アメリカ留学:アトランタの魅力

アトランタ
アトランタダウンタウン

アメリカ留学を目指す皆様へ留学先の候補として加えていただきた魅力的なアメリカの都市をシリーズでご紹介しています。3回目はアトランタについて。

アメリカ南部の都会、アトランタ。ホットランタ “HOTLANTA” (HOT とATLANTAの造語)なんていう人もいます。

これはとてもエキサイティングでたくさんやることがある(特に有名なのは夜のクラブシーン)ホットな場所ということと、夏場にはとても暑くなるホットな場所であるという2重の意味を持っています。夜のクラブシーンについていわれるのは、ここが南部のヒップホップシーンの中心であるということも大きいのでしょう。

アトランタにも良質の大学はたくさんあります。エモリー大学は総合大学としてバランスの取れた大学です。医学部もあり世界中からの研究者を受け入れています。ジョージア工科大学もエンジニア系の学部ではトップレベルです。ジョージア工科は大学付属の語学講習所もあります。ジョージア州立大学は博士号まで授与できる公立の大学でここにも付属の語学講習所があります。

さらにアトランタの特徴としては、市内に4つもの歴史的黒人大学(Historically Black Colleges and Universities, HBCU)が所在しているということです。歴史的黒人大学とは、アメリカの公民権運動が高まる以前に黒人たちへの高等教育を理念に設立された大学機関で、このHBCUの存在がなければ偉大な黒人リーダーたちは生まれていなかったのです。なぜなら当時黒人たちが学べる唯一の大学機関がHBCUであったためです。

アトランタにはスペルマンカレッジ(女子校)、モリス・ブラウンカレッジ、クラークアトランタ大学、モアハウスカレッジ(男子校)の4つのHBCUがあります。ちなみに公民権運動のリーダーであったマーティン・ルーサー・キング牧師はモアハウスの卒業生です。黒人学やブラックカルチャーに興味がある皆さんはアトランタのHBCUで学ぶのは良い経験になると思います。

さらに、アトランタから北東へおよそ1時間ほど車を走らせたところにあるAthenという都市にあるのがジョージア大学。ジョージア大学は全米でも歴史のある州立大学で、2011年のもっとも価値のある大学(プリンストンレヴュー)にもランクインしている大学です。私立有名大学に比べると、学費は安く、質の良い教育が提供されていることで、進学する価値を評価されています。

アトランタには私立の語学学校も大手が数校入っていますし、アトランタローカルの語学学校もいくつかあります。大学付属の語学学校も含めれば選択肢は比較的多いと言えます。

観光プラス英語を学びたいという目的でアトランタを訪問したいという皆さんも、市内を走る列車やバスを駆使してアトランタの名所を回ることができます。

「サザンホスピタリティー」という言葉があります。これは南部の人々の旺盛なサービス精神とでもいいましょうか。例えば、町を歩けば陽気に人々から挨拶の声がかかってきますし、困った人をほっておけない人々であるとも言えるかもしれません。

アトランタも都会でありながら、まだまだサザンホスピタリティーが残っています。人々の温かさを感じる場所、まさにホットランタなのでしょうか。

アメリカ留学:マイアミの魅力

フロリダ州マイアミ
フロリダ州マイアミ市

アメリカ留学を目指す皆様へ留学先の候補として加えていただきたい場所をシリーズでご紹介しています。2回目はフロリダ州のマイアミについて。

ビーチが広がる都市と言えば、ロサンゼルスを中心としたカリフォルニア地域を日本人の方ははじめに考えられるかもしれませんが、東のフロリダも西同様とても魅力的です。

フロリダはアメリカ人にとっては人気の観光スポットです。1年中温暖な気候という住みやすさもあり、定年を迎えた人々の移住の場所としても知られています。そんなフロリダの中でもマイアミはビーチと華やかなパーティースポットというイメージが強いかもしれません。

