期のアメリカ体験をしたいお子様などに向いているのではないでしょうか。

この場で書ききれなかったこと、まだまだあります。興味がある方は、ぜひともU.S.カレッジコネクションへお問い合わせください。直接メールもお待ちしております。mail@usccinfo.com

アメリカ留学:アトランタの魅力

アトランタ
アトランタダウンタウン

アメリカ留学を目指す皆様へ留学先の候補として加えていただきた魅力的なアメリカの都市をシリーズでご紹介しています。3回目はアトランタについて。

アメリカ南部の都会、アトランタ。ホットランタ “HOTLANTA” (HOT とATLANTAの造語)なんていう人もいます。

これはとてもエキサイティングでたくさんやることがある(特に有名なのは夜のクラブシーン)ホットな場所ということと、夏場にはとても暑くなるホットな場所であるという2重の意味を持っています。夜のクラブシーンについていわれるのは、ここが南部のヒップホップシーンの中心であるということも大きいのでしょう。

アトランタにも良質の大学はたくさんあります。エモリー大学は総合大学としてバランスの取れた大学です。医学部もあり世界中からの研究者を受け入れています。ジョージア工科大学もエンジニア系の学部ではトップレベルです。ジョージア工科は大学付属の語学講習所もあります。ジョージア州立大学は博士号まで授与できる公立の大学でここにも付属の語学講習所があります。

さらにアトランタの特徴としては、市内に4つもの歴史的黒人大学(Historically Black Colleges and Universities, HBCU)が所在しているということです。歴史的黒人大学とは、アメリカの公民権運動が高まる以前に黒人たちへの高等教育を理念に設立された大学機関で、このHBCUの存在がなければ偉大な黒人リーダーたちは生まれていなかったのです。なぜなら当時黒人たちが学べる唯一の大学機関がHBCUであったためです。

アトランタにはスペルマンカレッジ(女子校)、モリス・ブラウンカレッジ、クラークアトランタ大学、モアハウスカレッジ(男子校)の4つのHBCUがあります。ちなみに公民権運動のリーダーであったマーティン・ルーサー・キング牧師はモアハウスの卒業生です。黒人学やブラックカルチャーに興味がある皆さんはアトランタのHBCUで学ぶのは良い経験になると思います。

さらに、アトランタから北東へおよそ1時間ほど車を走らせたところにあるAthenという都市にあるのがジョージア大学。ジョージア大学は全米でも歴史のある州立大学で、2011年のもっとも価値のある大学(プリンストンレヴュー)にもランクインしている大学です。私立有名大学に比べると、学費は安く、質の良い教育が提供されていることで、進学する価値を評価されています。

アトランタには私立の語学学校も大手が数校入っていますし、アトランタローカルの語学学校もいくつかあります。大学付属の語学学校も含めれば選択肢は比較的多いと言えます。

観光プラス英語を学びたいという目的でアトランタを訪問したいという皆さんも、市内を走る列車やバスを駆使してアトランタの名所を回ることができます。

「サザンホスピタリティー」という言葉があります。これは南部の人々の旺盛なサービス精神とでもいいましょうか。例えば、町を歩けば陽気に人々から挨拶の声がかかってきますし、困った人をほっておけない人々であるとも言えるかもしれません。

アトランタも都会でありながら、まだまだサザンホスピタリティーが残っています。人々の温かさを感じる場所、まさにホットランタなのでしょうか。

アメリカ留学:マイアミの魅力

フロリダ州マイアミ
フロリダ州マイアミ市

アメリカ留学を目指す皆様へ留学先の候補として加えていただきたい場所をシリーズでご紹介しています。2回目はフロリダ州のマイアミについて。

ビーチが広がる都市と言えば、ロサンゼルスを中心としたカリフォルニア地域を日本人の方ははじめに考えられるかもしれませんが、東のフロリダも西同様とても魅力的です。

フロリダはアメリカ人にとっては人気の観光スポットです。1年中温暖な気候という住みやすさもあり、定年を迎えた人々の移住の場所としても知られています。そんなフロリダの中でもマイアミはビーチと華やかなパーティースポットというイメージが強いかもしれません。

サウスビーチのナイトクラブ、有名人も多く訪れ、観光客もたくさんやってきます。

でもマイアミの魅力はパーティータウンだけではないのです。

この地域にある大学で一番有名なのはやはりマイアミ大学。大きな私立大学でアメリカ中から学生が集まってきます。スポーツにも力を入れていて、フットボール選手などこの大学で活躍した選手たちがプロの世界でも活躍しています。学業では、アメリカや世界中の映画やテレビがマイアミを舞台にしているだけあってフィルム専攻はとても有名ですし、多くの優秀な医者を送り出す医学部があるのもマイアミ大学なのです。