サウスビーチのナイトクラブ、有名人も多く訪れ、観光客もたくさんやってきます。

でもマイアミの魅力はパーティータウンだけではないのです。

この地域にある大学で一番有名なのはやはりマイアミ大学。大きな私立大学でアメリカ中から学生が集まってきます。スポーツにも力を入れていて、フットボール選手などこの大学で活躍した選手たちがプロの世界でも活躍しています。学業では、アメリカや世界中の映画やテレビがマイアミを舞台にしているだけあってフィルム専攻はとても有名ですし、多くの優秀な医者を送り出す医学部があるのもマイアミ大学なのです。

マイアミのダウンタウンに位置するフロリダインターナショナル大学は公立の総合大学です。ここにも多くの留学生が学んでいます。

その他、料理の分野で学位が取れるジョンソン&ウェールズ大学、歴史的黒人大学(HBCU) の一つ、フロリダメモリアル大学もここマイアミにあります。まずはコミュニティーカレッジからという方にはマイアミ・デードカレッジなど、さまざまなタイプの大学・カレッジが所在しているのも魅力です。

マイアミには私立の語学学校もいくつかキャンパスをもっていますので、将来的に正規留学目的での語学講習も、観光目的に加えて英語を学ぶのもどちらも対応できます。

一口にマイアミといっても、実はビジネスの中心であるマイアミ市、ビーチや観光で知られるマイアミビーチ市、マイアミ大学のあるコーラルゲーブル市など近隣の市をまとめてマイアミ・デード群と呼び、各市を通る列車で自由に移動できる便利さもあります。

フロリダにはキューバ革命後に脱出したキューバージンも多く住んでおり、スペイン語が英語とともに多くの人々に話されています。建築物や食べ物も南米の文化の影響を大きく受けています。別のアメリカの表情を見ることができます。

フロリダという土地柄、9月ぐらいから11月ぐらいに数回襲う大雨をともなったハリケーンやストームへの注意が必要になりますが、学校ではこのような大雨・台風の際の緊急対応を必ず学生に向けて講義します。どこの場所に行こうとも、必ず何かの災害に注意が必要になってきます。大切なのは「備え」です。

ビーチと青い空の元でのびのびと勉強がしたいという方、マイアミはいかがでしょうか。

アメリカ留学:シカゴの魅力

シカゴ風景
シカゴ市内:"National Geographic"より

今日から留学先の候補としてご紹介したいアメリカの都市をシリーズでご紹介していきたいと思います。ロサンゼルスやニューヨーク以外にも留学先として考えていただきたい都市がアメリカにはたくさんあるのです。

1回目はシカゴ。シカゴはロサンゼルス、ニューヨークに次いでアメリカで3番目に大きな都市ということはご存じでしょうか。それなのに、なぜかシカゴは日本人にとって留学先の候補としてあまり上がってきません。

シカゴは大都市という性格上、ニューヨークと似ていて、それだったらニューヨークに滞在と考えられるのかもしれません。でもニューヨークとは確実に違った表情を見せてくれます。まず、ダウンタウンの目の前に広がるミシガン湖の風景。街の真ん中にビーチがあって、夏になると水着姿の住民や観光客がビジネス街を横切っていくのも面白い風景です。また、「ニューヨークに比べると建物の一つ一つが大きい」ということもニューヨークに住む人々は口にします。中西部らしく、少し広々とした感じであるのでしょう。

留学生にとって魅力的なのは、シカゴ市内にある大学の数の多さです。シカゴ大学やノースウエスタン大学、イリノイ大学といった有名校の他、イリノイ工科大学、ロヨラ大学、デュポール大学、ルーズベルト大学、コロンビアカレッジなどなど合計で20校ほどの公立、私立の大学がシカゴ市内に所在しています。シカゴ市外に範囲を広げるとその数は2倍、3倍にもなります。各大学ともユニークな専攻や歴史をもっていますので、多くの学生たちは州外からこのシカゴにやってくるのです。

例えば将来的に正規留学をお考えの方が、まずは事前の語学講習の場所としてシカゴを選んだとします。そうするとシカゴを離れずとも、希望の進学先を多くの候補の中から選ぶことができるということになります。

進学先の選択肢が多いというのは実に魅力的です。

さらには留学中の生活のしやすさも利点です。シカゴはマンハッタンに似ていて、公共の交通機関が発達しています。列車やバスを使えばどこにでも移動できますし、その料金はマンハッタンの交通機関より若干安いです。

都会ですので、日本食も簡単に手に入るというところは長期の滞在者にとっては嬉しいことです。またニューヨーク同様さまざまな国からの移民者も多く、多国籍の料理も味わえます。ダウンタウンにはいろいろな国の料理を振る舞うレストランがひしめき合っています。これは中西部にはめずらしい光景です。

シカゴの難点はと言われれば、「寒く、長い冬」という一言につきるでしょうか。風の町というニックネームもあるシカゴはミシガン湖からの風が冬は体感温度を更に下げます。でも、日本で冬を経験している皆さんにとってはこの冬も乗り越えられるものであると思います。雪を見たことのなかったカリブ諸国やアフリカからの学生たちでさえも、シカゴの冬を乗り切り、卒業後もシカゴにとどまっているのですから。

寒さの難点を差し引いても、シカゴは十分に魅力のある都市ということなのです。

これから訪れるシカゴの夏は、一見の価値ありです。市内の公園では毎週のように無料のサマーコンサートが開催され、人々は大いに盛り上がります。

これまでは観光で何度もロサンゼルスやマンハッタンに足を運んでいるという方は、一度シカゴを訪れてみるのも良いかもしれません。シカゴを訪れた際には経験として「シカゴスタイル」のピザをご試食くださいね。どんなピザかは今あえて説明はしません。見てのお楽しみです!

語学留学:アメリカでサマーキャンプ

語学留学希望者もアメリカのサマーキャンプシーズンにぜひ注目していただきたいというお話しです。

4月に入り、あと8週間もすればアメリカの学校は夏休みに入ります。親の気持ちとしては、少しゆううつなのです。その理由は、子供たちが8月末の新学期までおよそ9週間ほど、つまり2か月以上も、お休みになるからです。

これまで毎日平日は学校に行っていた子供たちがいきなり、お休みです。両親ともに働いているという家庭の場合、これは大問題です。いったいこのあいだ、誰がどうやって子供たちの面倒をみるのか?

そんな親たちに救いを差し伸べているのが、サマーキャンプとも言えます。

アメリカでは6月の初旬ごろから8月の末まで、芸術、スポーツ、科学などなどさまざまな分野に焦点をあてたプログラムが提供されます。その対象も3歳児から高校生まで、幅広いのです。このようなサマーキャンプで子供たちの興味を引出し、才能を開花、持続させるべく、どんなプログラムが良いのか保護者達はこの時期いろいろと考えていることでしょう。

留学生にとっても夏はさまざまな特別講習が提供されています。多くの語学学校はサマーキャンプとして語学講習に加えていろいろな体験ができるプログラムを用意しています。このようなサマーキャンプは通常2週間程度から4週間ぐらいが一般的です。語学の習得に加えて、他の国からの同世代の若者たちが集って交流ができるという利点もあり、はじめての海外経験として保護者の方が送り出すにはぴったりのプログラムと言えると思います。語学学校が打ち出しているジュニア・ティーン対象のサマーキャンプの一例としては以下のようなものです:

  • 語学と各地観光
  • 語学とテニス、バスケットボール、サーフィンなどのスポーツ
  • 語学とTOEFL対策など勉強系
  • 語学とキャンプなどアウトドア
  • 語学と演劇、映画製作、写真など芸術系
  • 語学とダンス