マイアミのダウンタウンに位置するフロリダインターナショナル大学は公立の総合大学です。ここにも多くの留学生が学んでいます。

その他、料理の分野で学位が取れるジョンソン&ウェールズ大学、歴史的黒人大学(HBCU) の一つ、フロリダメモリアル大学もここマイアミにあります。まずはコミュニティーカレッジからという方にはマイアミ・デードカレッジなど、さまざまなタイプの大学・カレッジが所在しているのも魅力です。

マイアミには私立の語学学校もいくつかキャンパスをもっていますので、将来的に正規留学目的での語学講習も、観光目的に加えて英語を学ぶのもどちらも対応できます。

一口にマイアミといっても、実はビジネスの中心であるマイアミ市、ビーチや観光で知られるマイアミビーチ市、マイアミ大学のあるコーラルゲーブル市など近隣の市をまとめてマイアミ・デード群と呼び、各市を通る列車で自由に移動できる便利さもあります。

フロリダにはキューバ革命後に脱出したキューバージンも多く住んでおり、スペイン語が英語とともに多くの人々に話されています。建築物や食べ物も南米の文化の影響を大きく受けています。別のアメリカの表情を見ることができます。

フロリダという土地柄、9月ぐらいから11月ぐらいに数回襲う大雨をともなったハリケーンやストームへの注意が必要になりますが、学校ではこのような大雨・台風の際の緊急対応を必ず学生に向けて講義します。どこの場所に行こうとも、必ず何かの災害に注意が必要になってきます。大切なのは「備え」です。

ビーチと青い空の元でのびのびと勉強がしたいという方、マイアミはいかがでしょうか。

アメリカ留学:シカゴの魅力

シカゴ風景
シカゴ市内:"National Geographic"より

今日から留学先の候補としてご紹介したいアメリカの都市をシリーズでご紹介していきたいと思います。ロサンゼルスやニューヨーク以外にも留学先として考えていただきたい都市がアメリカにはたくさんあるのです。

1回目はシカゴ。シカゴはロサンゼルス、ニューヨークに次いでアメリカで3番目に大きな都市ということはご存じでしょうか。それなのに、なぜかシカゴは日本人にとって留学先の候補としてあまり上がってきません。

シカゴは大都市という性格上、ニューヨークと似ていて、それだったらニューヨークに滞在と考えられるのかもしれません。でもニューヨークとは確実に違った表情を見せてくれます。まず、ダウンタウンの目の前に広がるミシガン湖の風景。街の真ん中にビーチがあって、夏になると水着姿の住民や観光客がビジネス街を横切っていくのも面白い風景です。また、「ニューヨークに比べると建物の一つ一つが大きい」ということもニューヨークに住む人々は口にします。中西部らしく、少し広々とした感じであるのでしょう。

留学生にとって魅力的なのは、シカゴ市内にある大学の数の多さです。シカゴ大学やノースウエスタン大学、イリノイ大学といった有名校の他、イリノイ工科大学、ロヨラ大学、デュポール大学、ルーズベルト大学、コロンビアカレッジなどなど合計で20校ほどの公立、私立の大学がシカゴ市内に所在しています。シカゴ市外に範囲を広げるとその数は2倍、3倍にもなります。各大学ともユニークな専攻や歴史をもっていますので、多くの学生たちは州外からこのシカゴにやってくるのです。

例えば将来的に正規留学をお考えの方が、まずは事前の語学講習の場所としてシカゴを選んだとします。そうするとシカゴを離れずとも、希望の進学先を多くの候補の中から選ぶことができるということになります。

進学先の選択肢が多いというのは実に魅力的です。

さらには留学中の生活のしやすさも利点です。シカゴはマンハッタンに似ていて、公共の交通機関が発達しています。列車やバスを使えばどこにでも移動できますし、その料金はマンハッタンの交通機関より若干安いです。

都会ですので、日本食も簡単に手に入るというところは長期の滞在者にとっては嬉しいことです。またニューヨーク同様さまざまな国からの移民者も多く、多国籍の料理も味わえます。ダウンタウンにはいろいろな国の料理を振る舞うレストランがひしめき合っています。これは中西部にはめずらしい光景です。

シカゴの難点はと言われれば、「寒く、長い冬」という一言につきるでしょうか。風の町というニックネームもあるシカゴはミシガン湖からの風が冬は体感温度を更に下げます。でも、日本で冬を経験している皆さんにとってはこの冬も乗り越えられるものであると思います。雪を見たことのなかったカリブ諸国やアフリカからの学生たちでさえも、シカゴの冬を乗り切り、卒業後もシカゴにとどまっているのですから。

寒さの難点を差し引いても、シカゴは十分に魅力のある都市ということなのです。

これから訪れるシカゴの夏は、一見の価値ありです。市内の公園では毎週のように無料のサマーコンサートが開催され、人々は大いに盛り上がります。

これまでは観光で何度もロサンゼルスやマンハッタンに足を運んでいるという方は、一度シカゴを訪れてみるのも良いかもしれません。シカゴを訪れた際には経験として「シカゴスタイル」のピザをご試食くださいね。どんなピザかは今あえて説明はしません。見てのお楽しみです!