将来的にアメリカの大学で学びたいという中学生、高校生の方はまずはこのよなサマーキャンプを経験してみるのも良いですね。夏のスペシャルプログラムは留学生対象の場合7月、8月が中心です。どんな体験ができるのか、興味がある方はお気軽にお問い合わせください。

アメリカ大学出願:TOEFL試験が免除になるとき

アメリカの大学に正規留学を目指すとき、通らなければならない関門がTest of English as Forein Language(TOEFL) トフルの基準点突破です。このTOEFLはアメリカに限らず130国以上、7500以上もの大学機関で英語力を図る指標として使われています。

TOEFL試験も「大学で通用する英語力」を図る指標になるよう改良を重ねていて、一番新しいインターネットTOEFLではスピーキングの力も試されるようになりました。暗記や文法で点数を稼いでいた日本人の受験者にとってはこの新しいインターネットTOEFLは新たな挑戦と言えるのかもしれません。

さて今日はこのTOEFL試験がアメリカ大学出願において免除になるケースについてお話しします。各大学によってTOEFLを免除する理由は異なりますが、一般的に以下に該当するとTOEFL試験が免除される場合が多いのです。

  1. 英語のネイティブスピーカーである。(海外に住んでいても両親がアメリカ人などで英語が第一言語である場合)
  2. 英語が母国語でない場合において、英語が公共言語として話される大学や高校に2年以上フルタイムで在籍していた。(交換留学やご両親の駐在で英語圏の学校に在籍した経験がある場合に該当するかもしれません)
  3. 英語が母国語でない場合において、英語圏の大学やカレッジの同等の教育レベルで「国語としての英語」を履修し、成績がCあるいはB以上である場合
  4. 大学付属の語学学校、あるいは提携の私立語学学校の進学コースレベル(上級クラス)の集中英語クラスを終了した場合

ここで注目していただきたいのは、3番と4番です。

3番の場合、例えば交換留学や米軍基地内大学などでアメリカ人学生とともに英語のクラスを履修し良い成績を獲得した経験がある場合、あるいはアメリカのコミュニティーカレッジで英語のクラスを履修した場合などが該当します。

4番が一番のポイントになりますが、語学講習所を持つ大学や、提携の私立語学学校の進学英語コースを終了した場合、TOEFLの試験結果がなくともその大学に進学することができる場合があります。英語は理解しているのに、どうしても試験の点数が出ないと悩まれている方には朗報です。

重要なのは、希望進学先をはじめに決め、その大学が持つ語学講習所か提携の私立語学学校に通うということです。

まだ進学先がわからないけれど将来的には正規留学したいという場合には、多くの大学と進学提携を持つ語学学校に入学されるのも良いと思います。

ただがTOEFL、されどTOEFL。

TOEFLはなかなか越えられない壁であるという方、抜け道もあるということです。

頑張りましょう!

語学留学:今からでも間に合います

春です。高校を卒業した皆さんは、4月からの進路を前に胸をときめかせていらっしゃることと思います。

ところがこの震災の影響で、日本の大学の新学期が数か月延期になったところもあるようです。

「日本の大学への入学を待つ間の数週間、短期留学が可能ですか?」そんなお問い合わせをいただきました。

もちろん可能です。

U.S.カレッジコネクションは特にアメリカにオフィスがありますので、学校さえ決めていただければ、あとは学校側と迅速に入学許可取得の手続きをとらせていただきます。ご紹介できる学校も全米に広く所在しておりますので、皆さんのご希望に合わせてお選びいただけます。語学学校と所在地のリストをぜひご覧ください。

語学学校のFLSインターナショナルが先日日本人学生への授業料値引きの決断を出しました。震災を考慮したものです。学生の方には30パーセントの値引きという大きなものです。私たちエージェントもFLSの学費値引きのキャンペーンに協力しています。

7月1日までにプログラムを開始できる日本人学生にこの値引きが適応されます。

今からでも留学が間に合うか迷っているみなさん、

今すぐご連絡ください。

アメリカ大学進学:1万ドル奨学金のチャンス

2014年までにアメリカの大学へ正規留学を目指している方に、耳よりな情報があります。

オンライン上に300校以上もの大学の学生受け入れ担当スタッフが集まる、バーチャルカレッジフェアーに登録、参加するだけで、1万ドルの奨学金があたるかもしれないのです。

このバーチャルカレッジフェアーはカレッジウィークライブ・スプリング(College Week live Spring)というイベントで、アメリカ東部時間の3月23日と24日の午前10時から夜の10時まで行われます。日本時間ですと、23日の夜11時から24日の午前11時、同様に24日の夜11時から25日の午前11時までとなります。

このバーチャルカレッジフェアーの利点は

  1. インターネット上で300校以上もの大学の学生受け入れスタッフの話が聞ける
  2. 同様に現在大学で学ぶ学生の声が聞ける
  3. なんといっても、幸運なお一人には1万ドルの奨学金が付与されること。

この1万ドルの奨学金についてはいくつか基準があります。

  • 事前に主宰するサイトに登録し、3月24日か25日のバーチャルカレッジフェアーの期間中にログインすること。
  • 学校出願の時点で15歳から19歳の間であること
  • 2014年までにアメリカの認定大学機関へ入学すること

この奨学金付与はアメリカ人も留学生もOKというのが嬉しいところです。ちなみに奨学金があたった場合にはお金は直接入学する大学へ振り込まれます。ラッキーなお一人になれなくとも、オンライン上で大学関係者と話ができ、また学校の様子もビデオで見られるのは良い機会だと思います。

もちろんすべて英語ですが、これもまたよい勉強ですね。

興味のある方は以下のアドレスにアクセスしてみてください。

College Week Live Spring: http://www.collegeweeklive.com/

アメリカ大学院出願:変わるGRE

東北関東大震災が発生してから1週間が経過しました。私の実家である岩手県や東北各地、東京近辺の人々は今だに不安な日々を送られています。一日も早い復興を心からお祈りしています。

私自身この状況下、何ができるのか考え続けています。

このような厳しい状況の中、希望を捨てず留学を志す皆さまから問い合わせをいただきました。このお問い合わせには私自身とても心を動かされました。留学アドバイスを仕事とする私は、留学に関する正しい情報やアドバイスを情熱をもって発信していくことが使命なのだと実感しました。

今もアメリカへ進学することを夢見て学び続ける皆様のために、今日から私もまたアメリカ留学の最新情報を更新させていただきます。

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今日ご紹介するのはアメリカの大学院へ進学希望の方ならば、通り抜けなければならない関門、Graduate Record Examination(GRE)についてです。多くの大学ではこのGREという試験で基準点に到達していることを要求しています。現在このGREは数学の部門と英語の語彙力を問うセクションに分かれています。現在という言い方をしたのは、このGREが8月から内容が少し変わるためです。

大きな変更点は:

  • これまでGRE試験はいったん回答して答えの内容を確認してしまった場合、内容を訂正したり、問いの内容がわからないからと次の問いへスキップしたりすることはできなかったのですが、これができるようになります。
  • コンピューターベースのGREでは数学のセクションで計算機機能が組み込まれます。
  • GREの試験時間が少し長くなり4時間程度になります。
  • 現在のGREは正当するたびに少しずづ問題が難しくなるように作られていますが、新しいGREは1セクション毎に質問が難しくなる仕組みになります。例えば、1セクション5問を全て正当の場合、次のセクションは少し難しい問題となるという形です。

日本人にとって一番重要な変化は、語彙のセクションのAnalogies とAntonymsがなくなり、これに代わって英文読解が導入されることです。Analogiesは1組の単語の組み合わせの関連性に1番近い単語の組み合わせを選ぶというもので、Antonymsは反意語を選ぶというものです。GREに出てくる単語はアメリカ人に言わせても難解で日常ほとんど使わないような言葉の連続です。しかしながら、GREの単語対策の参考書などを買って必死に勉強すれば暗記が得意な日本人にとっては越えられない壁ではなかったのです。

この単語問題が新しいGREから消えてしまうことは、日本人にとっては不利に働くのでしょうか?

一概にどちらが良い、悪いということは言えませんが、新しいGRE試験はアメリカの大学院で求められる力が要求されているというのが私の結論です。大学院生になれば、毎日相当量の読書が要求されてくるからです。実際に大学院生になって驚くより、今進学を目指しているうちに、この読解になれておくというのも大切なことではないかと思います。

それでも、これまでのGREの形に慣れており、勉強もこつこつ続けてきたという皆さん、7月までに受験をしてください。

ちなみに、新しいGRE受験者の回答傾向などの調査をするためなのでしょう。8月1日から9月30日までに受験をする方には50パーセントの受験料割引が適応されるとのことです。安いのが何よりという方は、お試しください。

アメリカの大学の中にはGREを課さないところもあります。しかしながら、やはり多くの大学はGREを出願書類の一つとしてあげ、新たにGREを課すことにした大学も増えていますので、良いGREの試験結果を持っているといないのとでは、大学院選択の幅に違いがでてくるということは言えます。

日本の皆様へ:Operation Tomodachi

東京、東北地方を襲った大地震が正式に「東北関東大震災」と命名されていることをアメリカのテレビから確認しました。災害から数日経過し、日本人の皆さんが通常の仕事を開始している姿に感嘆します。

一日も早く復興しようという心意気を感じます。

食料品の配給の列を乱すことなく、落ち着いて順番を待つ人々。

本数が極端に少ない列車を30分以上も待ち、さらに1時間以上歩いて、それでも会社に向かう人々。

そんな日本の様子を世界の人々が見守り、尊敬の意を表しています。

アメリカ軍の日本への救援活動の作戦名はOperation TOMODACHIと言います。

友好国日本のためにアメリカは全力で救助活動にあたると軍関係者は誓います。

世界中の人々が日本のために祈っています。

このような悲惨とも言える日本の状況の中で、グローバルに生きていくことを目標に、留学を志す若い人々がいます。

震災の直後も、その問い合わせはありました。

もう日本からはしばらくは留学の問い合わせはないのでは、そう正直思いましたが、違っていました。

このような状況にもくじけず、目標を達成しようと頑張る皆さんのお役に立ちたいと思います。

今回の災害で留学が少し後回しになるかもしれませんね。

でもあきらめないでください。

今やれることをやれる範囲内で取り組んでみてください。

留学実現には時間がかかります。

今でなくても良いんです。

あきらめないでください。

頑張ってください。

赤十字社の東北関東大震災の義援金の受付についてのページをご紹介します。

http://www.jrc.or.jp/contribution/l3/Vcms3_00002069.html

東北地方三陸沖大地震について

日本時間3月11日に三陸沖に発生した大地震についての情報はアメリカにも届いております。

皆様が、そしてご家族が無事であることをお祈りいたします。

また遺族の方々へは心よりご冥福をお祈りいたします。

私は岩手県の内陸である盛岡市の出身です。

やっと先ほど日本の家族が無事であることの確認がとれました。

でもまだ余震が続き、停電もつづいているとのこと。

被害に遭われた沿岸の人々のことを思うと心が痛みます。

天災に対して私たち人間は無力です。

このような出来事が起こるたびに、

後悔のない生き方をしようと、心に誓います。

ポジティブに、一歩一歩進んでいきましょう。

宮城、岩手など被災地にお住まいの皆さん、
災害の復旧が一日も早く進むことをお祈りしています。

アメリカの多くの友人たちから、「日本の人々へのお祈り”Prayer”しているわ」というメッセージが届きました。

アメリカからの祈りが届きますように。

今入亜希子 U.S.カレッジコネクション代表